クラブユース選手権2回戦は、札幌0対1鹿島
前半21分のCKからの失点をはね返せず。8強を逃した。
だが、今季に限っては「全国の舞台」を体験できただけでも御の字か。
さて本題。開幕直後の4カ月余りの中断。7月のアウエー4連戦。
ACLに合わせた試合の前倒し。コロナ禍による試合の後ろ送り。
いろいろあった今季の札幌を振り返る恒例の狂歌集をお届けする。
まずは前半戦から<横浜M戦2戦消化後のアウエー鳥栖戦までの17戦
太陽の 光もかすむ 嵐来る 春一番も シュートの雨も
(春一番が吹き荒れた開幕戦は、シュート数20対24の乱打戦に)
待ち受ける ハマの一味を 沈めるは 再開飾る 武蔵の祝砲
(一美の同点ゴールを許すが、武蔵の2得点で再開初戦を飾る)
鹿狩りに 黄色いお札 乱れ飛ぶ 水飲むたびに FWも消ゆ
(札幌の5人にイエロー。前後半の飲水時に武蔵・ジェイが負傷交代)
平塚の 眠気を覚ます ミシャ采配 たった4枚で 夜のざわめき
(黒船来航の狂歌のもじり。ハーフタイムで驚きの4枚とっかえ)
暴れ馬 無敗の土産 落とし去る 駿馬が拾って 北にお届け
(荒野拓馬が一発退場。タナシュンの初得点などで2点差を追いつく)
北の地で 金の卵が 競り合うが どうだと決める 先輩の意地
(ユニバ金の新人競演の一方で、15年ユニバ銅の室屋が同点ゴール)
駒落ちの 王者に抗う 北の駒 馬とネコとで 拓く2勝目
(主力を欠く昨季王者から、駒井・拓馬・拓郎のゴールで今季2勝目)
代表の 後輩出し抜く 西の刺客 無敗に別れ 蛍の光
(菅対西のA代表対決は2点目アシストの西に軍配。決勝点は山口蛍)
8月の リベンジ弾を 決められる 8月を名に 持つ助っ人に
(昨年8月の8対0の雪辱を許す。ヘナト「アウグスト」が決勝点)
学生を 終戦の日に 繰り出すが 特攻実らず 猛爆浴びる
(明大4年の小柏をスタメン起用の学徒動員。だが、6失点の大敗)
厚別の 得点阻む 亀の甲 ひびは入れたが 先行き見えず
(ニータンの甲羅のようにゴール前を固めた大分に何とか引き分け)
ヨコハマに 笑顔が咲いた 初得点 決められた相手 失点サイタ
(昨季得点王の仲川が今季初得点。札幌の26失点はJ1最多に)
8月の 尾張に勝てず ミシャ錯乱 カオスのPK 阻む豪脚
(キッカー選びにもめたPKを豪代表GKランゲラックが足で防ぐ)
4枚替え 4の災い もたらすか 背番号4が 4枚目ツモ
(後半途中に4枚替え敢行。だが、終了間際に菅が4枚目のイエロー)
重陽に 若手徴用も 抜け出せず トンネルならぬ おくのほそ道
(重陽の節句に8戦勝ちなし。セレッソ奥埜の2得点に沈む)
日英が ドッピエッタの 馬鹿試合 最後の最後に シバかれて泣く
(健勇とジェイがそれぞれ2得点。後半ATに柴戸に決勝点を許す)
暗闇に 弱音漏らした 指揮官に 月は照らねど 駒が導く
(駒井が先制ミドル。9戦勝てずに進退を口にしたミシャに白星贈呈)
前半戦は17戦4勝5分け8敗の勝ち点17
開幕戦の「オルンガの衝撃」を味わいながらも、
アウエー4連戦を含む7月を無敗で乗り切った。
しかし、8、9月に9戦勝ちなし(2分け7敗)と大苦戦。
ホープフルSを勝ったのは一番人気のダノンザキッド
東スポ2歳S経由の3戦3勝は、今年の三冠馬コントレイルと同じ歩み。
来年のクラシック戦線で、鞍上の川田は
グレナディアガーズとダノンザキッドのどちらを選ぶのか・・・
それにしても、二番人気のランドオブリバティの大逸走には呆然。
馬名にその言葉を刻んでいるとはいえ「自由」にも程がある。
まあ、3連複のうまみは増したが・・・「鬼滅馬券」の枠連は惜しかった。
有馬記念の軍資金がささやかに増えたので、
いろいろお遊び馬券にも手を出すつもり。