ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

清水戦の展望

2012年03月31日 | コンサドーレ

この清水戦。リーグ戦4戦目で、早くも「分岐点」が来たと感じている。

他会場では新潟×G大阪、横浜M×鹿島と「今季未勝利対決」が2カード。

そして、次節からは柏、名古屋と難敵との連戦が待ち受ける。

「今季の日程君もなかなかやるな」と感心している。

ここで勝ち点3を奪わないと、かなりの苦境に追い込まれる。

しかし、苦手の日本平で清水に勝つのは、至難の業だろう<公式戦5戦5敗

過去には負けたのみならず、選手生命にかかわる大怪我をした選手まで出した。

ワタシも98年のJ開幕戦&01年のJ1リーグ戦に足を運んだが、

オレンジ軍団のマントラ応援とアレックスにこてんぱんにされた苦い記憶しかない。

しかも、10年以上が過ぎたのに、アレックスがまだいるし<別人だってば

メディアの多くは、ノブリン・純平・真希の日本平への凱旋に言及しているが、

アレックス×ノースの豪代表対決やこちらの夫婦対決など、見どころが多い一戦である。

試合展開を予想すると、激しい「プレス合戦」は必至。ここで主導権を握りたい。

また、清水は今季3戦、すべてセットプレーで失点してきたので、FKやCKは大切に。

清水サポにとって、ノブリン率いるチームに負けるのは相当の屈辱のはずだ

純平や真希の活躍で白星を挙げて、「札幌に負けたが、札幌に負けた気がしない」

オレンジ軍団を悔しがらせてみたい。


  • U19代表

櫛引OUT&荒野IN

同じクラブから代理招集、それも異なるポジションの選手とは珍しいと思ったが、

荒野は事実上、熊谷アンドリューの代役か。いずれにせよ、GON44の大暴れを期待する。

  • ホークス

投げては攝津初白星、森福初ホールド、ファルキー初セーブ。

打っては松田初打席初アーチ、明石初安打初打点。

数字を積み重ねてほしい選手に、うれしい「初」が付いた開幕戦の白星だった。

内川・松中・小久保の主軸にも当たりが出たら、さらによかったけれど。

ああ、ペーニャも初安打&初盗塁おめ・・・って、大砲を獲ったはずだったのだがw

気がかりなのは本多の負傷と、始球式を務めたSMAP中居の精神状態だな。

心はヤフードームから東京ドームに飛んでいたに違いない。読売の体たらくにさぞイライラしたと察する


東へ西へ

2012年03月30日 | 日記・その他

ホークス開幕スタメン予想。昨季に続いて松中がらみで外したorz

福ちゃん残念。ペーニャは下位でブンブン振り回してこい、ということかな。

さて、この週末はJリーグ、プロ野球に加えて、日本からはるか東と西でも注目の戦いが。

  • 太平洋の東~WWE「レッスルマニア」28

1年前に発表という異例のメーン「ロック様×シナ」がどんな結末を迎えるか?

ワタシの注目は「アンダーテイカー×HHH」のヘル・イン・ア・セル戦。

特別レフェリーがショーン。金網の中で千両役者3人がそろい踏みとは。

  • インド洋の西~ドバイWC

14頭出走。2番にエイシンフラッシュ。5番にスマートファルコン。10番にトランセンド。

昨年の感激の日本馬ワン・ツーの再現はなるか?

ほか4レースに出走する日本馬4頭の健闘も期待する。


  • U19代表

馬と入れ替わるように、UAEに遠征。札幌からは櫛引・小山内・榊が選出

ワタシと同姓の選手は外れたが、2号の旧姓と同姓の選手は選ばれた。

4号と同名の選手も2人いる。つーか、同名のコンビが多いよね<調べたら4組


12年ホークスの展望/下

2012年03月29日 | ホークス

きのう28日はパリーグ6球団の開幕戦出場選手の公示があった。

ホークスはだいたい予想通りの顔ぶれだったが、外野陣で多村が外れて、

江川・中村が入ったのが少し意外だったかな。一軍枠を巡る競争もいよいよ始まった。

だから、川も「開幕メジャー入り」のみで満足してくれるな

【野手編】

きのうの投手編に続いて、今季のホークスの野手を語る。

地元生え抜きの人気選手だった柴原が引退。松中が7年契約の最終年度。

小久保が2千本安打に残り38本<よほどの故障がない限り、到達は堅いとみる

川のメジャー移籍と合わせて、大きな節目を迎えそうだ。

その川を欠く二遊間は、本多と明石のコンビになりそうな気配。

故障に泣いて、一時は三軍にまで落ちた道産子・明石のブレイクに期待する。

2番打者としては、ポンちゃんほど小技が利くタイプではないのが、気がかりだが。

一方で、「川の穴」は単に二遊間にはとどまらない。ムードメーカーとしても貢献大だった。

川が北京五輪にドナドナ&故障で長期離脱した08年の順位を思い出してほしい

この代役を担うのは、得点源としても期待がかかる内川&松田の仲良しコンビか。

ウッチーは今季はさすがに研究されて、昨季のような数字は残せないかもしれない。

マッチも「トリプル・スリー」を意識しすぎて、どっちつかずに陥りそうな不安がある。

2人とも自分の持ち味を忘れず、のびのびと野球をしてほしい。

なお、ここまで日本人野手の名前ばかりを挙げているのは、

ひとえにペーニャ&カブの助っ人選手2人にまるで期待が持てないからであるorz

【総括】

投打両面で抜けた戦力の大きさを考えると、V3は至難の業だろう。

OBのクドちゃんら多くの評論家がBクラスに予想しているのも無理はない。

ワタシも良くてCS出場圏(=Aクラス)入りかなあと、やや弱気になっている。

今季は順位よりも、向こう10年のホークスを託せる選手の出現を楽しみにする。

では、今夜の報ステの監督6人の集合に先立って、開幕スタメンの予想。

  1. 二・本多
  2. 遊・明石
  3. 左・内川
  4. D・ペーニャ
  5. 一・小久保
  6. 三・松田
  7. 中・長谷川
  8. 右・福田
  9. 捕・細川

開幕投手は攝津。2戦目は岩嵜。3戦目は渚<これは地元紙情報による

多村を欠く外野陣には、左翼に松中を置くことも考えたが、

脚部に不安を抱える内川を不慣れな中堅に置くリスクを考えて、

多村と福田を素直に入れ替えた。松中には「左のあぶさん」の役割を期待する。


12年ホークスの展望/上

2012年03月28日 | ホークス

日本でもイタリアでも黒のクラブの監督解任が騒ぎに。

だが、空気を読まずに、パリーグ開幕が2日後に迫ったホークスの今季をあれこれ語る。

【投手編】

和田・杉内・ホールトンの三本柱の移籍に加えて、守護神・馬原の故障離脱。

数字に直すと、44勝&貯金24&19セーブを失った計算になる。

昨年の日本一の栄光から一転、「満つれば欠くる」が世の習いとはいえ、

もはや笑うしかない惨状である

この投手陣で先発の柱になるのは、昨季14勝を挙げて、

日本シリーズでも中継ぎ・抑えまでこなした攝津であるのは間違いない。

だが、09年&10年の連続70試合登板に加えて、昨季のフル回転を見ると、

正直いつ故障してもおかしくないと考える<6月で30歳と決して若くはないし

攝津に次ぐ期待がかかるのは、昨季そこそこの勝ち星を残した山田・岩嵜の若手組や

帆足・ペニーの新加入組、そして復活に挑む渚といったあたりか。

しかし、このような「前評判」で名前が挙がる投手が活躍を見せても、

上に示した「失われた数字」の穴埋めは難しいと思う。

「こんな投手が埋もれていたんだ」とファンを驚かせる「彗星」が出現してほしい。

そして、中継ぎ・抑え。「3時間半ルール」の継続で、今季も早めの継投策が重要になる。

馬原を欠く現在のリリーフ陣で、昨季19セーブを挙げたファルキーにかかる期待は大きい。

だが、連投をこなせるタイプではないので、「Wストッパー」の確立が望ましい。

もう一人のストッパー候補の筆頭は森福だろう。

たかが11球で蚊トンボを獅子に変える。日本シリーズとはそういうものだ

OP戦の投球を見ても、本人に自信を、対戦打者に弱気の虫を植え付けた感がある。

幸い、元メジャー岡島やルーキー嘉弥真の加入で「左の中継ぎ」は厚みを増した。

序盤戦は投手陣総動員で「勝利の方程式」の確立を急いでほしい。


【映画】シャーロック・ホームズ シャドウゲーム

2012年03月27日 | 日記・その他

2010年にシネコンで第1作を見たので、先日、続編の本作も見に行った。

以下、ネタバレを含む感想を述べる。まずは第1作の感想を改めて並べる。

  1. 謎解き映画にあらず。この作品のホームズ&ワトソンは「ルパン&次元」
  2. 「峰不二子」を務めるアドラー嬢の魅力がイマイチ
  3. 続編の敵役モリアーティ教授が過去のホームズものと同じ型に陥らないか?

なお、断っておくが、ワタシはこのシリーズのホームズ&ワトソンは「あり」と考える。

「ドイルの原作のイメージをぶち壊した」と批判する人に対しては、

「原作の読み解きが浅いんじゃないの?」と、むしろ冷ややかな目で見ている。

誇張されたきらいはあるが、原作の2人も「危険人物」の要素を十分に含んでいると思う。

でも、本作のマイクロフトは少しひどかった。原作でも多分に変人だが、あれじゃあ、ただの変態オジサン

しかし、残念ながら、ワタシの本作への評価は第1作より低い。

3の不安がもろに的中してしまったからだ

第1作の「かつてないホームズ&ワトソン×新しいタイプの敵役」という構成に比べて、

本作の「かつてないホームズ&ワトソン×旧態依然の敵役」という構成には違和感がある。

犯罪界のナポレオン。

欧州全土に裏組織の網を張り巡らせた黒幕。

多くの国々を戦火に巻き込まんとする陰謀。

そして、スイス・ライヘンバッハの滝での対決。

どれもこれも過去の多くのホームズ作品で描かれたモリアーティ像の枠を出ていない。

これは教授の右腕の「狙撃兵」セバスチャン・モラン大佐にも当てはまる

だから、どんなに格闘シーンやドンパチが派手でも、「ライヘンバッハ」という

地名が出てきた時点で、先の展開がフラッシュのように見えてしまい、興ざめした。

この「先の展開をフラッシュで見せる」という手法は、本作のガイ・リッチー監督の十八番だが

まして、クライマックスの直前に●●●●器が出てきては、ラストはバレバレである。

「本作はシャーロッキアンに向けてのみ作られたものではない」という弁解はあるだろうが、

「ライヘンバッハの決闘」のエピソードは、ライトなホームズ・ファンにも広く知られている。

ホームズ&ワトソンを斬新に仕立てながら、なぜ教授とその一味にそれをしなかったのか?

例えば、「教授も実は傀儡だった」とか「絶海の孤島で決闘させる」とか

大胆な改変をワタシは期待していたのだが。

なお、アドラー嬢の扱いにも首を傾げた。あんな扱いならば、さっさと第1作で退場させればよかったのに

モラン大佐が生きのびたので、もしかしたら第3作の予定があるのかもしれない。

「教授も実は生きていた」という展開をむしろ希望している。


ところで、18日の日曜洋画劇場で第1作を放映していた。

本作を見る上で「予習」を兼ねて、ワタシも改めて見たが、

声優陣が芳忠・周夫・明夫と「大塚祭り」だったのでニヤニヤ。

周夫・明夫の父子が作中でも父子の声をアテていたことに喜んだ人も多かったのでは?

周夫さんが「犬のモリアーティ教授」の声を作中で披露していたことも妙にうれしかった。

芳忠さんは、ワタシ(&3号)には「銀魂」の阿伏兎のイメージが強いが、

ホームズも他の作品で経験済みだけになかなか。「ヤマト2199」の真田志郎も楽しみだ。