ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

去る年に寄せて

2022年12月31日 | あいさつ
W杯イヤーの終わりにキング・ペレがとうとう虹の橋を渡ってしまった。
そんな2022年の替え歌ネタは、有名な前衛芸術家の言葉を盛り込み、
局地的に人気を呼んだ昭和レトロ風特撮番組の主題歌をチョイスした。



攻撃だ 攻撃だ 攻撃だ 撃ち合いだ
タイトルの夢はあるか 馬鹿試合やってごらん
上位のクラブに牙をむけ 中位の運命(さだめ)に盾を突け
上手くなれよ キレイにつなげ 泥くさくもあれ
6季目にとびこめ ミシャッポロ



断裂だ 断裂だ 骨折だ コロナ禍だ
絶望の中にいるか 筑後から登用だ
昨季の王者に注意しろ マジック点けてもダメにする
熱男去った 千賀も去った 近藤来たけど
負の連鎖断ち切れ 若鷹よ



ああ 危ぶむなかれ 踏み出さないとこの道もない
猪木の屍(かばね)に鬼が棲む



ゲルマンだ スペインだ メモ取りだ 逆転だ
まっさらに闘えるか 恐怖心捨ててごらん
舐めた走りは許さない カタールの地に開き切れ
ベスト8 クロアチア阻止 無念忘れるな
PKに傷つく 我が代表


22年回顧/十大ニュース

2022年12月30日 | 日記・その他
あすは恒例の替え歌ネタを掲載するので、今年をまとめて振り返る。
まずは札幌&ソフトバンクのベスト&ワーストを駆け足で。
  • 札幌:ベスト8・7湘南戦(5対1)/ワースト7・6FC東京戦(0対3)
  • ソフトバンク:ベスト該当なし/ワースト6・27ロッテ戦(1対8)
札幌は3戦観戦(1勝1分け1敗)。ソフトバンクは鷹の祭典@東京ドームのみ。
このチョイスはやむなし。

続いて、これまた恒例の今年の十大ニュースを発表する。
  • 10位:アプリもリアルもいぜんウマ娘三昧
今年も無課金を貫きつつ、あまたのウマ娘をお迎えした。
特にエイシンフラッシュヤマニンゼファーはうれしかった。
理由? 画像検索してもらえたらwww あとヤエノムテキはとにかくカオが良い
リアル競馬も「キタサンブラックの仔」イクイノックスが秋天・有馬V。
「エイシンフラッシュの仔」ヴェラアズールがJC制覇。
「ウマ娘血統」が来年も活躍することを期待する一方で、
今年の3歳世代が98年クラシック世代に匹敵する勢力になることを願う。
セリフォスはさしずめエアジハード(未ウマ娘化)に当たるか
  • 9位:アニメ界の重鎮の訃報が相次ぐ
6月に数々のアニメ・特撮ソングを世に送った作曲家・渡辺宙明さん。
7月に「次元大介」小林清志さん。
12月に「アニソンの帝王」水木一郎さん。今年も多くの柱石を失った。
なお、4月には「2代目・弓さやか」の松島みのりさんも逝去。
「マジンガーZ」放映50周年は痛惜の年にもなってしまった。
  • 8位:大谷翔平が今年も人間離れ
ベーブ・ルース以来104年ぶりの「二ケタ勝利&二ケタ本塁打」
MLB初の「投打とも規定回に到達」 もはや米国でも異星人扱い。
来たるWBCの参戦・活躍が今から楽しみでならない。
  • 7位:北京冬季五輪で歴代最多のメダル18個獲得
金3・銀6・銅9の内訳。高木家のメダルが増えたこともすごかったが、
平昌で銅メダルを争った日英が金メダルを争ったカーリング女子に、
どんなライターも書けないスポーツのドラマを見た。
  • 6位:3号がコロナ感染
暮れのカミングアウト。この夏に我が家もついにコロナ禍に見舞われた。
自宅療養のみで快復し、ほか3人に症状が出なかったのが不幸中の幸い。
その後は入院金給付の遅れにやきもきしたが、程なくして、
入院金給付の対象が「みなし入院含む全員」から
「重症化リスクが高い高齢者・妊婦ら限定」に見直されたので、
これも不幸中の幸いだったと言えるか。
  • 5位:イビチャ・オシムが逝去
「人を遺すを上とする」 ノムさんもよく引用した後藤新平の
名言に照らせば、間違いなくこの人は「特上」の指導者だった。
「ミシャ→ぽいち→長友」と受け継がれた「ブラボー!!」
系譜の原点とも言える。改めて惜しい人を亡くした。
  • 4位:藤本ソフトバンクがV逸
ロッテ佐々木朗希の完全試合。ヤクルト村神様のシーズン56号。
今年もいろいろNPBの話題があったが、ワタシ個人には
「マジック1から2連敗でV逸」がすべての年だった。来年は雪辱を。
  • 3位:札幌が厚別で川崎撃破
ウーゴ・フェルナンデス氏が旧JFLで札幌を率いてから四半世紀。
氏が亡くなった今年に「97・5・25」を再現する4対3の熱戦。
J1の優勝争いをかき回して「札幌ここにあり」を示した一戦になった。



なお、98年に一家で氏を見送った際の写真が見つかったので、
0歳児の3号を抱っこしてもらった1枚を紹介し、改めて氏をしのぶ。
  • 2位:アントニオ猪木が逝去
ロシアのウクライナ侵攻や安倍元首相の銃撃死といった
暗いニュースが相次ぎ、最近も「新しい戦前」というフレーズが話題に。
だが、それらの不穏なニュースを置いて、最も衝撃を受けたのがこの訃報。
遠からずこの日が来るとは覚悟していたが、想像以上の喪失感を味わった。
実のところ、先月まではこの訃報が十大ニュースの暫定1位だった
  • 1位:カタールW杯で日本がドイツ・スペイン撃破
優勝経験を持つ欧州2国をW杯の舞台で下して、グループ1位突破。
大会前には夢にも思わなかった。オシムにも見て、語ってほしかった。

ただ、大会後に首を傾げていることが二つ。
ひとつはぽいち続投 コスタリカに足元をすくわれた
もろさは考慮しなくてよかったのか。
もうひとつは「PK戦は運か運にあらずか」の二元論。



PK戦の極意なんて、今も昔もコレに尽きると思うのだが・・・

  • 高校選手権
28・29の両日に1回戦16戦を消化。
総体Vの前橋育英は2対1の逆転で日章学園を下した。
東山と星稜の実力校対決は東山が2対1で逃げ切り。
札幌サポ注目の北海対国見は1対1からのPK戦で国見に軍配。
三ツ沢で嘉人と並んで観戦する大嘉の目撃例が多数www
国見は2回戦で尚志(福島)と対戦する。これも注目のカードだ。
  • TCK
東京大賞典を制したのは2番人気のウシュバテソーロ
ダート転向後5戦目の初重賞勝ちが交流GⅠという快挙には、
似通った経歴でチャンピオンズCを勝ったジュンライトボルトが重なった。
鞍上の横山和は中山(有馬)の仇を大井で討つ今季GⅠ3勝目。
昨年の弟のGⅠ5勝には届かなかったが、飛躍の一年になったのでは。

そして馬券 有馬記念&ホープフルSのリベンジには届かなかったが、
2千円を倍以上に増やせた<年明けの東西金杯の軍資金に回すことに
昨年の購入5頭の掲示板独占に続いて、今年の購入4頭もすべて掲示板入り
1年を締めくくるGⅠと相性が良いのはありがたい限りである。

東京大賞典の予想

2022年12月29日 | ギャンブル
ホープフルSを制したのは14番人気のドゥラエレーデ
3連単246万円の大波乱になった。
ワタシの馬券は・・・ワイドだったらよかったのにね(泣)

有馬記念とホープフルSをまとめてリベンジするべく、
本日の交流GⅠ・東京大賞典@大井に臨むが、
東京シティ競馬の公式CHがこんな予想動画をUPした。
GⅠを10勝&苫小牧観光大使のレジェンドに何をやらせるのかwww
ナレーター(オペラオーの中の人)もギャラリー3頭も妙に豪華だし
<GⅠ3勝ケイティブレイブ・3億円馬サトノジェネシス・GⅡ3勝サングレーザー

まじめに予想すると、今年は4連覇の絶対王者オメガパフュームが引退。
昨年2着のクリンチャーや2年連続3着のウェスタールンドも現役を退いた。
大井はおろか、ダート経験も乏しい出走馬もおり、本命不在の混戦とみる。

とはいえ、予想は中央馬6頭をやはり重視。ワタシは以下の3頭をチョイスした。

今年のジャパンダートダービーを勝った2枠2番ノットゥルノ
今年の帝王賞を勝った4枠5番メイショウハリオ
ダート転向後4戦3勝の4枠6番ウシュバテソーロ

・・・タルマエが予想した馬に手を出す結果になった。
ほかの3頭は「牝馬」「距離やや長し」「芝に戻した方が」(今年GⅢ2勝)
という要素から見送った。

地方馬も1頭。20年2着の6枠9番カジノフォンテン・・・ではなく、
そのカジノフォンテンもステップにした勝島王冠@大井を連勝で制した
3枠3番ライトウォーリアをチョイス。川崎移籍前の昨年10月に
メイショウハリオに先着して勝った太秦S@阪神の再現を期待する。

3連複2・3・5・6の4頭BOX4通りに500円ずつ総額2千円

馬連BOX6通りではおそらくトリガミと考える。

ホープフルSの予想

2022年12月28日 | ギャンブル
Jリーグ公式が26・27の両日夜に配信した「Jな夜会」
前編後編を通して、Jサポ必見の興味深い内容だった。
「MCのお手伝い」として出席した大嘉の「古今和歌集」に噴いたwww
「(J2に移籍して)より多くチャンスがある方で成長するのもありかも」
という札幌サポには気がかりな最近の迷いも吐露していたが・・・
出席者のアドバイス?
広島の野津田岳人(広島→新潟→清水→仙台→広島→甲府→広島)と
横浜Mの水沼宏太(横浜M→栃木→鳥栖→FC東京→C大阪→横浜M)の
助言なので推して知るべし。

さて本題。きょうは有馬のリベンジを兼ねて、GⅠ・ホープフルSを予想する。
GⅠに格上げされた17年以降を見ると、重視すべき前哨戦が2つ。
ひとつは東スポ2歳S(東京1800)。
勝ち馬の19年コントレイル・20年ダノンザキッドが連勝で制して、
18年ニシノデイジーも3着に入線した。
ちなみに、東スポ2歳Sの勝ち馬は17年ワグネリアン(18年ダービー)から
5世代連続でGⅠ級のレースを制してきた。
24日のニシノデイジー(中山大障害)と
25日のイクイノックス(有馬記念)は記憶に新しいところ。
よって、今年の東スポ2歳Sを勝った5枠10番ガストリックは外せない。
土日からの「二度あることはサンドピアリス」を期待する。GⅠ未勝利の鞍上が唯一の懸念

もうひとつは萩S(阪神1800)。
17年タイムフライヤーが、18年サートゥルナーリアが、
そして昨年2着だったキラーアビリティがホープフルSを制した。
今年の勝ち馬4枠8番トップナイフはすでに6走しており、
使い詰めの感はあるが、2000を3回走り、すべて掲示板という
実績を評価した。この2頭に以下の3頭を絡める。

同じ中山2000の芙蓉Sを勝った2枠3番シーウィザード
トップナイフに先着し、京都2歳Sを制した3枠6番グリューネグリーン
府中2000の百日草特別を勝った7枠15番キングズレイン

シーウィザードは6月に逝った「メジロ最後のGⅠ馬」メジロベイリーを
母父に持つ。祖父の御加護があることを祈る。
グリューネグリーンは以前にも記したが、中山GⅡを2勝し、
がんで逝ったヴェルデグリーンの半弟。こちらは兄の御加護があることを祈る。
キングズレインは朝日杯FSを勝ったドルチェモアと同じく
「父ルーラーシップ・母父ディープインパクト」の血統を持つ。
タッチングスピーチは15年ローズSで、
ルメールを背に同年の桜花賞馬・オークス馬をまとめて下した。
そのルメール鞍上の2戦目。16年レイデオロなど
ホープフルSを4勝したルメールだが、GⅠ格上げ後は勝てていない。
あすの離日を前に、有馬を勝った勢いをここにつなげたいところだ。

馬連3・6・8・10・15のBOX10通りに300円ずつ総額3千円

なお、最後のホープフルSとなるユウイチの1枠1番ファントムシーフ
中央平地GⅠ完全Vがかかるユタカの2枠4番セレンディピティ
サイバーエージェント総帥の持ち馬3枠5番フェイト
この3頭は少額ずつ応援馬券を買う。中山大障害も有馬記念も「ウマ娘」
話題で沸いたので、藤田社長とウマ娘トリオが並ぶ口取り式もないとは言えまい。
一方で、前日1番人気の8枠18番ミッキーカプチーノは最外の枠番を不安視した。

22年回顧/札幌狂歌集・後半戦

2022年12月27日 | コンサドーレ
ドーレくん物語・温泉編 ドーレくんさんがひたすら愛おしい。
ただ、ドーレくんさんは翼でロウリュウをしても羽音がしないのでは・・・
重箱の隅をつつく真似はほどほどに、きょうは札幌の後半戦の狂歌集。
  • 6/26 第18節・ホームG大阪戦 1対0
食細る 恩師再び 救う弟子 白飯ならぬ 白星お届け
(3連敗で食欲減のミシャを救う直弟子・駒井の決勝ヘッド)
  • 7/2 第19節・アウエー京都戦 1対2
道分かつ 古巣相手の 決勝点 数足らずでは 是非に及ばず
(元札幌の宮吉がとどめ。明智光秀ゆかりの地で退場者を出して惜敗)
  • 7/6 第20節・アウエーFC東京戦 0対3
後から手 字面通りの 後手を踏む 声出し試合で 声を失う
(菅や興梠がPA内で手でシュートブロック。声出しOKの敵地で自滅)
  • 7/10 第21節・ホーム鹿島戦 0対0
北の地で 三竿が封じた 口ふたつ ゴールマウスと 安西のマウス
(双方スコアレス。試合後はゴール裏に言い返す安西の口を三竿がふさぐ一幕も)
  • 7/16 第22節・アウエー柏戦 0対1
三重苦 シュート三本に 封じても 開始三分 三丸に屈す
(前半3分に三丸に先制点を許す。シュート3本の柏に勝ち点3献上)
  • 7/30 第23節・ホーム名古屋戦(厚別) 2対2
11番 恩返し弾で 勝ち点1 引いた答えは ドロー10戦
(終了間際に元名古屋の青木が同点ゴール。今季10戦目の引き分け)
  • 8/7 第24節・アウエー湘南戦 5対1
七夕に 雨を望んだ 夢かなう ゴールの雨に 敵地で躍る
(北海道の七夕の日に5得点。驚きの圧勝劇)
  • 8/13 第25節・ホーム神戸戦 0対2
七夕に 祓った負け癖 はや戻る 精霊馬ならぬ 牛の背に乗り
(連勝ならず。盆の入りに当時最下位だった神戸に勝ち点3献上)
  • 8/20 第26節・ホーム鳥栖戦 1対2
いろいろと 節目の試合で サポ伏し目 勝敗分けし アキト明暗
(宮澤がJ1の200戦。興梠が佐藤寿に並ぶ161得点。鳥栖・福田が2アシスト)
  • 9/2 第28節・ホームC大阪戦 2対1
逆転劇 導く2人の 助っ人の 当たり確信 宝くじの日
(ゴンヒが来日初ゴール。スパチョークが青木の決勝ミドルをアシスト)
  • 9/11 第29節・ホーム磐田戦 4対0
初づくし 初得点に 初連勝 相手退場も 実は初めて
(福森・GX・小柏がリーグ戦初得点。数的優位も生かし、やっと今季初連勝)
  • 9/18 第30節・アウエー横浜M戦 0対0
ゼロ二つ 重ねて無理やり 8となす ハマのスコアも ささやかな見舞い
(鬼門・日産スタで首位に引き分け。長期離脱の深井に捧げる勝ち点1)
  • 10/1 第31節・ホーム川崎戦(厚別) 4対3
タチバナが しおれて柏が 繁る夜 神無き月に 神降りる秋
(10月初戦の撃ち合いを制す。川崎・橘田の退場後、終了間際に小柏が決勝点)
  • 10/8 第32節・ホーム福岡戦 1対2
残留の 絵図面破る 宮大工 続いた不安 魔の2分間
(勝てば残留の一戦で逆転負け。得点を挙げた福岡の2人を詠み込んだ)
  • 10/12 第27節・アウエー浦和戦 1対1
駒を欠き 武蔵の国に 美しき アーチ架けても 残留届かず
(駒井が古巣戦を負傷欠場。ルーカスのゴラッソで先制するが、残留持ち越し)
  • 10/29 第33節・アウエー広島戦 2対1
残留と 10位浮上の 10勝目 安芸に運ぶは 俺らの10番
(今季10勝目を挙げて残留確定&10位浮上。キャプテン宮澤が決勝点)
  • 11/5 第34節・ホーム清水戦 4対3
思い馳せる 最終戦の 撃ち合いに むかし道連れ いま突き落とし
(清水をJ2に落とした撃ち合いを、広島を道連れにした02年と比べる)

17戦7勝4分け6敗と白星先行。通年11勝12分け11敗と五分の戦績を挙げ、
勝ち点45・10位と中位で今季を終えた。9月以降の8戦は5勝2分け1敗。
良く言えば追い上げを、悪く言えば帳尻合わせを見せた。
この戦績をシーズン通して挙げることを目指してほしい。