写真は、本文とは無関係なのですが、10月29日の上総いちはら国府祭り・練り踊り後の記念撮影。
皆さん、いい顔してます(^^)達成感が疲労感に勝ったという感じです。
さて、先日、消防局で毎月開かれている救急症例検討会を初めて傍聴しました。
市内各消防署・分署の救急隊員から、この日8つの救急事例が発表されました。
例えば、
・自動車同士の衝突事故に通行人も巻き込まれ、一度に多数の負傷者が出た事例
・薬剤の常習性があり、暴れるなど搬送に苦慮した傷病者の事例
・搬送に時間がかかる恐れがありかつ緊急性が高く、ドクターヘリを要請した事例
など、
当時の細かな時間経過や現場の状況、傷病者のバイタルサイン(脈拍や血圧など)などの資料をもとに、
それぞれの事例に対し、状況判断や対応が適切であったのか、参加者全員で丁寧に検証していきます。
助言者には労災病院の救急・集中治療部の医師も参加されていて、医学的な所見も頂きながらの検討会でした。
正直、かなりシビアな意見が飛び交い、ビックリしました。
わずかな判断ミスが命に直結する業務なのですから、それも当然なのでしょうね。
どの事例も大変勉強になったのですが、
私は特別養護老人ホームで心肺停止状態になった、100歳を超えるお年寄りの事例が特に気になりました。
高齢の場合、もしもの時にどの程度まで救命処置をするのか、ご本人やご家族、かかりつけ病院との間で事前に話し合い、明文化している施設は、まだまだ少ないようです。
病院では、入院時に必ず行っていることなのですが(少なくとも、私が勤めていた複数の病院ではそうでした)、福祉施設となるとまだその辺の認識は確立されていないのでしょうか。
近いうちに市の担当部局に尋ねてみようと思います。
H24年12月より、千葉県では、消防指令業務の統合・広域化が図られることになっています。
県内に31ヵ所ある消防本部の指令センターが、「北西部」と「北東部・南部」の2ブロックにまとめられます。
市原市は「北東部・南部」ブロックです。
つまり、今まで市原市消防局で受けていた市原市内の119番は、「北東部・南部ブロック」共同指令センター(千葉市消防局内)で受けられ、指令もそこから出されることになるのです。
「そんなに広域にしちゃって大丈夫なの?」「きめ細かな対応ができるの?」という不安はありますが、
例えば市境で事故が起きた場合、隣の市からも救急車を出動させることができるようになるなど、連携強化の面でのメリットも。
ここは、救急サービスのレベルアップに日々精進している市消防局の頑張りに期待しましょう。
最後に、も一つ気になるドクターヘリについて。
市原市からの要請は年間20~30回。一回飛ばすと約60万円かかるそうです(^_^;)
皆さん、いい顔してます(^^)達成感が疲労感に勝ったという感じです。
さて、先日、消防局で毎月開かれている救急症例検討会を初めて傍聴しました。
市内各消防署・分署の救急隊員から、この日8つの救急事例が発表されました。
例えば、
・自動車同士の衝突事故に通行人も巻き込まれ、一度に多数の負傷者が出た事例
・薬剤の常習性があり、暴れるなど搬送に苦慮した傷病者の事例
・搬送に時間がかかる恐れがありかつ緊急性が高く、ドクターヘリを要請した事例
など、
当時の細かな時間経過や現場の状況、傷病者のバイタルサイン(脈拍や血圧など)などの資料をもとに、
それぞれの事例に対し、状況判断や対応が適切であったのか、参加者全員で丁寧に検証していきます。
助言者には労災病院の救急・集中治療部の医師も参加されていて、医学的な所見も頂きながらの検討会でした。
正直、かなりシビアな意見が飛び交い、ビックリしました。
わずかな判断ミスが命に直結する業務なのですから、それも当然なのでしょうね。
どの事例も大変勉強になったのですが、
私は特別養護老人ホームで心肺停止状態になった、100歳を超えるお年寄りの事例が特に気になりました。
高齢の場合、もしもの時にどの程度まで救命処置をするのか、ご本人やご家族、かかりつけ病院との間で事前に話し合い、明文化している施設は、まだまだ少ないようです。
病院では、入院時に必ず行っていることなのですが(少なくとも、私が勤めていた複数の病院ではそうでした)、福祉施設となるとまだその辺の認識は確立されていないのでしょうか。
近いうちに市の担当部局に尋ねてみようと思います。
H24年12月より、千葉県では、消防指令業務の統合・広域化が図られることになっています。
県内に31ヵ所ある消防本部の指令センターが、「北西部」と「北東部・南部」の2ブロックにまとめられます。
市原市は「北東部・南部」ブロックです。
つまり、今まで市原市消防局で受けていた市原市内の119番は、「北東部・南部ブロック」共同指令センター(千葉市消防局内)で受けられ、指令もそこから出されることになるのです。
「そんなに広域にしちゃって大丈夫なの?」「きめ細かな対応ができるの?」という不安はありますが、
例えば市境で事故が起きた場合、隣の市からも救急車を出動させることができるようになるなど、連携強化の面でのメリットも。
ここは、救急サービスのレベルアップに日々精進している市消防局の頑張りに期待しましょう。
最後に、も一つ気になるドクターヘリについて。
市原市からの要請は年間20~30回。一回飛ばすと約60万円かかるそうです(^_^;)