市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

50年の歩みをこれからの一歩に

2013-11-17 | イベント
千葉日報を購読してらっしゃる方は、今日の紙面を開いて、「おおっ!!」と驚かれた方も多いことと思います。
ど真ん中の2ページ全面に、「市原市市制施行50周年」のPR記事。私もビックリしました。

記事にもあったように、本日、改修オープンしたばかりの市民会館大ホールで、記念式典が盛大に執り行われました。
式典では、これまで市に貢献してこられた294名と98団体の方々が表彰を受けられました。
大きな節目の年に自分が市政の一端を担う議会の一員であることに対する責任の重さを、改めて感じました。



挨拶される佐久間市長


市原中学校吹奏楽部の皆さんによる合唱
「市原市民歌」「ふるさと」


五井・市原・姉崎・市津・三和の5町が合併した昭和38年が、市の歴史の始まりです。
以降、臨海部に国内有数の工業地帯を擁したことで、当時人口7万の農業と漁業のまちが、人口28万都市へと急速な発展を遂げてきました。
しかし、50年たった現在、社会情勢は大きく変化して、市政は大きな岐路に立たされています。
成長期を終えた市原市が少子高齢化の荒波の中で今後成熟していくためには、これまでの価値観の見直しや大胆な発想の転換が必要になることでしょう。

式典を終えて会場を出ると、ロビーに展示されている市原市出土の貴重な埋蔵文化財の数々が目に飛び込んできました。




この大きな土器は、国分寺台西小付近で出土した初期の須恵器です。
5世紀前半に朝鮮半島から伝わった技術が大阪の窯から徐々に日本に広まっていったわけですが、初期の段階のものが東国で発見されるのは、とても珍しいのだそうです。
この地域がいかに太古から政治や文化の中心として栄えていたか、これら数多くの遺跡はその事実を雄弁に物語っています。

ここでふと思い浮かべたのが、先ほど配られたばかりのパンフレットに書いてあった市原市民憲章です。

市原市民憲章
1 助けあい、心のふれあう、住みよいまちをつくります。
1 自然と歴史を大切にし、文化の香り高いまちをつくります。
1 活気に満ちた、若さみなぎる、豊かなまちをつくります。

もちろんどれも大事ではありますが、私のイチオシ(?)は2番目。
この2番目の精神が、市原市が成熟したまちになるための大きなカギを握っている、と個人的には思っているのですが、、
皆さんはどう思われますか・・・?

佐久間市長と。

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