夢をかなえるキャッシュフロー表

キャッシュフロー表はあなたの人生を変えることが出来ます。あなたの人生をさらに豊かにします。

経済用語を平気で略す人達。

2009-08-06 11:22:52 | FP
私がサラリーマンであった頃、MOF担という言葉がありました。MOFとはMinistry of Finance=大蔵省の略であります。アメリカから来た言葉ですが、関係者であれば、誰でも分かる隠語のようなものでありました。この略語を若い社員たちがもの知り顔に口にしていたものです。もともとアメリカ人というのは言葉を略すのが好きで、例えば、CIAなどごく当たり前のように使っていますし、自分の国名でさえ、USAと略して使っているのですから、そのお国柄も分かると言うものです。ところで、経済用語はそのアメリカに深く影響を受けています。だから、経済評論家と称する人たちやアメリカかぶれの経営者たちなどが、平然とこの略語を使うようになりました。NTTなどの社名が略語になって、この会社は何の会社だろうと思うことも多くなりました。また、会話の中で、「御社のPER?」などと使うのはまだ可愛いほうで、CEOとか,ABSとか、ROEとか、SPVとか、あるいは、BS、PL、CSとかの言葉が頻繁に飛び出してくるのです。私はTVや講演会のような公共の場では、少なくとも略す前の英文字を一回は最初に言っていただきたいと思うのです。と言うのは略語ですから色々な略語があるのです。CDなどは譲渡性定期預金が普通だと思うのですが、キャッシュディスペンサーだったりするわけです。それを分からないのは勉強不足だと言わんばかりに、平然と使う人たちは少々傲慢です。ただ、皆さんに言っておくと、これらを多用する多くの人たちは、これらの言葉を使って、煙に巻く、つまり、自分の知恵の浅さを隠している場合も多いのです。うそだと思うなら、その人たちに、その言葉の略す前の正確な言葉を聞いてみてご覧なさい。あなたに一瞬、馬鹿にした視線を送るかもしれませんが、ほとんどの人が文字も中身も正確に答えることは出来ませんよ。

Y-FP Office Japan


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする