市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

なせば成る

2012-03-20 | 日々のあれこれ
なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり

かの有名な、上杉鷹山の遺した言葉です。
今日、ある支持者の方から頂いたメール文の最後に、私へのエールとして記されていました。
本当にありがたく、改めてこの言葉を胸に留めています。

上杉鷹山は、あのジョン・F・ケネディー元米大統領に「もっとも尊敬する日本人政治家」と言わしめたということで有名な、江戸時代の米沢藩主です。

わずか17歳で藩主となった時の決意を込めた次の言葉も素晴らしい。

「受次ぎて国の司の身となれば忘るまじきは民の父母」
(藩主としての自分の仕事は父母が子を養うがごとく人民のために尽くすことだ)

彼は、徹底して無駄を省き、会計を透明化して藩の財政難を立ち直らせたり、新しい産業の開発にも大胆に取り組み、しきたりににとらわれない大胆な発想で政治改革に取り組んだそうです。

「なさねば成らぬ」と誰しも頭では分かってはいても、これまで前例がないことに対してはやはり二の足を踏んでしまうものです。
「なせば成る」と自らを律して人民のための政治改革を貫いた意志の強さもさることながら、
人民がその改革を受け入れ、彼についていこうと思わせるその求心力こそが、鷹山を鷹山たらしめたのではないかと思います。

鷹山は、全国の首長によるアンケートでも尊敬する政治家ナンバー1に輝いたこともあるとか。
そうであるならば、日本の政治ももうちょっと良くなっていいはずなのですが、、
どうも鷹山のようにはいかないみたいですね。


しかし!
嬉しいことに市原市では今、新しいうねりが起きています。

私は昨日、「議会改革プロジェクトチーム会議」に出席してきました。
プロジェクトチームのメンバーは、一期生・二期生の若手議員が中心です。

実は、市原市議会では、議会改革に真正面から取り組んでいるところなのです。
長い期間をかけた協議が、ここにきてようやく結実しようとしています。

例えば、政務調査費(議員が議員の仕事をするために報酬とは別に支給される費用)の運用アニュアルづくり。
そして、「透明性」「必要性」「信頼性」を基本理念とする、議会基本条例の制定をも目指しています。

まあ市民の立場から言えば、「今までなかった方が不思議なんですけど」と言いたいところなのですが(^_^;)、
会派や古いしきたりにとらわれず、「なせば成る」の精神で皆頑張っております。

ぜひご期待下さい!

皆さんの応援が励みになっています


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