ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

うれしい誤算

2022年08月31日 | ホークス
昨夜のパ・リーグは、西武が3対1で日本ハムを下した。
試合が無かったソフトバンクは2位転落。
残り試合数はすでに30戦を切り、ペナントレースは大詰めである。

終盤戦の苦境に文字通りの「ホープ」が現れるのか注目している

コロナ感染による主力の大量離脱を受けて、以前にこんな一文を記したが、
二軍から昇格した若手野手の最近の台頭は予想外の収穫だった。
藤本監督曰く「筑後ホークス」(二軍本拠地が筑後市にあることが由来)の活躍で、
ギータ抹消の23日以降の7連戦は4勝3敗と粘れた。

この「筑後ホークス」を象徴する若手4人の戦績は以下の通り。
  • 谷川原(15年ドラ3)6戦23打数7安打6打点
  • 増田(17年ドラ3)7戦21打数6安打5打点
  • 野村大(18年ドラ3)7戦29打数7安打5打点
  • 正木(21年ドラ2)7戦12打数6安打2本塁打2打点
4人で18打点。7戦の総得点が42点なので4割超をたたき出した計算に。
日本ハム3連戦はポンセのノーヒッターもあって、やや尻すぼみになったが、
仙台・札幌・大阪を経て本拠地に戻る今夜から再び巻き返してほしい。
欲を言えば、武田がリタイアした現在、「筑後ホークス」の投手版も誕生しないかなあ。

西からの凶報

2022年08月30日 | コンサドーレ
12位福岡。13位札幌。ともに勝ち点28で残留争いの渦中。
そんな両クラブにショックな凶報が舞い込んだ。


「現住地」を追われ、「本籍地」への復帰もほぼ絶望だろう。
来季の福岡への完全移籍に合意していた、とも報じられたが、
移籍金を含めてご破算となった。残念に思う。

福岡の発表によると、発覚までの流れは以下の通り。
  1. 8月26日深夜に自宅で飲酒
  2. 同27日午前9時ごろに車を運転して雁ノ巣クラブハウスへ
  3. 道中の交差点で信号待ち中に居眠り
  4. 駆けつけた警察官の呼気検査で基準値超えのアルコール検知
要は前夜の深酒が抜けなかった、ということか。
自らへの戒めとしたい事案である。深酒の機会はめっきり減ったが。
何しろ札幌が「勝利の美酒」を飲ませてくれないので

そんな皮肉はさておき、「8月26日」「雁ノ巣クラブハウス」
二つの言葉に、かつて福岡県民だったワタシが思い出したことがある。

2006年8月25日深夜に、雁ノ巣近くの海の中道大橋で起きた
子ども3人が犠牲になった飲酒運転死亡事故である。

この痛ましい事故を受けて、この時期の福岡県警は、
飲酒・酒気帯び運転の取り締まりを強化しているのではないか
・・・と思って、福岡県警のHPをのぞいたらビンゴ。
25日から31日まで「飲酒運転撲滅週間」に定めていた

むろん飲酒・酒気帯び運転は年間365日を通して許されることではないが、
この時期にこの場所でやらかしたことに深く失望せざるを得ない。
再起の道はきわめて険しいものになるだろう。
「酒気帯び運転をやらかした元福岡の選手」の引き取り手なんて・・・
ああ、ポルトガルにあるかもしれないか。なあ邦★
国内で可能性があるのは山形・仙台で柳を重用した木山監督の岡山かな・・・乾のような練習参加まではありそうな

  • ホークス
ロッテに2対3の逆転負け。首位キープとはいえ、2位西武とゲーム差なし。
やはり大阪も「鷹の災展」になってしまったorz
1点リードで迎えた5回無死一、三塁の好機に、甲斐のスクイズ失敗と
ガルビスの暴走が重なる拙攻で、無得点に終わったのがケチのつけ始め。
その後は中継ぎ陣が踏ん張り切れず、山口と荻野に適時打を許した。
今季初登板初先発の奥村が5回1失点と試合をつくっただけに残念。

土日のサッカーシーン

2022年08月29日 | サッカー
ノーマルtotoは4戦外しの憂き目に。願掛けという点では、
マツダ車が期待通りの、トヨタ車が期待外れの走りだった感。

さて、きのう札幌が示した「決意表明」は後日改めて語るとして、
札幌がお休みだった週末のサッカーシーンを振り返る。
  • J1
C大阪0対3広島 広島2位浮上。C大阪はほぼ4カ月ぶりの本拠地黒星
川崎2対1鹿島 3連勝の川崎が鹿島と入れ替わりで3位浮上
清水1対0京都 乾が移籍後初ゴール。清水が残留に前進
  • J2
町田0対1横浜FC ウノゼロで3連勝。横浜FCが首位を守る
仙台0対2千葉 3連敗の3位仙台。2位新潟と残り9戦で勝ち点10差
群馬0対1岡山 4位岡山が3位仙台と勝ち点1差に迫る 
  • J3
藤枝0対3いわき 上位対決は首位いわきに軍配。藤枝は暫定ながら7位転落
鹿児島3対4今治 今治が2位鹿児島撃破。FWインディオがハット&退場の大暴れ
松本1対0讃岐 連勝の3位松本が2位鹿児島に勝ち点で並ぶ
  • JFL
武蔵野1対1奈良 高知1対2大阪 ホンダ1対0びわこ 枚方0対1青森
武蔵野と引き分けた奈良が3位転落。大阪が首位に返り咲き。ホンダも2位浮上。
勝ち点30に届いた青森も4位浮上。決勝点はPKによるものだが、
キッカーがGK廣末(元FC東京)だったとか。GKの2季連続ゴールは珍事

  • ホークス
日本ハムを6対0で下して3連戦勝ち越し。
先発・千賀ら4投手が13奪三振&零封リレーで、前日の雪辱を遂げた。
ドラ2ルーキーの正木が先制2号ソロ含む4安打。
4回には同点を阻むレーザービームを見せて攻守に活躍した。
離脱者続出の中でよく白星を積み重ねているが、
今夜は鷹の災展祭典@大阪(ロッテ戦)が控える<しかもブルペン・デー必至

土曜日の血の涙

2022年08月28日 | 日記・その他
  • 血の涙その1:G大阪の鈴木武蔵がJ1で2年ぶりゴール
神戸と入れ替わりでブービー脱出&13位札幌に勝ち点3差に迫る。
あまりにも鮮やかなスーパーミドルで称えるしかないのが何とも。
31日の福岡戦は、どう転んでも札幌にはキツイ結果になる。
  • 血の涙その2:日本ハムのポンセがノーヒッター
ソフトバンク打線を相手に113球・2四死球の熱投。
来日初完投初完封が無安打投球の快挙。
1シーズンにノーヒッター5人は82年ぶりでNPB最多タイ。
2リーグ制以降は初めてとか。今季はもう1人ぐらい出そうな雰囲気。
ポンセと言えば、昭和生まれの世代には「大洋のスーパーマリオ」だが、
こちらのポンセも日本の球界にしっかりと名前を刻んだ。
一方で、右ヒジの張りで3回限りで降板した武田の具合が気がかり。

テイオー&ゴルシ北上

2022年08月27日 | 漫画・アニメ・特撮
本題の前に、鶴見五郎に菊。「国際血盟軍」も3人が世を去った。
地味な流浪の悪役だったが、レスラーからもファンからも評価は高く、
かつては馬場さんも全日本への所属を打診していた。
あの時にSWSに移籍しなかったら・・・と考えたくなるレスラーのひとりである。

さて本題。筑後への呪詛も空しく、札幌が13位に順位を下げた凶事は
いったん忘れて、ウマ絡みの道内の催しを再び紹介する。


これまでオグリゆかりの笠松競馬やウララゆかりの高知競馬とコラボし、
盛況だったウマ娘のイベントが帯広に上陸する。
ウマ娘にばんばは登場しないが、「ばんえいウマ娘」というジャンルは
ネット上に存在し、多くの長身&マッチョの娘の二次創作を生んできた。
また、ウマ娘から派生したマンガ「シンデレラグレイ」には、
「ローカルシリーズの開催拠点」として帯広を図示するひとコマがあり、
かの世界にもばんえいレース@帯広が存在することは半ば公式設定となっていた。

もともと帯広競馬場は荒川弘「銀の匙」において、気軽に立ち寄れる
数少ない聖地(注)のひとつであり、マンガ・アニメオタとの親和性は高い。
昨年の「騎手のばんば足蹴事件」からのイメージ回復の一環でもあるのだろう。
テイオー&ゴルシの「中の人」に、元NHK競馬実況アナ&リアル馬主である
「スーパーひとし君」を交えたトークは、なかなかディープな内容になりそうだ。
足を運べる人はぜひ楽しんでほしい。そして、我が家がお世話になりっ放しの
帯広の「高橋まんじゅう屋」にも、いくばくかのお金を落としてもらえたら幸いだwww

なお、ワタシはこの3連休は18日の横浜M戦@日産に足を運ぶとともに、
ローズS@中京セントライト記念@中山のトライアルGⅡにうつつを抜かす予定。
ばんえい競馬の盛況・札幌の白星・フトコロにお金の三重奏を祈る3連休となる。
注:銀の匙の作中に登場する施設・農場は、作物や家畜の防疫上の理由で、許可なしに立ち入れない場所が多い

  • ホークス
日本ハムに10対0の大勝。2回に増田の適時二塁打などで3点先取。
5回にもデスパイネと野村大の連続二塁打で3点を加点。
8回にも打者9人で3点をもぎ取り、9回には代打・海野のプロ初本塁打も出た。
主力と若手がかみ合って「テン良し・なか良し・しまい良し」の白星に。