市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

たまにはアートに浸って

2020-01-19 | 文化芸術
昨日は関東は一日冷たい雨でしたが、今日は回復してホッとしましたね。
センター試験の受験生の皆さん、お疲れさまでした。素敵な春が訪れますように。


さて先日、所用で都内に出た折に、時間が空いたのでふらりとこちらに立ち寄りました。
太田記念美術館


都内でも数少ない浮世絵専門の美術館だそうで、今月は会館40周年記念の肉筆浮世絵名品展


お恥ずかしい話、浮世絵イコール木版画というイメージだったのですが、そうではないんですね。
木版画は絵師、彫師、摺師の分業・合作なのに対して、肉筆画はまさに絵師の1点もの。作者の技量がより表されるのだそうです。

私が最も目を奪われたのが、北斎の娘、葛飾応為「吉原格子先之図」
この画像はクリアファイルの写真を撮ったものなので、本物には遠く及びませんが・・・光と影の表現が絶妙でした。
親子で天才だったんですね~



ところで、市原市内の美術館といえば、高滝湖のほとりの市原湖畔美術館
皆さんは御存知ですか?訪れたこと、ありますか?
先日その運営に関する協議会を傍聴して、「へ~っ!」と思ったことがたくさんあったので、そのうちの二つほど。

まず、貸館スペースの多くがファッション誌などのスチールやムービー撮影で使われていること(昨年は26件)。
オシャレなロケーションが、意外と業界人にも知られているんですね。
まだまだ各方面にPRする余地がありそうです。

その一方で、市内の学校の美術の授業の一環で来館したのは、今年度たった3校・78人だったこと。
当然「もっと学校教育に取り入れては」との意見が相次ぎましたが・・・。
学校側からすれば、ゆとりがない、授業時間の確保が難しい、とのこと。う~ん、厳しい。。

「AIに仕事を奪われる」なんて言われるこれからの時代、驚くとか発見するとか感動するとか、人間臭いことをたくさん経験するって、すごく大事だと思う。
せっかく市内にある唯一の美術館、もっと多くの子どもや若者たちにも気軽に訪れてもらいたいものです。


皆さんの応援が励みになります
人気ブログランキング

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング