市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

心と医療

2012-03-04 | 健康・医療
震災関連死1331人

昨日の新聞記事です。
東日本大震災の避難生活で体調を崩す場合や、精神的ストレスによる突然死や自殺も。
原発事故も重なり避難生活は長期化しており、認定数は今後もさらに増加する見込みだそうです。
ストレスが私たちの体に与える影響がいかに大きなものか実感させられます。

ちょうど昨日参加した勉強会でも、講師の北原医師が同じことを力説していました。

糖尿病患者を二つのグループに分けて、
一方には栄養指導や運動療法など、生活改善指導を厳しく行い、もう一方には指導しない。
そうすると、なんと指導されたグループの方が糖尿病が悪化する傾向が大きかったのだそうです。

また、糖尿病は、昔に比べて検査方法も治療方法も格段に進歩しているのに、
人工透析患者は増え続けるばかり。
これは実はストレスが病態を進行させているのではないかという説があるのだそうです。

その他、末期癌の患者がつらい治療をやめた途端に元気になる例は、ちっとも珍しいことではありません。

ストレスという視点とはちょっとずれますが、クスリを例にとると、
睡眠薬を常用量服用してもなお、「眠れない」と訴える入院患者さんに対し、
小麦粉をカプセルに詰めて「これはすごくよく効く睡眠薬ですよ」と言って服用させることがあります。
見事にぐっすり眠れて、患者さんも大満足です。(これをプラセボ効果と言います)

このように、心理状態と身体機能って、驚くほど密接な関係にあるのですね。
被災後の避難所生活で如何にしてストレスを感じないように過ごすか、これは復興への大きなポイントだと思います。
市原市の防災対策も、この点を見落とさないようにしなければなりません。


さて、
今日は市民ネット代表の桑田さんが所属する、市原さくらライオンズクラブのチャリティーお茶会へのご招待を受け、山本さんと参加してきました。
美味しいお茶を味わって、美しい掛け軸や茶道具を愛でる・・・
茶道も広い意味での医療なのかもしれません。

こちらは、裏千家のお席。


次は和室で表千家のお席。


お茶はもちろん、一緒に頂く季節の和菓子も美味しい!

日ごろ何かとストレスの多い?佐久間市長も大満足!でした(^^)

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