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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

キュリオスティーコーラ(イギリス)

2012-06-27 23:27:07 | 食いしん坊レビュー
コーラと名のつく飲料って、私ってどれくらい飲んだことあるんだろう。

コカコーラやペプシコーラが出しているコーラ(ダイエット用や期間限定へんな味ペプシを含む)は当然として、あとはインカコーラくらいかな。もう一種類くらい飲んだような気がするけど、メッツコーラだったかな・・・・忘れた。

で、それらとは違う「キュリオスティーコーラ」というやつを偶然見つけたんで、それこそ好奇心を抑えられずに買ってしまった。

英国で90年以上も前から守られてきたレシピが使われてるんだって。

原材料を見ると、砂糖、発酵ショウガ根抽出液、カトゥアバエキス、ガラナエキスなどが入っている。



で、お味の方は思ったよりコカコーラと変わらないっていうか、コカコーラよりちょっと薬草っぽい風味があるが、ルートビアほどではない・・・と言う感じ。

カトゥアバエキス、ガラナエキスとか・・・媚薬とか精力剤に入ってそうな成分が入ってるけど、飲んで悶々とするわけでもなし・・・まぁ、好奇心に駆られて飲んだ割には普通だわな。

☆ ☆ ☆

で、そもそもコーラの定義って何だろう?

ウィキペディアを見ると、「コーラ (Cola) という名称は当初コーラの実 (kola nuts) から抽出したほろ苦い味のコーラ・エキスを用いていたことに由来しているが、現在ではコーラの実は含まれていないのが普通であり、香味料の主成分は砂糖やシトラスオイル(オレンジ、ライム、レモン等の皮から)、シナモン、バニラ、その他酸性のものとなっている。複数あるコーラ飲料製造社ではこれらの香味料以外にその会社独自の香味料を加えることで独自の製品として開発している。」とある。

そもそも何だ、コーラの実って? コーラナッツとも呼ばれ、アフリカの熱帯雨林に植生するアオイ科コラノキ属の植物の実だそうな。カフェインが含まれていて、少しずつ噛み砕いて楽しむ嗜好品だって。アフリカの部族なんかだと、族長が噛んでたり客に出されたりする嗜好品らしく、イスラムでも唯一許された興奮剤だとか。

実を直接噛むと強い渋みがあるけど、一時的に空腹感を減らせるんだって・・・・へぇぇ~ダイエットになりそう。

コーラが好きな人って、私も含めて、ほぼ例外なく太っているような気がするが、コーラの源流であるコーラの実に空腹を忘れる効果があったなんて皮肉だね。

いずれにせよ、コーラがもともと薬草飲料であったことは分かった。ごく一部の銘柄にはまだコーラの実が使われているということも書かれていたが、それがどの銘柄なのか分からない。残念ながら今日飲んだキュリオスティーコーラにもコーラの実は使われていないのであった。

でも、もしコーラの実を使ったコーラに出会ったら、アフリカの部族長になった気分で、是非味わってみたいものだね。
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