ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

サプライズ補強

2016年06月30日 | コンサドーレ

「フッキが64億円で上海上港に移籍」<札幌にはいくら入るかな?

「ドゥラメンテ電撃引退」と驚きの知らせが続いた29日だったが、札幌にもサプライズ到来。

鳥栖のDF菊地直哉をレンタルで獲得

夏場の途中補強は、前半戦折り返しの横浜FC戦後に語る構えだったが、

稲本長期離脱&宮澤肉離れという近況を考慮し、多くのサポと同じく

「DFもできるボランチ」「守りのユーティリティ」を望むつもりでいた。

最近、鹿島から鳥栖に移籍した青木のようなタイプを思い描いていたのだが、

結果的に、その青木に押し出される格好で、菊地が札幌にやってくるとわ。

  • 菊地直哉(きくち・なおや)

84・11・24生 181センチ 74キロ 静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身

清水ジュニアユース、清水商高を経て、03年に磐田加入。

03年ワールドユースでは8強進出に貢献。04年にはアテネ五輪代表に選出。

05年の新潟レンタルを経て、06年に磐田に復帰し、奥大介の8番を背負った。

ボランチもCBもSBも高いレベルでこなし、王者・磐田の「至宝」の1人だった。

正直、札幌には「高嶺の花」だったなあ・・・あの事件を起こすまでは

07年6月に15歳少女へのわいせつ容疑で逮捕。起訴猶予となったが、磐田を解雇される。

7月にはJFAから一年間の国内選手登録停止処分を受けて、一時はすべてを失った。

2年間の渡独を経て、経営危機が表面化した大分に09年途中から加入。

この補強は、当時の大分サポの間で賛否が割れたと記憶しているが、

大分がJ2に降格した10年も35戦に出場。オフのサポ投票でMVPに選ばれた。

また、この年は、岡田武史監督が率いたアジア杯予選のA代表にも招集されている。

以後は新潟や鳥栖でプレー。いまやJ1の試合出場が200戦を上回るベテランになった。

今回の菊地獲得は、ワタシの希望通りの選手の補強で文句はない。

こんなに粒ぞろいのDFを放出して大丈夫か? とかえって鳥栖を心配してしまう

<青木を獲りつつ、丹羽を千葉へ、坂井を長崎へそれぞれレンタル

一方で、過去の不祥事は、菊地に一生付いて回る問題だろう。

札幌サポには、選手やクラブ関係者のピッチ外の不祥事で肩身の狭い思いをした

苦い経験があるし、今回も外部からあれこれ揶揄されることは避けられまい。

もし何か問題を起こせば、期待しているサポだけではなく、

同郷のクラブ社長や高校の「伝説の先輩」にも迷惑をかけると肝に銘じてほしい。

まあ、今季の札幌では、クスリでしくじった過去を持つブラジル人FWが更正しつつあり、

スネに傷を持つ選手がひとり二人増えても、今さら大した問題ではあるまい。

サポも苦い経験を経て、今では試合に勝つたびに「ス~スキノで抜こう~」

合唱するほどにふてぶてしくなったし(違)。


  • U23親善試合

日本4対1南アフリカ PKで失点後に4得点。この勢いがリオでも続くか?

  • ホークス

7対6でロッテに延長サヨナラ勝ち。江戸の敵を福岡で討った

ナバーロの2ラン2発を浴び、1対6になった時は、27日の悪夢再びと思ったが、

8回に1死一、二塁から怒涛の4連打で一挙5得点。

10回の今宮の4安打目がサヨナラ二塁打になった。上位対決の白星は喜びもひとしお。

しかし正直、「できるんだったら東京でもやれや・・・」というやっかみが消えぬ。

  • 帝王賞

コパノリッキーが初制覇。ワタシが軸にしたホッコータルマエ

前走から15キロ増のリッキーに12馬身差を、

3着サウンドトゥルーにも3馬身半差をつけられる残念すぎる4着orz

ドゥラメンテといい、きのうは「ドバイ帰り」の厄日だったよ・・・ 


見どころはあったが負けた

2016年06月29日 | ホークス

27日の鷹の祭典@東京ドーム。もはや6月の終わりの風物詩。

このイベントを迎えると、今年もそろそろ折り返しか、という気持ちになる。

まあ、残念ながら、ウノゼロ負けを喫した14年に続いて、

東京ドームで2年越しでロッテに連敗し、折り返しを飾れなかったがorz

この試合のスタメン。先発の武田については、

終盤の失点癖は本日の致命傷になるかもしれない

と記していたが、この予言が悪い意味で裏切られた

初回に2死走者なしから主軸に3連打を浴びて2失点。

2回も下位打線に粘られ、球数を増やし、3回は先頭から3連続四球を与えて4失点。

86球も費やし、被安打6・四球4・失点6の散々な内容に終わった。

武田が崩れるのは、縦に大きく割れる変化球でストライクが取れないケースが多く、

屋外球場、とりわけ風が強いQVCでは、そのリスクが高まる傾向がある。

しかし、このロッテ戦はドーム球場。言い訳はできない。

思うに、初回に3連打を浴びて、「高め厳禁」と低めへの意識が強くなり過ぎ、

自滅に近い格好で制球を乱したのではないか。

年に一度限りの大事な都内のホーム戦だったが、

3回終了時で0対6では、さすがのクドちゃんも「中継ぎ品評会」に走るのみ。

おかげで久しぶりに五十嵐の力投がおがめたが、

二番手のバリオスが、ドーム天井にかするナバーロの特大2ランを浴びるなど2回3失点。

試合全体を通しては、この3失点が致命傷になった。

この不出来では、緊迫した場面ではまだ使えない<案の定、きのう28日に登録抹消

一方で、打線は12安打といぜん元気なところを見せてくれた。

7回は中村の二塁打などで2点を返し、9回は2死満塁から今宮が走者一掃の三塁打。

続く上林も適時二塁打を放ち、3点差にまで追い上げた。

惜しむらくは、次のギータがあっさりと早打ちし、遊ゴロに倒れたこと。

この時、涌井はすでに130球超を投げており、粘っていれば四球で出塁もあったかも。

3点ビハインドの9回に、走者2人を出して、四番内川というシーンだったら、

スタンドも最高潮の盛り上がりで後押しできたが・・・

この日のギータは5打数2安打1盗塁と活躍はしたが、

8回に内川のハーフライナーにとび出して併殺を食らうなど、空回り気味だった。

大量9点を挙げて、祭典クラッシュを遂げた左翼席のロッテファンの黒い歓喜。

ホームとビジターを入れ替え、2週間後に左翼席に集うタカキチにはリベンジを見せてほしい。

  • おまけ

始球式に登場した西内まりや嬢(中央)。残念ながら「勝利の女神」にはなれず。

初めてヤフオク!以外の球場に登場した「ふうさん」(中央)。

東京ドームでも、いろいろと不気味な独特のムーブを披露してくれた。

大量のルミカライトを駆使した試合後の「光の祭典」

チャンピオン・ブルーの光の渦も、負けてしまえば、カラ松ブルーにしか見えず痛々しいorz


  • 帝王賞の予想

出走12頭のうち、7頭が中央馬。今年から道営競馬に移籍したナムラビクターも含めて

中央勢の優位は否めず、おそらく1~3着を独占するとみる。

軸はすでにこのレースを2度制した7枠10番ホッコータルマエ

ドゥラメンテやリアルスティールといった「ドバイ帰り」の最近の不遇が気になるが、

それでも3着入線は外すまい。

かしわ記念を勝った3枠3番コパノリッキー 今年上り調子の1枠1番アスカノロマン

休み明け2走目となる2枠2番ノンコノユメ6枠7番サウンドトゥルーを絡める。

トリガミを恐れず、3連複10-1・2・3・7の6通りに500円ずつ総額3千円投資

  • 時代劇コミック「乱」に「変身忍者嵐X」が登場

「風雲児たち」の掲載誌に、「ザ・モモタロウ」のにわのまことが新連載。

プロレス&変身忍者嵐と言えば、3月に亡くなったハヤブサである。

主人公ハヤテのポーズに、ハヤブサへのオマージュを感じたプオタはワタシだけか?


課題はあったが勝った

2016年06月28日 | コンサドーレ

本題の前に、ソンユン、リオ五輪代表選出おめ 22歳の誕生日に何よりの朗報だね。

さて、26日の群馬戦はウノゼロ勝ち。前半戦折り返しを控えて勝ち点40台に到達。

ゴール前 ヘイスがお辞儀 3連勝 月に吠えるは 朔太郎の地

ホントにお辞儀を見るような、ヘイスの決勝ヘッド。DFの前にするりと入った

ポジション取りはなかなかの嗅覚。似たようなゴールをつい最近見たような・・・

そうだ、当日早朝放映の欧州選手権、ポルトガル×クロアチアのクアレスマの決勝点だ。

まあ、「内村がアレをふかさなければ」「都倉がアレを枠に入れていれば」

もっと楽な展開になったと思うし、終了間際にあわや失点の場面を作られたのも

反省点だが、それは函館への宿題とする。

なお、都倉の4枚目ツモについて。背番号9の函館お休みは残念だが、

後半戦初めのC大阪、岡山と続く上位陣相手のアウエー連戦に、

都倉を起用できる可能性が高まった。見方によっては朗報だろうと考える。


  • 欧州選手権

イタリア2対0スペイン アイスランド2対1イングランド

イタリア、前回大会決勝のリベンジを果たし、スペインの3連覇を阻む。

アイスランド、逆転勝ちでジャイキリ達成。04年大会を制したギリシャに似てきた。

リーマンショックの影響でEU入りを断念し、一時は経済が破たんした国の代表が

EU離脱に大揺れの国の代表を撃破とは、何の因果か。

  • ホークス

鷹の祭典@東京ドームは、ロッテに6対9の黒星。

先発の武田が背信の3回6失点orz 終盤の反撃は見応えがあったが・・・

詳しい観戦記は明日にでも。

  • 新日本後楽園大会

今年のG1出場選手、A・Bブロック各10人を発表。

Aブロックはオカダや棚橋に加えて、4年ぶり参戦の丸藤や

初出場のタマ・トンガ、SANADAが並んだ。

来月18日の開幕戦@札幌きたえーるでは

オカダ×丸藤 棚橋×SANADAの好カードが実現する。

Bブロックは内藤や柴田に加えて、

オメガ、ヨシハシ、EVIL、そして中嶋勝彦が初出場。

一方で、天山や裕二郎が落選した。

特に、かつて3度の優勝を遂げた「夏男」天山の怒りは凄まじい。

本当にインフルエンザ・ウイルスをまき散らすかも・・・

ワタシも、小島や永田さんといった「第三世代」がみな落選ならば

ともかく、なぜ天山のみ?という疑問がぬぐえない。何の伏線なのか・・・


鷹の祭典@東京ドームの展望

2016年06月27日 | ホークス

札幌3連勝の喜びを語るのは明日に回して、

本日は年に一度の「鷹の祭典@東京ドーム」の展望を語る。

2位ロッテとの上位対決。交流戦MVPの城所の活躍や、松田の「アツオー!!」など

見たいものが多いが、まず注目するべきは、武田と涌井の両先発の投げ合いだろう。

今季のこのカードは、ソフトバンクが11戦7勝3敗1分けと勝ち越しているが、

武田はロッテ戦にわずか1戦の先発で、勝ち負けなしの結果しか残していない。

5月29日の交流戦前最後のリーグ戦@QVC

7回に井口の代打同点2ラン。8回にデスパイネの大飛球を城所がスーパーキャッチ。

そして、9回に松田の決勝2ランが出た一戦、と言えば、双方のファンの記憶に新しい。

武田は昨季の東京ドームで「レオキラー」ぶりを発揮したが、

今季の東京ドームでは野手に救われた5月の恩返しを見てみたい。

ただ、5月の一戦と同じく、交流戦を通しての武田は、最多勝争いこそ演じたが、

7回以降の失点が目立つ 相手が涌井ゆえ、1点が重い展開も予想されるので、

終盤の失点癖は本日の致命傷になるかもしれない。ベンチがどれだけ辛抱できるか?

ちなみに、およそ2週間後の7月12日(火)には、同じ東京ドームを

ロッテのホームとして対戦する。先発の顔合わせはおそらく本日と同じ。

白星を挙げて、2週間後に向けた良いイメージをモノにできるのはどちらだろう。


  • J2

C大阪1対0東京V 2位セレッソもウノゼロ勝ちで札幌を追走

京都1対2松本 注目の上位対決は松本に軍配。京都は今季初連敗

千葉1対2北九州 ブービー北九州に不覚。千葉がフクアリで今季初黒星

  • J3

鹿児島1対0藤枝 鹿児島、終盤の決勝点で首位キープ

栃木1対0琉球 ともに勝ち点27。2位栃木が鹿児島と並走

長野2対1相模原 5位長野と首位鹿児島の勝ち点差はわずか2

  • JFL

岡崎3対3流経大 大阪3対0八戸 大分1対1沼津 ロック4対1仙台

流経大、0対3から追いつかれる不覚。岡崎の同点ゴールは元札幌の吉弘

大阪は後期初勝利。沼津は連続ドローの後期スタート。

ロックは昨季JFL王者の仙台を本拠地で圧倒。次節はアウエーで沼津戦。

  • 欧州選手権

フランス2対1アイルランド ドイツ3対0スロバキア ベルギー4対0ハンガリー

開催国。ブラジルW杯王者。FIFAランク2位。それぞれ前評判通りに8強進出。

  • ホークス

5対1で楽天を下し、交流戦後の最初のカードを勝ち越し。

5回1失点の先発・中田に3勝目がついたが、二番手・岩嵜の好投が光った。

12年の祭典で白星を挙げた東京ドームで出番は来るか?

  • JRA

05年スイープトウショウ以来の牝馬V。宝塚記念を制したのはマリアライト

ダービーで泣いた鞍上の蛯名に、初めての「春のGP制覇」を贈った。

ワタシの期待にも十二分に応えたが、鳴尾記念組が案外で馬券は全滅orz

こじはる3連単にまたも及ばず、という無惨な結果に終わった。

2着入線後に歩様が乱れ、凱旋門賞を断念したドゥラメンテの状態も気にかかる。


群馬戦の展望

2016年06月26日 | コンサドーレ

札幌~函館の距離を考えると、本日は「夏の遠征4連戦の第1弾」と言ってよい。

相手の群馬はここまで19戦4勝5分け10敗。勝ち点17の20位に沈んでいる。

開幕2連勝を飾った後は4連敗を含む10戦未勝利。

そのトンネルを抜けたと思ったら、5月のアウエー清水戦で0対8の大虐殺を食らった。

おかげで、総失点は31とリーグで2番目に多い。

しかし一方で、総得点は22とリーグ10位。攻撃力は「中堅」と言える。

その軸がFW瀬川と右サイド高橋の新加入コンビ それぞれ6得点を挙げた。

瀬川は明大卒のルーキーながら、札幌を手こずらせた北九州からハットを記録。

高橋は本来はFWで、FC琉球時代にはJFL得点王にも輝いた点取り屋である。

琉球でのプレーが長い、ということは、この時期の暑さにも耐性がありそうだ

この2人には、自由にボールを持たせてはいけないのはもちろん、MF松下のミドルや

プレースキックのこぼれ球も抜け目なく狙ってくるので、十分にケアしてほしい。

ちなみに、本日の前橋の天気は最高気温30度超の予報orz

夜の試合とはいえ、かなりの蒸し暑さを覚悟した方がいいだろう。

この時期の上州名物の「突然の雷雨」にも警戒を要する。

普通に試合をこなすだけでも、相当の消耗を免れない。先制されたら尚更だ。

何とか得意の「先行逃げ切り」の展開に持ち込むべし

この一戦、札幌に都倉、群馬に坪内、と双方のサポには「懐かしい顔」がいる。

しかし、こちらは勝ち点40台に王手。再会を懐かしむ気持ちはさておき、

前半戦の折り返しを前に、冷静に確実に、勝ち点80への折り返しを済ませてほしい。


  • J1

鹿島2対0福岡 山本&土居の東北コンビが前期Vを導く。大伍にもおめでとう

川崎2対0大宮 憲剛のミドル炸裂も、前期Vには一歩届かず

G大阪3対3名古屋 ガンバ、宇佐美の送別試合を白星で飾れず

  • 欧州選手権

ポーランド1(5PK4)1スイス 敗れたスイスだが、シャキリのゴラッソは眼福

ウェールズ1対0北アイルランド 「ブリテン対決」はオウン・ゴールで決着

ポルトガル0(1延長0)0クロアチア ポルトガル、今大会初勝利を挙げて8強へ

  • ホークス

2対4で楽天に逆転負け。先発・東浜が7回に痛恨の2発を浴びて今季初黒星。

二番手・森福にも今季初めての自責点が付いて、とうとう防御率ゼロにピリオド。

打線も10三振と、いろいろ残念な一戦になってしまった。

  • JRA

宝塚記念のヒモ馬を修正。ラブリーデイを斬り、

1枠1番フェイムゲーム3枠5番シュバルグランのハーツクライ産駒2頭を追加。

3連複10通り。最高40万馬券を含むが、はたして。