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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【DVD鑑賞録】ヨハン・シュトラウス2世/喜歌劇 《ジプシー男爵》

2013-12-03 01:25:37 | オペラ・バレエ鑑賞
カールマンやレハールを観たあとにこれを観ると、すごく地味な感じがする。特に最初の部分になかなか入って行けず、観ているうちにいつの間にか寝てしまうのだ。2回目も寝てしまい、3度目の正直で、今日ようやく最後まで見ることが出来た。私はヨハン・シュトラウス2世の音楽で育ったようなもんなのに、何てこった!

DVDの出演者は以下の通り。
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指揮:クルト・アイヒホルン
シュトゥットガルト放送交響楽団
監督:アルトゥール・マリア・ラーベナルト

  ホモナイ伯爵:ウォルフガング・ブレンデル
  ザッフィ:エレン・シャーデ
  バリンカイ:ジークフリート・イェルザム
  アルゼーナ:ジャネット・ペリー
  ジュパーン:イワン・レブロフ

1975年ユニテル ドイツ作品
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確かに、1幕は若干単調。ただジプシーの合唱が出てくる頃当たりから躍動感が高まってくる。

「ジプシー男爵」では、合唱が美しいのと、3重唱以上の重唱も多い。カールマンやレハールの作品に比べてオーケストレーションがあっさりしている反面、合唱でボリューム感とスケール感を表現できているような気がした。シュトラウスはオペレッタではなくて本当はオペラを作ろうとしたのだと言われるのも納得してしまう。

また2幕以降、どっかで聞いたようなメロディが聴こえたのも嬉しかった。2幕にベルリオーズのラコッツィ行進曲がちょろっと出てくるし。

そういえば3幕の入場行進曲って、中学の頃、一度ハマッたことがあったなぁ。ジプシー男爵の曲だったということをすっかり忘れていたよ。昔聴いたのは純粋なオーケストラバージョンの「入場行進曲」だったが、オペレッタの中だと、この行進曲は合唱曲なのね。
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