その前に、5月の終わりにパ・リーグ6球団のQS達成をまとめる(30日現在)
- ソフトバンク 31/48(645)
- ロッテ 30/51(588)
- 日本ハム 28/50(560)
- 西武 21/50(420)
- オリックス 22/47(468)
- 楽天 28/48(583)
前回から12、13戦を消化。奇しくも上位3球団すべてが13戦のうち7戦でQSを遂げた。
率は54%前後。Aクラスをキープするには、この程度のQS達成が必要ということか。
一方で、最下位に沈んだ楽天は、12戦のうちQS達成がわずか2戦。
エース則本の乱調が響いて、かなり数字を落とした。
さて本日から始まるNPB交流戦。ソフトバンク絡みでは、
相手の中日がきょうの初戦にルーキー小笠原慎之介を初先発させることが話題になっている。
貯金18&2位と6ゲーム差でパの首位を走るソフトバンクに無謀な起用という声もあるが、
データがないルーキー投手をソフトバンクに当てる奇策はアリと考える
<昨年10月に初先発した楽天の安楽に初勝利を献上したことは記憶に新しい
また、仮にソフトバンクから「プロの洗礼」を浴びたとしても、それが糧になるかも。
初先発で受けた屈辱をバネに急成長した投手を2人知っている。
ひとりはヤンキースの田中マー君 07年3月の初先発では6点を奪い、2回途中でKOしたが、
4月には初勝利&初完投をソフトバンク戦で飾るリベンジを許した。
もうひとりは西武の高橋光成 昨年8月の初先発では4点を奪い、4回途中でKOしたが、
同じ月のうちに初勝利・初完投・初完封・初の月間MVPをGETした。
「夏の甲子園優勝投手」という共通点も興味深い。
同じ肩書を持つ小笠原を大きく育てるため、谷繁監督がジンクスにあやかったのかも・・・