市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

下水管の腐食から・・・

2016-09-08 | 都市・交通
今日は午前中は森山さんが委員を務める建設常任委員会を傍聴。
先日、有秋台団地入り口の交差点付近で、下水管の腐食による道路陥没事故が発生したので、そのことに関連して職員から説明がありました。

市内では、これまでに同様の陥没事例が毎年だいだい5.6件は起こっています。
下水管の標準耐用年数は50年なんだそうですが、40年以上経過している下水管路は市内に約15%。
構造上汚水が滞留するような箇所では、硫化水素が発生して腐食がさらに進むそうで、そのような個所も市内にあと20か所以上はあるそうです。
目の前で道路が突然崩れて大きな穴が開いたら・・・なんて、想像するだけで恐ろしいですよね(+_+)

ところが驚くことに、昨年ようやく下水道法が改正されて、5年に1回以上の定期点検の実施が義務付られたばかりなんだそうです!
今まで点検すらされてこなかったなんて、本当にビックリです。いえ、これは決して市原市だけの話ではなく、全国でも同様なんですが・・・。

厳しい財政状況ですが、安心安全には代えられません。きちんと点検維持補修の計画を作れば国からの交付金も降りますから、着実に進めてもらいたいものです。


さてさて、明日はいよいよ私の番。総務常任委員会があります。
会派室で準備中の私。


「婚活inコンビナート~愛のものづくり~」

2016-09-07 | イベント
日一日と確実に秋の訪れを感じる今日この頃。
最近なんだか寂しい・・・」とやけに感じている独身女子のアナタ、
お待たせしました!
市原市恒例の大好評企画、「婚活INコンビナート~愛のものづくり~」のお知らせです(^^)/

臨海部企業と市の協働で開催する婚活イベントで、昨年行われた時の様子はブログで紹介しました。ぜひご覧ください。
婚活inコンビナート~運命の出会いを求めて~
(このときは、35組中13組ものカップルが誕生して大成功!)

コンビナート男子の顔ぶれは、今回もライオン、三井造船、不二サッシなどなど、文句なしの一流企業からのエントリーです。
開催日は10月29日(土)で、応募期間は9月12日~30日。
詳しくは、こちらまで。→ 婚活inコンビナート 参加者募集
ぜひふるってご応募ください!


さて、議会ですが、
明日は建設常任委員会が開かれ、森山さんが出席します。
森山さんはこの後、来週が個別質問、そして初めての決算審査も控え、今必死で準備を進めています。
今が一番の踏ん張り時です。頑張れ!

授業中の事故

2016-09-06 | 教育
今日開かれた教育民生常任委員会では、3つの議案と陳情一つの審査、そのほかいくつかの調査事項について話し合われました。

その中の一つ、
今から3年前に中学校の授業中に起こった事件で、損害賠償を起こされた件についての議案。

事件の概要は、
ソフトボールの授業で、バットを振った生徒の手からバットがすっぽ抜け、近くにいた生徒の顔に当たり、歯を折るなどの怪我をさせたというもの。
怪我をさせた生徒側から被害者側へは約50万円が支払われたのですが、被害者側は、学校側も安全配慮義務を怠ったとして約250万の賠償額を求めて提訴しました。
これに対し、裁判所側から約140万円での和解案を提示されたので、市もこれで解決したい。ついては、議会の承認を得たい、という内容です。

永久歯は折れたら生涯治療費がかかりますから、被害者にしてみれば深刻です。
学校側が確かに安全面に配慮をしていたとしても、それを立証するのはほぼ不可能なので、和解も止む無しでしょう。

以来、当該校では1,2年生のソフトの授業は柔らかいボールとウレタン製のバットに替えていて、市内の他の学校にも同様な対応が徐々に広がっているのだとか。
握力が弱いのか、どうしてもバットをコントロールできずに手から離してしまう子どもが、近頃増えているのだそうです。
中学生がウレタン製のバットでソフトボール、というのはやはり違和感がありますが、安全面に配慮しながら個々の能力に合わせた道具を使うことがまずは大事、ということで、これも仕方ないのでしょうね。

代表質問終了

2016-09-06 | 議会
昨日、代表質問を終えました。

いつもそうなんですが、今回は特に時間が足りませんでした(持ち時間は質問・答弁合わせて40分)。
最初から最後まで早口で、最後は原稿を大幅に省略し、何とかあと1行で納めるところまで行ったのですが、無情にもタイムアウト。
完全に私の力量不足。そして、調査不足もありました。
質問のボリューム配分や抑えなければならないポイントなど、今にして思えばもっといい方法があったと思います。

・・・まあ、次に生かすしかないですね。


今日から4日間、常任委員会が始まります。
私が所属する総務常任委員会(9日)では、補正予算などの議案の審査と、先ごろ市民参加で行った「事務事業の総点検」や公有財産の管理の状況を調査します。
本会議の一般質問よりもむしろ常任委員会のほうが、傍聴者にとってはわかりやすくて面白いと思います。
4日間とも10時から開催します。こちらはインターネット中継はありませんので、ぜひいらしてください(^^)/

ありがとう

2016-09-04 | 障がい者
昨日の長男の件で、大勢の方からご心配頂きました。本当にありがとうございました。
おかげさまで、何とか10日間の猶予期間をいただけることになりました。
この間に、彼の新しい生活の場を見つけたいと思います。

取りあえず明日は代表質問の登壇日。気持ちを切り替えて集中しなくちゃ・・・


本日YOUホールで上映された「みんなの学校


嬉しいことに、立ち見が出るほどの盛況ぶり!
この日のために頑張ってこられた実行委員会のみなさんの思いが報われた一日でした。
これからアンケートを読むのがとても楽しみです。

小出市長をはじめ、教育長や教育委員会の部長の方々もお忙しい中お越しいただいて、最後まで観てくださいました。

挨拶される小出市長



今日はたくさん涙を流しました。
いろんな「ありがとう」の気持ちに心があふれた一日。

突然のピンチ

2016-09-03 | 障がい者
障害者のグループホームに入居している長男が、今日行方不明になってしまいました。
いえ、行方不明というのは実は今に始まったことではなく、
小さいころからこれまで何度も繰り返してきて、本当に多くの方にご迷惑をおかけしてきたのですが・・・。

幸い今回も無事に見つかり(20キロほど離れたコンビニで)、ホッとすると同時に申し訳ない気持ちになったのも束の間、
契約の即刻解除、退去を告げられてしまいました。
おそらく、明日にはグループホームを出ていかなければいけません。

さて、これからどうしようか・・・。


それはさておき、
明日はいよいよYOUホールで映画「みんなの学校」が上映されます!

障害のある子もない子も皆一緒に学ぶ、大阪のある小学校のドキュメンタリー。
以前映画を見て感動したお母さんたちが、「ぜひ市原でも上映したい!」と実行委員会を立ち上げ、実現させました。

上映時間は10時~ 14時~ 18時半~ の三回です。
ぜひいらしてください!

「ぼんやり脳」のすすめ

2016-09-02 | くすり
いつものことですが、
本会議の一般質問のための原稿作成作業は、かなり苦しい。
言いたいことははっきりしていても、もともと言葉に敏感なタイプではないので、「最適な一言」を探すのに一苦労。
ウンウンうなりながら一日中PCの前に座っていても、数行しか進まないこともしょっ中です。

そんな矢先、ある機関誌で「ぼんやり脳」という記事が目に留まりました。

これは近年の大脳研究で明らかになったもので、「ぼんやりする時間を生活に取り入れると、思考力や判断力がアップする」というもの。
人間の脳が一日に消費するエネルギーのうち、細胞の維持活動に使われているのが20%で、残りの80%のうち5%は脳が意識的に活動しているときに消費されています。
じゃあ、残りの75%は?というと、なんとぼんやりしている時に、記憶や情報を整理したり、判断や認識をニュートラルに戻したりと、せっせと働いているのだそうです。
だから、一日に数回、数分でもいいので、ぼんやりした時間を作ることで、かえって作業効率が上がったり、アイディアが生まれやすくなる、とのこと。

そういえば私も、お風呂に入ってボンヤリしている時に限って、ポンッとひらめくことが多い!
(メモれないからそのまま忘れちゃうことも多いけれど(^^;)

例えば、家や仕事場の近くに自分だけの「ぼんやり隠れ家」を見つけておく、のんびり散歩をする、はがきのあて名書きなどの単純作業をする、など意識的に「ぼんやり脳」をつくる環境を設定するといいそうです。
「ぼんやり隠れ家」、いいですね。喫茶店とか、庭園とか、美術館とかでお気に入りが近くにあれば理想ですね~
これから私も意識的に「ぼんやり脳」を生活に取り入れたいと思います。


写真は、今夜開かれた市原市薬剤師会「在宅研究会」の様子。


主に、国のモデル事業「薬局ビジョン事業」などについて話し合いました。
薬剤師が薬局から飛び出して地域に出向き、介護を必要としない元気な高齢者を対象に、認知機能のチェック、かかりつけ薬局についての説明、服薬のアドバイスなどを行う事業です。
地域の健康サポートを担う医療従事者としての薬剤師の可能性が、どんどん広がりつつあることを感じています。

9月議会が始まりました

2016-09-01 | 議会
今日から9月に入りましたが、暑い一日になりそうですね。
そうはいっても、夕方はずい分涼しくなってきました。
私が大好きな夏ももうカウントダウン。大切に過ごしたいと思います。


さて、随分長い間ブログをお休みしてしまいました。
実はもう月曜日から9月議会が始まっていて、相変わらずジタバタしております。ぜんぜん夏を満喫できませんでした・・・(T_T)。

今回一般質問では、こんなことを聞きたいと思います。

1 10年後に向けた市政運営について
 ⑴ 目指す人口を実現するための方策について
 ⑵ 政策と施策の評価システムについて
2 市民や地域との協働の推進について
 ⑴ まちづくりのための窓口機能の強化について
 ⑵ 市民大学の活用について

日ごろ、町会はじめ地域活動に取り組んでいらっしゃる様々な住民の方々と接していて、行政とのやり取りに苦慮し、右往左往されているケースを幾度となく目にしてきました。
例えば「どこに相談してよいのかわからない」「たらい回しにされた挙句にうやむやにされた」「前例がないから無理と言われた」などなど・・・。
いわゆるお役所体質と昔から呼ばれているものですが、なぜ改善されないのでしょう。

今、市原市も人口が頭打ちで税収も確実に減っているけれど、その一方で、住民の生活は多様化していて行政へのニーズもどんどん増えている。
限りある財源で多くのニーズに応えていくためには、どうしても住民のパワーが必要です。
行政と住民が対等な立場で互いに役割分担し、協力し合って地域社会を運営していく。これを「市民との協働」と呼んで、市原市も重要政策として掲げてはいるんです。

でも、市がいくら「協働しましょう」と呼びかけても、相変わらずのお役所意識では、「何都合のいいこと言ってんだい」と市民にそっぽを向かれるばかりです。役所側からもう一歩も二歩も歩み寄るための、何らかの新しい仕組みが必要だと思います。

私は今回の一般質問で、そのためのアイディアをいくつか提示します。
それが出来る出来ないは別として、その答弁のしかたで、これから市原市がどれだけ本気で改革するつもりでいるのかが分かるような気がします。

登壇日時は、9月5日(月)13時からの予定です。
お時間のある方はぜひ傍聴にいらしてください(^o^)/

写真は、湖畔美術館から撮影した夕暮れの高滝湖。

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