私は、病院へ通っています。人間50を過ぎると、持病を持っていることは強みです。それだけ、自分の身体を大切にするからです。周りの人たちへの言い訳にも利用出来ますし、周りの人も、無理には酒を薦めなくなります。私の友人で障害年金の手帳を持っている人がいました。見た目は別に、普通の人です。仕事もばりばりです。病名を聞くのもはばかるような方でしたが、確かに障害年金手帳を持っていて、車の運転は出来ませんでした。けれど、弱みといえばそれくらいのことでした。それほどに一生懸命働く人でしたから、当然、給料も沢山もらいました。高給取りでしたから、障害年金の給付は無かったと思います。けれど、その人のとっては給付を受けることが目的ではなかったのです。つまりは保険なのです。自分の身体を大事にする理由が欲しかっただけなのです。偶然に足を悪くしたことを利用したのです。日本のサラリーマンは馬車馬のように働くことを義務付けられています。地位や責任が重くなればなるほどそうなるようです。頭よりも元気さを自慢し、夜更けの仕事や持ち帰り仕事に奔走し、酒を飲むことが社内の融和だと信じ、隠れて、電柱に向かって、吐いたりしています。けれど、皆さん。人生が60歳の定年で終わる時代は終わったのです。サラリーマン時代も人生の一部に過ぎないのです。90を過ぎた元気な老人が「私には持病があってね。」と笑いながら言っているのを知っているでしょうか。
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