ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

14年の既視感

2015年06月30日 | コンサドーレ

東京ドームの武田1失点を喜び、札幌ドームの武田1失点に落胆した。

大分戦 ドームでシンジが よみがえり 昨季のスコアも よみがえるとは

6月は「5戦無敗を遂げた月」じゃないからな。「1勝で終わった月」だからな。


  • ナビスコ杯

決勝Tの組み合わせが決定<FC東京×鹿島 ×神戸 G大阪×名古屋 新潟×浦和

神戸の顔合わせは、レアンドロ絡みの因縁が興味深い。

  • 1号

鷹の祭典@東京ドームは、マッハを3対1で下して3年ぶりの勝利。

打撃戦は必至と考える

大外れ。双方ともニケタ安打に届かず。今宮・福田・鬼崎といった選手が

適時打を放つ「伏兵の競演」の一戦になった。

先発の武田は毎回走者を背負いながらも、6回1失点の粘投で7勝目。

ただ、この勝利の立役者は二番手に登板した寺原と考える

<7、8回の2イニングを主軸含む打者6人で片づけて無失点

詳しい観戦記は明日にでも。


大分戦の展望プラスワン

2015年06月29日 | コンサドーレ

きのうのJ2は大宮金沢千葉といった上位陣が黒星。

きょう札幌が大分に勝てば4位に浮上できる。

また、順位とは別に「昇格をめざす」と口にする以上は、

やはり前半戦で二ケタは勝ちたい きょう勝てば望みがつながる。

つーか、そもそもホームで最下位に負けてはいかんよね

大分はここまで19戦2勝7分け10敗。勝ち点わずか13止まり。

4月の長崎戦を最後に、10戦未勝利(6分け4敗)が続いている。

6月に田坂監督を解任した後も調子は上向かず、

地元紙にも「後任監督探しは難航」と書き立てられる始末。

さすがに、この相手には引き分けでも負けに等しいと考えるべし。

2点以上を奪っての勝利を東京ドームで祈る

・・・というわけで、鷹の祭典@東京ドームも語る。

今季は全143戦。ソフトバンクはきのう71戦を消化。

つまり、この東京ドームがちょうど折り返しの一戦になる。

相手は2位西武。予告先発は武田×牧田と発表された。

23日に「雨の大宮」で投げ合った2人である。

今回は悪天候の心配はないが、やはりお互いに不慣れなマウンド。

よって、打撃戦は必至と考える。何しろ現在のレオ打線は凄い

シーズン240本ペースで安打を量産している一番秋山。

キャプテン栗山が二番。浅村・おかわり・メヒアの主軸の後に

「驚異の十代」森友哉が待ち構える。本塁打76本はリーグ1位。

この打線は異常だわ(ほめ言葉)

もっとも、西武ファンも「何しろ現在のタカ打線は凄い」

「柳田・内川・デホの主軸の後に松田&中村晃って異常だわ」とか言っているかも

現在のNPB最高水準の壮絶なノーガードの打ち合いに期待する。

注目は10年ドラフトの逸話(注)が残る柳田×秋山の変態レベルの首位打者争い

・・・はもちろん、大宮に消えた「幻の18号」のデホの打ち直しも見たい。

それにしても、始球式のゲストが「おのののか」とはガッカリだわ。

「美人すぎるビール売り子」という過去のふれ込みが、そもそもビール売り子に失礼。

交流戦で足を運んで実感したが、現在の東京ドームには、

この娘よりカワイイ売り子なんぞいくらでもいるよ。しかし、ワタシのイチ押しはQVCマリン

注:2010年ドラフトで、ソフトバンクは秋山の2位指名を決めていたが、

直前に王会長の「鶴の一声」で柳田に変更。決め手はその打球の飛距離だった。

王さんの眼力はさすがだったが、秋山が育てる「センター秋山」も見たかったような。

まあ、この年は地方の大学に良い素材が多かったかも。一方で、早大トリオは・・・


  • J2

大宮0対2東京V 首位大宮、13戦ぶりの黒星

金沢1対3京都 小京都のクラブ、「本家」に敗れて3位転落

水戸0対1横浜FC キングの最年長ゴールが終了間際の決勝点に

  • J3

富山2対5山口 首位山口が2失点後に5得点。三上のゴールは空砲に終わる

秋田1対2長野 2位長野は終盤に秋田を突き放す。小山内はさすがにベンチ外

福島1対1J22 純貴×奈良の対決は痛み分けに終わる

  • JFL

八戸2対1ホンダ 横河1対2仙台 ロック2対1大阪

前期Vの八戸がホンダを下す。阿波加は中筋にやられたのか。

国見時代のプレーを見たことがある。平山の14番を継いでいた

仙台も連勝。ロックは逆転で後期初勝利。

なお、鹿児島と大分は地元の天皇杯予選で県代表を射止めた。

  • 宮杯プレミア

札幌U184対0流経大柏 今季2勝目を完勝で飾る。

流経大柏は21日に総体予選決勝を市船と戦って3対2で勝利。

開幕戦で負けた市船を下した相手に勝った、という三段論法で

春先よりも力を付けた・・・と考えたい。

  • 1号

7対3で鎧武に勝利。雨天中止を挟んで3連勝。

帆足が今季初先発初白星。今季は13球団相手の勝利が達成できるかな?

過去の「満塁の呪い」がウソみたいに、松田が2度の満塁機に適時打&4打点。

  • JRA

鳴尾記念を勝ったラブリーデイあたりが怪しい

とか帝王賞の時に思いつきながら、大外枠を嫌ってこのザマorz

宝塚記念は、帝王賞で得た資金をほとんど吐き出す惨敗に終わった。

まあ、ラブリーデイを押さえていたとしても、

ゴールドシップがアレでは、馬券を取れなかったと思うが・・・

こーいう馬なんだよね。もはや愛しさすら湧いてきたわ。

それにしても、出遅れ&馬名が似ているという理由で、

検索数が急上昇したルーラーシップが気の毒だったねwww


宝塚記念の予想

2015年06月28日 | ギャンブル

本題の前にドゥラメンテに鶴。うーん、秋競馬の楽しみが・・・

気持ちを切り替えて、本日の宝塚記念を考える。昨年の大もうけ再び。

まずファン投票1位の8枠15番ゴールドシップ

13年・14年に史上初の宝塚連覇。阪神の重賞7戦6勝2着1回の実績。

13年・14年と同じゲンの良い8枠を引き当てたうえ、

CM起用馬の04年タップダンスシチーと同じ15番。

このレース、この馬に求められるのは「やる気を出すこと」の一点に尽きる。

ただ、「平地GⅠ3連覇」の偉業は、祖父マックもできなかった難題。

今年もフェノーメノが春天3連覇への挑戦を目前に力尽きた。

ゴールドシップを阪神で倒す馬。それは常識知らずの型破りな一頭だろう。

それに当てはまるのは、状態次第だが、7枠14番トーホウジャッカル

思えば祖父マックの春天3連覇を阻んだのも、前年の菊花賞馬ライスシャワーだった。

ダービー開催週にデビューして、菊を制した「奇跡の馬」再びを期待する。

他に馬券に絡みそうな馬には4頭を挙げる。

牡馬混合レースで好走し、56キロという斤量に負けそうにない

6枠11番ヌーヴォレコルト 7枠13番ラキシスの牝馬2頭。

昨年2着の3枠5番カレンミロティック

昨年のダービー馬4枠7番ワンアンドオンリー

特に後者は、昨年のダービー馬が今年のダービー騎手を背に激走する姿を見たい。

ただ、この馬もドバイ帰りで現在の状態が気がかりだが・・・

14・15-5・7・11・13・14・15

馬単フォーメーション10通りに500円ずつ5千円

14・15-5・7・11・13・14・15-5・7・11・13・14・15

三連単フォーメーション40通りに200円ずつ8千円 総額1万3千円投資

1枠2番トーセンスターダムは1800までの馬と考える。

鳴尾記念を勝った8枠16番ラブリーデイは、今回は大外枠を嫌った。


  • 女子W杯

なでしこ1対0豪州 日中の消耗戦を制してベスト4。

互いに足が止まりかけた終盤は、やはりセットプレーが怖いな。

  • J1

浦和5対2新潟 浦和、無敗で1stを制す

FC東京3対2清水 武藤ラストマッチで白星。清水は最下位で1st終了

山形1対3G大阪 宇佐美、J1初めてのハット。山形は降格圏脱出ならず

「移籍を前提」と公式が明言した以上、帰ってこないと考えるべきだろう。

調べたところ、書類による一次選考はすでに終わり、

30日のアミノバイタル・フィールド(調布市)の二次選考を経て、

来月上旬に現地で最終選考をするスケジュールらしい。

ただ、これはアマ向けの日程かも。榊は「飛び級」ではないかな?

確かに今季は試合出場はおろか、ベンチ入りもできていなかったが、

率直に言って、季節外れの「15番病」の感が拭えない。

まあ、本田さんマネーがHFCに流れてくるように頑張れ。

一方で、ウインドーが開く直前に、前線の選手が移籍に動いたということは、

もしかして札幌はこのポジションの補強に動いているのかと勘繰りたくなる。


風雲昇り龍その後

2015年06月27日 | プロレス・格闘技

当ブログに2月に以下のように記した。

引退試合の会場は、そのキャリアから両国国技館しかないと思うが、はたして

ビンゴ。天龍源一郎の引退試合が11月15日の両国国技館大会に決まった。

大相撲、プロレスと渡り歩いた天龍の格闘技人生は、国技館で始まり国技館で終わる。

・・・あれ? 11月15日?

あちゃあ、J3相模原×長野@ギオンの当日か。工藤よ、小山内よ、スマン(あっさり)

この引退試合には何としても足を運びたい。そうなると、気になるのは対戦相手だが・・・

レインメーカー、出てこい!!


  • 1号

鎧武に5対1の白星。初回にわずか4球で先制に成功し、この回3得点で優位に。

先発の中田賢は5勝目を挙げたが、9回のアウト二つが取れずに降板。

よく投げてくれたが、欲を言えば、完投でリリーフ陣を休ませてほしかったな。

まあ、本日の仙台は雨予報なので休める可能性大。アタマを勝ててよかった。

中村も早く熱を下げるように

それにしても、マッハ・・・この相手に先の3連戦でよく勝ち越せたな。

フォーゼの早大ドラ1コンビをこんがり炎上させるとは。

秋山は初回に三塁打をマークしていたから、サイクル行けると思ったけれどねえ。


デートコースはゴール裏・第12話/07年J2

2015年06月26日 | デートコースはG裏

今年もこちらの方から宮崎の美味しい果物が届いた。感謝に堪えない。

宮崎には九州在住時に何回も足を運んだが、特に印象に残っているのは、

07年2月の札幌のTM川崎戦@綾町ホークスのキャンプ@生目の杜のハシゴ。

ミヤチクのステーキ&酒仙の杜の完熟ポーク&ぐんけいの地頭鶏と肉もハシゴした

今回は札幌がJ2優勝&J1昇格を遂げたこの年の思い出を語る。


この年は、今振り返ってもアクティブに動いた感がある。

前年の入れ替え戦に敗れて、福岡がJ2に戻り、

九州でJ2を見られるスタジアムが再び2カ所になったことや、

旧ブログを開設し、ネタ集めに走り回ったことが背景にある。

札幌の九州4戦以外にも、博多の森&鳥栖にたびたび「敵情視察」に赴いた。

8月には当時JFLだった熊本栃木の対戦@水前寺にも足を運んだ。

また、5月には「日本サッカーの父」デットマール・クラマー氏

孫弟子の監督2人(注1)がいる九州を訪問。

福岡市内での講演会で、そのお話を聴けたことは貴重な体験だった。

この年の札幌は「J2は攻めたら負け」の哲学を持つ三浦俊也監督の下で

  • 両SBが上がらない4バック
  • ダヴィ&中山元気の2トップで前線からハイプレス
  • ロースコアの展開に持ち込み、後半に砂川誠や石井謙伍を投入して勝負

というサッカーを徹底。昇格争いに留まり続けて、最終節で東京V・京都との

三つ巴を制し、27勝10分け11敗の勝ち点91でJ2優勝を果たした。

「つまらん」「守備的すぎる」「志が低い」という批判を

時に身内の札幌サポからも浴びたが、九州4戦では3勝1敗の好成績を挙げた。

特に博多の森の2戦。5月は終了間際の謙伍の勝ち越し点で2対1の白星。

10月は謙伍の退場を乗り越え、岡本のJ初得点を守り切ってウノゼロ勝ち。

そろって感動的な試合だった。特に5月の一戦については、

2号は生観戦だけでは飽き足らず、NHK福岡の中継録画を何度もリプレイ

謙伍の勝ち越し点の瞬間、画面に大映しになるリティの絶望的な表情

繰り返し見ては、ニヤニヤしていたwww

しかし、ワタシの印象に最も残った一戦は、博多の森の2戦ではない。

下の「秘密兵器」西大伍のシュータリングが炸裂した10月の愛媛戦@松山である。

アウエーゴール裏で見たあの決勝弾は、今でもなぜ入ったのか説明できない。

ただ、ゴール後もボールがネットに絡みつくように回転していたことを覚えている。

さらに、この一戦が印象に残っているのは、

翌朝に福岡に戻り、まっすぐ帰宅・・・せずに、そのまま佐賀に直行し、

札幌と昇格を争っていた京都鳥栖の対戦@佐賀陸に赴いて、

京都黒星の「呪詛」に成功したという理由もある。

こんな自己満足まる出しのバカをやった札幌サポはワタシのみと今も自負している。

(第13話に続く)


  • とっておきの一枚

この年に佐賀で開かれた高校総体のひとコマ(注2)。

右は室蘭大谷時代の宮澤裕樹である。今も昔も「俺らの10番」

なお、この時点では宮澤は自身の進路を明らかにしていなかったが、

室蘭大谷の先輩である佐藤尽さん(現・札幌U15監督)や

黒のユニを着たワタシが駆け付けたので、さすがに観念したのかも・・・

注1:クラマー氏はバイエルン・ミュンヘンで「皇帝」ベッケンバウアーを指導。

その「皇帝」が率いて90年W杯を制した西独代表にいたのが福岡のリティ監督(当時)。

また、クラマー氏はメキシコ五輪の時代に鳥栖の松本育夫GM(当時)を指導。

松本さんの弟子の一人が、鳥栖の岸野監督(当時)だった。

注2:サッカーは一部の試合会場が福岡県内に分散。上の室蘭大谷×山形中央は春日市開催。


  • 1号

マッハに9対6の勝利。この3連戦も何とか勝ち越し。

3回までに双方合わせて本塁打4本の乱打戦。

松田が2年ぶりの20号到達。7回の4得点にも絡む3打点の活躍。

ただ、今季一軍初登板の先発・岩嵜が期待を裏切る3回4失点。

5勝目が転がり込んだ二番手の二保も2失点といまひとつの出来。

攝津と大隣が戦線を離脱した現在、日本人投手の奮起を求める。