ガザ地区における、これまでのハマスの統治は北朝鮮のそれに似ていたのではないかと思われる。ハマスは住民にイスラエルへの憎しみを煽り、それを統治の基本にしてきた。だから、住民がイスラエルとの融和などを言おうものなら、それを激しく弾圧してきたのである。言論統制など世界の権威守護政権が行ってきたことと同じなのである。平和時なら、国連が行う食糧支援などを独占し、貧困層に分け与えることができても、戦争時にはそのような余裕はない。通常の生活を行ってきた住民たちの不満は日に日に高まるのである。なぜ、ハマスはこのような惨状が起こることを予期しながら、イスラエルへの攻撃を行ったのかと批判はハマスに向けられるのである。イスラエルの発表なので、真偽は定かではないが、ガザ南部ハンユニスの住民や中部ディール・アルバラハの住民たちが「ハマスをぶっつぶせ」「戦争をやめろ」と叫ぶ映像が流れている。(くちなし亭、2024.02.02)
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