中国と言う国はコロナから解放されたと宣伝しているが、いまだにコロナにおびえているようだ。ひとたび、コロナの再感染が拡大すれば、政権が持たないと肌で感じているのだろう。武漢のコロナ研究所が今回のパンデミックの発生源ではないかと言われて久しいのだが、コロナを深く知る人の怯えが行動に現れる。中国南部・深セン市の深セン宝安国際空港で19日、空港内飲食店従業員の新型コロナウイルス変異株「デルタ株」への感染が判明し、これを受けて、同空港に離着陸する400便近くのフライトがキャンセルされた。感染者は飛行機から降りてきた客ではない。空港のレストランで働く地元の人だ。一女性がコロナに感染したというだけで、全飛行機を止めてしまうのである。これが怯えでなくて何だろう。この1女性に対する圧力も大変なものがあるだろう。彼女の行動の細部にわたって、調査が進められることだろう。たかがと言ってはいけないのかもしれないが、たかが病気である。中国と韓国の間では往来が緩和されつつある。韓国は中国人の渡航者が中国製のワクチンを打っていれば、入国時の規制を緩和した。しかし、逆に、中国では中国製のワクチンを打った人でも、中国に入るときには厳しい規制を受ける。自国製のワクチンすら信用していないのである。(くちなし亭、2021.06.20)
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