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地下トンネルを掘って、パイプラインから油を盗む?

2024-09-06 10:24:33 | FP
地下にトンネルを掘って、何かを盗むという手法は、私の好きな江戸を舞台にした時代小説には良く出てきて、私を楽しませてくれるのだが、現実のこととなると、大掛かりで、日本ではあまりこの種の事件は聞かない。韓国のことである。倉庫の建物を借りてトンネルを掘る手口で、パイプラインから油を盗もうとした9人が摘発されたという。今年2月8日、忠清南道天安市内の2階建て倉庫から、6月20日までにパイプラインが埋設されている地点までトンネルを掘って、油を盗もうとした容疑である。彼らは一味はスコップやつるはしなどを使って建物の1階部分から地下4メートルのところを幅75センチメートル、高さ90センチメートル、長さ16.8メートルのトンネルを掘った。写真を見ると、かなり立派なトンネルである。しかし、一味の犯行はパイプラインまであと約9メートルという地点で警察に発覚した。この種の犯行は昔ペルーの日本大使館襲撃事件にも使われたが、その他には黄金の仏像などを盗んで、どこかに消えてしまうというものだ。さて、この犯人たちはパイプラインから永遠に油を盗むことを考えたのだろうか。大量に搾取して、犯行が発覚するまでに盗む量ではとてもペイするとは思えない。ほんの少しづつ盗んで、所有者に発覚しないように目論んだのかもしれない。あのワインの天使の分け前のような感覚である。パイプラインにも、多少の自然消滅部分はあるに違いないのである。(くちなし亭、2024.09.06)

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1 コメント

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Unknown (K)
2024-09-06 11:06:32
電気が普及しはじめた、明治期の日本で、電線から電気を盗む行為が頻発したそうです。現在でも発展途上国ではよくみられる行為です。 さて摘発された犯人は法廷で「窃盗罪の対象は財物に限られている。電気は物ではない。刑法に対処物が含まれていない以上窃盗罪は成立しない」との論理を展開しました。悩んだ裁判官は「管理できるものは財物とみなす」という強引な解釈を行いましたが、4年後の明治40年に刑法に「電気は財物とみなす」との条文が加えられました。最近では「仮想通貨は財物か」という論争があったのは、皆さまの記憶にもあると思います。石油は、財物で間違いないでしょうが。
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