この作品もいよいよ大詰め。
ここへきて今までよく見えなかった古地図が大きく見えるところがあって、よく見たら唖然。黄海を挟んで百済の対岸が西百済。だいぶ変形してはいるが、青島のある山東半島のあたりも、古代朝鮮・・・。
う〜ん、これでは中国では放映できないね(敢えて映さなきゃいいのに)。日本はちゃんと「倭」って書いてあったけど、まぁ、もしここに南百済なんて書いてあったらどんなに韓国ドラマ好きの日本人でも怒るだろうから、山東半島を西百済と書かれて怒る気持ちはわかるよ。最近の韓国時代劇は貴重な輸出品だから、諸外国に多少は配慮した表現になっているけど、太王四神記はだいぶ前の作品だから、それを見て外国がどう思うかって考えなかったのかな?
という話は置いておいて、青龍の神物を持っていたチョロは、青龍の呪縛から解き放たれ、一気に美青年に。タムドクの力強き味方になったようである。
しかしタムドクに密かに思いを寄せていたおてんば娘のスジニは、火の力を操ってしまい、自分が黒朱雀であるかもしれないことを自覚し、タムドクから泣く泣く別れて死地に赴く。
ホゲは北の地で虐殺を繰り返し、白虎の神物に辿り着くが、神物を持っていた男はホゲの前で自殺する。白虎はいつ誰によって目覚めるのだろう。
朱雀及び朱雀の主を操っている火天会の長はタムドクにこっぴどくやられたが、まだ死んでいないので油断ならない。朱雀の主ということになっているキハ(実はスジニ)の姉はタムドクの子を宿しており、その子をなんとしても守ろうとしているが、彼女の動きは不可解でよくわからない。利用されるくらいなら、利用してやろう・・と悪どく立ち回っているように見えるが、うまく行ってないようである。
今の所、タムドクには玄武と青龍がつき、朱雀はどっちつかずで不安定、白虎はホゲに取られたがまだ目覚めていない・・・・四神の行方とタムドクの恋、タムドクの子供はどうなるのだろう。