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市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

公共施設マネジメントへの挑戦

2013-11-20 | イベント
今日は、午前中は市民ネット内の会議、昼からは木更津ネットの皆さんを事務所に迎えて、互いの近況の報告。

報告会議で、
議会質問の通告締切が29日に迫っているのに「まだ質問項目が定まってない。。」と告白したところ、
木更津ネットの皆さんに「ウソでしょー!!」と大そうビックリされてしまいました(*_*)

木更津市議の田中のりこさんは、議会質問の準備の段取りがいつもメチャクチャ早い。
12月議会を前にしたこの時期に、すでに3月議会の準備をしているんです。

ワタシも田中さんのように先手先手で準備できればどんなにいいか・・・
「よし、次こそは私も!!」・・・と毎回思うのですが。

テーマが定まらないこの時期が、いつも一番苦しいのです。


さて、そんなことを言いながらも、会議の後出席したのが、消防局講堂で行われたこの研修会。

「さいたま市における公共施設マネジメントの取り組み」
講師:さいたま市行財政改革推進本部公共施設マネジメント推進チーム 副理事 西尾真治氏


この研修会は市原市の技術系職員を対象に毎年開かれており、近年は技術系以外の職員や議員にも呼びかけ、共通理解とスキルアップに取り組んでいます。

今回の講演内容の「公共施設のマネジメント」とは要するに、
高度成長時代に一気に整備されたハコモノや道路・水道管などのインフラが今後一斉に老朽化し、加えて人口減少で財政面でも維持管理が困難になる、という危機に対し、どう対処していくか・・・ということなのですが、今ある施設の統廃合も止む無しという可能性も含み、全国の自治体のほとんどが頭を抱えている大問題なのです。
私も以前議会質問に取り上げたり講演会を開いたりしたので、とても興味を持っています。

今回お話を伺ったさいたま市の最もすごいところは、市民への積極的なアプローチです。
パブリックコメントはもちろん、シンポジウムやワークショップの開催、大学の漫画サークルとのコラボによる漫画版パンフの作成など、市民の理解を得るために様々な工夫を凝らしていました。

12月の議会質問には直接関係ないのですが(笑)、とても勉強になりました。
今日の研修会が刺激となって、市原市の取り組みに大きな弾みがつくことを大いに期待しています。

子供の夢に支援を

2013-11-20 | 子ども
まず、とりあえずのお知らせ2本。

市原市では、12月から病児保育事業を始めます。
実施は千葉労災病院で、一日2000円。5時間までなら1000円です。
お問い合わせは、市の保育課まで。

それから本日、辰巳台東地区周辺の地下水から基準を超えるテトラクロロエチレンが検出されたとの知らせがありました。
詳細はまだわかりませんが、今後水質調査を実施し、汚染状況を確認します。
井戸水の使用については、市の保健福祉課にお問い合わせください。


さて、
少し前の新聞に、タイガーマスク運動の「元祖・伊達直人」さんのインタビュー記事を見つけました。
3歳の時に母を亡くし、実父とされた人物に「俺の子じゃない」と言われ、親戚らの家を転々とした子供時代。
11歳の時に預けられた家で「お前がいるから家庭がぎくしゃくする。謝れ」と言い放たれ、「生まれてきてごめんなさい」と口にした時、「この人生を受け入れよう。大人になったら自分のような子どもの力になろう」と決めたのだそうです。

これから生まれようとする命に関しては、不妊治療、出生前診断、着床前診断など、近年の高度生殖医療の進歩やそれに対する社会的・倫理的な問題などがしばしばマスコミに取り上げられ、世間の関心も高いのですが、
その一方で、例えば児童養護施設の子供たちや子供の貧困が話題に上る機会は、相対的に少ないように思います。

「伊達直人」さんの送ったランドセルは、児童養護施設に暮らす子供たちに世間の目を向けさせ、日本人が不慣れな「寄付行為」へのバリアを低くしたという意味でも、大きな役割を果たしたのではないでしょうか。

しかし、寄付をしたくても、2年前の大震災で問題になった義捐金詐欺とまではいかなくとも、送った寄付金が本当に相手のもとに届いているか、有効に役立てられているか、不安でなかなか一歩踏み出せない、という方も多いと思います。

ところが先日、新聞に紹介されていたこんなサイトを見つけて、なるほどと感心しました。
児童支援寄付サイト「ゆめさぽ」

このサイトはユニークですよ。ネットショッピング感覚で寄付ができるんです。
支援の中身も、例えば、
「小学5年生Aくんが書道教室に通う18か月分の費用54000円。一口1000円」
「高校3年生Kさんの保育士専門学校の学費2014年度前期分200000円。 一口1000円」
「4歳Rくんの自転車 17800円。 一口200円」
などなど、とっても具体的。

施設や里親のもとで暮らす子供に対する国の補助は、基本的な生活費のみです。
例えば習い事や塾、大学進学などの費用は支給されず、多くの子供たちが夢をあきらめざるを得ないのが現状なのだそうです。

関心のある方は、ちょっと覗いてみてください。


写真は本文と関係ありませんが、本日船橋で行われた財政の勉強会にて。

お髭が素敵な講師の菅原先生。

財政は難しい・・・。ついていくのがやっとです。
12月議会が終わったら、今度こそ本腰入れて勉強しよう(ー_ー)!!

皆さんの応援が励みになっています


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