昨日、千葉県庁の議会棟で開かれた「子宮頸がんワクチンを考える」勉強会。
勉強会に先立ち、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の千葉県支部設立総会が開かれました。
昨年3月、重篤な副反応に苦しむ一人の女子中学生の新聞記事がきっかけとなり、同様の被害者が次々と声を挙げ、同連絡会が設立されました。
千葉県支部は全国で7番目の設立。今後、大阪・愛知でも予定されています。
現在、県内では14名の被害者が登録されているそうです。
この会場で、私は車椅子に座っていたとても可愛らしい女子高校生とあいさつを交わしました。
彼女は「背が高いんですね」と言って明るく笑いかけてくれました。
勉強会では、まず江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授の隈本邦彦教授が、元NHK記者として薬害を追いかけてらした経験から、とてもわかりやすい講義をしていただきました。
どんな薬剤でも必ず副作用はあります。ですから、必ずそのリスクとベネフィット(効果)を量りにかけて投与されなければならないはずです。
ところが、子宮頸がんワクチンの場合、
・子宮頸がんを起こすウィルス(HPV)は15種類あり、そのうちワクチンがカバーできるのは2種類だけ
・HPVに感染しても、実際に子宮頸がんを発症する割合は0.1%以下と言われている
・ワクチンを接種しても、効果は人によって1000倍の開きがあり、何年持続するのかはわからない
・ワクチンはあくまでも感染を防ぐためであり、いったん感染したウィルスに対しては効果が全くない
・子宮頸がんによる死者は10万人当たり4から5人に対し、ワクチンによる重篤な副作用報告は接種者10万人あたり50人以上(しかもこれは氷山の一角)
これだけのデータを知らされたら、打ちたいという女性はどれだけいるのでしょうか。
こんなワクチンに年間300億円もの血税を使うことが、公衆衛生政策として果たして適切なのでしょうか。
定期接種の名のもと、集団強制という圧力に逆らえず接種し、結果重い副作用を背負ってしまった女子高校生たちやご家族の苦しみは察するに余りあります。
最後に、被害者のご家族3名からの訴えがありました。
頭を針でグサグサと刺される、あるいは肉をそがれるような激しい痛み、脱力発作、視力障害、食物アレルギー、意識障害、言葉の意味がわからない、漢字が読めない、自宅もわからなくなるほどの記憶障害など、30以上もの重篤な症状が続いています。ところが、病院では「精神的ヒステリー」あるいは詐病扱いされたことも。
学校にはほとんど通えなくなり、進学や就職の夢は断たれてしまいました。
重い副作用がまれにあることはTVで知ってはいたけれど、「まさかうちの子が・・・」と皆さん思われていたそうです。副作用と知らずに原因不明の症状で苦しんでいる被害者が、潜在的にまだまだ大勢いることは間違いないでしょう。
先ほど私があいさつを交わした少女の母親も
「あれ以来、私の顔もわからなくなり、笑顔でママと呼ばれることがなくなってしまった」
とお話しされていました。
あんなに明るく振舞っていた彼女がこんなに重い症状を抱えていたことを知って、私はショックで言葉を失ってしまいました。
今回の勉強会は、県議会の「市民ネット・社民・無所属」会派の主催で行われましたが、市原市の保坂市議をはじめ、自民党や民主党の県議、そして自民党の秋本真利衆議院議員も駆け付けて下さいました。
もっと多くの議員にこの実態を知ってもらって、被害者の救済や被害拡大阻止のために、党派を超えて取り組んでいきたいと思っています。
最後に、隈本先生が紹介してくださった、薬害被害者の勝村久治氏の言葉を。
副作用と薬害は違う。
薬は副作用がつきものだが、薬害は人が起こす。
過去の薬害は、カネや名誉欲によって、科学的データが曲げられたり隠されたりしたときに起きている。
勉強会に先立ち、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の千葉県支部設立総会が開かれました。
昨年3月、重篤な副反応に苦しむ一人の女子中学生の新聞記事がきっかけとなり、同様の被害者が次々と声を挙げ、同連絡会が設立されました。
千葉県支部は全国で7番目の設立。今後、大阪・愛知でも予定されています。
現在、県内では14名の被害者が登録されているそうです。
この会場で、私は車椅子に座っていたとても可愛らしい女子高校生とあいさつを交わしました。
彼女は「背が高いんですね」と言って明るく笑いかけてくれました。
勉強会では、まず江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授の隈本邦彦教授が、元NHK記者として薬害を追いかけてらした経験から、とてもわかりやすい講義をしていただきました。
どんな薬剤でも必ず副作用はあります。ですから、必ずそのリスクとベネフィット(効果)を量りにかけて投与されなければならないはずです。
ところが、子宮頸がんワクチンの場合、
・子宮頸がんを起こすウィルス(HPV)は15種類あり、そのうちワクチンがカバーできるのは2種類だけ
・HPVに感染しても、実際に子宮頸がんを発症する割合は0.1%以下と言われている
・ワクチンを接種しても、効果は人によって1000倍の開きがあり、何年持続するのかはわからない
・ワクチンはあくまでも感染を防ぐためであり、いったん感染したウィルスに対しては効果が全くない
・子宮頸がんによる死者は10万人当たり4から5人に対し、ワクチンによる重篤な副作用報告は接種者10万人あたり50人以上(しかもこれは氷山の一角)
これだけのデータを知らされたら、打ちたいという女性はどれだけいるのでしょうか。
こんなワクチンに年間300億円もの血税を使うことが、公衆衛生政策として果たして適切なのでしょうか。
定期接種の名のもと、集団強制という圧力に逆らえず接種し、結果重い副作用を背負ってしまった女子高校生たちやご家族の苦しみは察するに余りあります。
最後に、被害者のご家族3名からの訴えがありました。
頭を針でグサグサと刺される、あるいは肉をそがれるような激しい痛み、脱力発作、視力障害、食物アレルギー、意識障害、言葉の意味がわからない、漢字が読めない、自宅もわからなくなるほどの記憶障害など、30以上もの重篤な症状が続いています。ところが、病院では「精神的ヒステリー」あるいは詐病扱いされたことも。
学校にはほとんど通えなくなり、進学や就職の夢は断たれてしまいました。
重い副作用がまれにあることはTVで知ってはいたけれど、「まさかうちの子が・・・」と皆さん思われていたそうです。副作用と知らずに原因不明の症状で苦しんでいる被害者が、潜在的にまだまだ大勢いることは間違いないでしょう。
先ほど私があいさつを交わした少女の母親も
「あれ以来、私の顔もわからなくなり、笑顔でママと呼ばれることがなくなってしまった」
とお話しされていました。
あんなに明るく振舞っていた彼女がこんなに重い症状を抱えていたことを知って、私はショックで言葉を失ってしまいました。
今回の勉強会は、県議会の「市民ネット・社民・無所属」会派の主催で行われましたが、市原市の保坂市議をはじめ、自民党や民主党の県議、そして自民党の秋本真利衆議院議員も駆け付けて下さいました。
もっと多くの議員にこの実態を知ってもらって、被害者の救済や被害拡大阻止のために、党派を超えて取り組んでいきたいと思っています。
最後に、隈本先生が紹介してくださった、薬害被害者の勝村久治氏の言葉を。
副作用と薬害は違う。
薬は副作用がつきものだが、薬害は人が起こす。
過去の薬害は、カネや名誉欲によって、科学的データが曲げられたり隠されたりしたときに起きている。