ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

またも名馬の訃報

2023年05月31日 | ギャンブル
「食べなくなった」と聞いていたので覚悟はしていたが、やはり悲しい。

ナイスネイチャ逝く 35歳

94年7月のGⅡ高松宮杯(現GⅠ高松宮記念・当時は2000M)。
勝ち馬と1番人気(ウイニングチケット)がともに今年召されてしまい、
このレースをリアルタイムで見た世代としては一抹の寂しさをおぼえる。

「ブロンズコレクター」という言葉を聞くと、
ヒトのアスリートに先んじて名前が浮かぶ。そんな存在だった。
有馬記念3年連続3着 JRA史上に残る不滅の珍記録だろう。
この記録も手伝って、引退後の99年にワイド馬券のキャンペーンに登場。
引退馬支援を目的に2017年から始まったバースデードネーションは
「ウマ娘」人気も重なり、今年は1カ月間で7400万円もの大金を集めた。
GⅠを勝っても「あの馬どこにいる?」というケースが珍しくない世界で、
引退後も長く存在感と人気を誇ったと言える。同期の菊花賞馬レオダーバンと比べたら・・・

シンザンや母ウラカワミユキの長命に少し届かなかった、
という点もこの馬らしくて、むしろほほ笑ましいような。
そして、先の日本ダービーのスキルヴィングの悲劇と対比して
「無事是名馬」という言葉の重みをかみしめている。合掌

ところで、ネイチャが旅立ち、存命の最年長の重賞勝ち馬が
サクラエイコウオー(94年弥生賞V・あす1日で満32歳)になるとか。
この馬もナリタブライアン世代の個性派だったなあ。
最近はサクラローレルが主役の「ウマ娘」のマンガにも
登場しており、再び脚光が当たるかもしれない。
ただローレルやチヨノオーと異なってサクラのウマ娘なのに変名を使っている点が解せない

  • ホークス
今季交流戦の初戦は、中日に13対5の大勝。
14安打と13安打の乱打戦だったが、思わぬ大差がついた。
4階の橋本の3連続死球&連続押し出しといい、
6回の満塁機のビシエドの「何のための前進守備だあ!」といい、
相手のセ・リーグ最下位もうなづける不振ぶりが心配になる一戦だった。

土日のサッカーシーン

2023年05月30日 | サッカー
札幌戦の後にみそラーメンを食べるユンカーの写真が話題になったが、
開始直後の先制点も敵地で平らげるラーメンもさぞ美味しかったと察する。
元札幌市民としては、バターをトッピングして濃厚さを加えた
みそラーメンを真の札幌ラーメンとは認めたくないが。

やっかみはさておき、土日のサッカーシーンを振り返る。
  • J1
神戸3対2FC東京 前半3得点の首位神戸が逃げ切り
横浜M2対0福岡 アンロペが今季3回目のドッピエッタ。9得点はランク2位
新潟1対3G大阪 G大阪は6連敗阻止。ようやく勝ち点2ケタ
  • J2
徳島2対1町田 1人退場の首位町田が今季初の逆転負け
甲府5対1大宮 大量5得点の甲府が3位浮上。最下位大宮は10戦未勝利
清水3対0金沢 ルヴァン杯から中3日も3連敗阻止。清水がPO圏再浮上
  • J3
松本2対4鹿児島 撃ち合いを制して4連勝。鹿児島が首位浮上
沼津1対0長野 3連勝を逃した長野が2位転落。1~6位が勝ち点2差
YS横浜2対1北九州 最下位北九州は9戦未勝利。サポの汚いヤジも問題に
  • JFL
滋賀3対1浦安 大分0対0鈴鹿 青森1対0岡崎 沖縄1対0ミネベア

お休みだった仙台と入れ替わって滋賀が首位浮上。
引き分けの大分と入れ替わって青森が3位浮上。沖縄は今季2勝目。
  • U20W杯
日本1対2イスラエル 1人退場した相手に痛恨の2失点。
2戦連続の逆転負けを喫して、11大会ぶりの予選敗退に
「谷間の世代」扱いも。これは冨樫クビだろうなあ・・・

4連勝ならず

2023年05月29日 | コンサドーレ
「ほこ・たて対決」とは称したが・・・

矛つかむ その前に盾が 飛んできた 電光石火の 貴公子の一撃

こちらがジャベリンを構える前に、相手がシールドを投げつけて
致命傷を負った印象。ファースト・ガンダムではこの戦法でザクを倒すシーンがある

注目のネコタク対森下のユニバ対決。1点を返したネコタクだが、
試合開始直後の失点に絡むクリアミスをやらかしたとあって、
印象度はダメ押しとも言える2点目をアシストした森下に軍配が上がるか。
あの2点目で、相手の「穴熊戦法」に拍車がかかったしなあ・・・
穴の最奥で待ち構えるランゲラックも相変わらずの堅守だったし。

とはいえ、シュート3本の相手に敗れたのはやはり悔しい。
9月のリベンジに期待する。むろんリーグ戦を想定しているが、
ルヴァン杯の決勝Tで対戦するケースもありそうな。

  • ホークス
ロッテに5対9で敗れて、交流戦前の最後のリーグ戦を飾れず。
3点を追う4回に、先発・佐々木朗希から2点を奪ったが、救援陣が乱調。
3番手・津森が3四死球&3ラン被弾。5番手・泉も押し出し含む4四死球。
9回の栗原の6号3ランも空砲に終わった。
  • 新日本大田区大会
今年のスーパーJrはワト初優勝
グループ2位対決となった優勝決定戦で、ティタンを
通天閣ジャーマンからのレシエンテメンテⅡで下した。
試合後にはジュニア王者のヒロムとのタイトル戦を直訴し、
6・4大阪大会での実現が決定的になった。
地元(池田市出身)の大会でベルト獲りなるか。
  • JRA
日本ダービーを制したのは4番人気のタスティエーラ
無敗の二冠Vを狙ったソールオリエンスをクビ差2着に退けて
皐月2着のリベンジを遂げた。父サトノクラウンは産駒GⅠ初勝利おめ。
民放の競馬番組のゲストだったユウイチには皮肉な結果になったかも
<引退直前に騎乗した共同通信杯で4着止まり(=唯一の馬券圏外)
まあ、確かにダービー3勝を挙げた人だが、ダービーの心構えを得々と語る
その背後に苦笑するキングヘイローの幻影が見えたのはウマ娘脳ゆえか。

なお馬券orz ハーツクライをしのぶならば、素直に産駒を買えよという結果に。
ただ、今年のダービーは、ドゥラエレーデ落馬&スキルヴィング心不全死と
馬券の当たり外れがどうでもよくなるショックな出来事が相次いだ。

日本ダービーの予想

2023年05月28日 | ギャンブル
クリーンシート阻止がやっとだった名古屋戦を振り返るのはあすに回し、
きょうは3歳牡馬の頂上決戦・日本ダービーを予想する。

第90回の節目を迎える今年は、混戦模様だった昨年から一転し、
「無敗の皐月賞馬」3枠5番ソールオリエンスに人気が集中している。
皐月の圧巻の大外一気。おととしの雪辱を期す鞍上。コントレイルと同じ枠番。
いろいろな話題に彩られた「無敗の二冠馬」は誕生するのか否か。
ここで過去の節目のダービーの1・2着馬を並べてみる。
  • 第80回(13年)キズナ・エピファネイア
  • 第70回(03年)ネオユニヴァース・ゼンノロブロイ
  • 第60回(93年)ウイニングチケットビワハヤヒデ
  • 第50回(83年)ミスターシービー・メジロモンスニー
ウマ娘オタにはおなじみの名馬がずらり・・・というのは置いて、
勝ち馬4頭にすべて当日1番人気という共通点がある。皐月の上位馬も強い
上記8頭のうち6頭が皐月で掲示板&2頭が二冠制覇
「皐月で好走した人気馬が期待に応える」 これが節目のダービーの傾向か。

よって、ソールオリエンスを軸に据えて、まずは皐月2・3着馬を絡める。

6枠12番タスティエーラ 7枠14番ファントムシーフ

皐月は不運な落鉄で文字通り足がついた怪盗もとい「ルパン三世」(母ルパン2)。
2度目の連覇を狙うユタカを鞍上に、お宝をさらえるか。

他に馬券に絡めるのは以下の3頭。

3連勝で青葉賞を制した1枠2番スキルヴィング
毎日杯Vの7枠13番シーズンリッチ
3連勝で京都新聞杯を制した8枠18番サトノグランツ

「ダービーを勝てない」というジンクスがつきまとう青葉賞の勝ち馬だが、
デビュー4戦すべて府中2000以上を走り、3勝2着1回の戦績は軽視できない。
ワタシが「最もダービーVに近づいた青葉賞の勝ち馬」と考える
12年フェノーメノ(ディープブリランテのハナ差2着)の歩みに似ているとも思う。
キタサンブラック産駒のワン・ツーがあるかも。

キタサン産駒と言えば、昨年は最外8枠18番からイクイノックスが2着入線。
今年はその枠番にサトノダイヤモンド産駒が入った。奇妙な因縁を感じる。
キタサン産駒2頭の争いに割って入りそうな。

そして、やはりドゥラメンテ産駒を1頭は押さえておきたい。
GⅠ馬にして芝・ダートの「二刀流」8枠17番ドゥラエレーデではなく、
シーズンリッチを選んだのは、母父が3月に召されたハーツクライなので。
15年ダービー馬の父と04年2着の祖父の御加護がありますように。
オッズもすこぶる美味しいしwww

3連複5-2・12・13・14・18の10通りに300円ずつ総額3千円

今回は馬連ではプラス収支が難しそうなので、3連複で勝負する。
2枠4番トップナイフはこれが10戦目。さらに使い過ぎの感がある。
ひいきにしている5枠9番グリューネグリーンも府中では買えぬ。距離も少し長いし。

  • ホークス
首位ロッテに6対5の延長サヨナラ勝ち。
最終12回の1死一、三塁の絶好機にギータの右前打で決着。
投手9人を送り込んだ総力戦が報われた。
一軍復帰戦で5回に同点1号2ランを放った牧原大も良い仕事をしてくれた。

名古屋戦の展望

2023年05月27日 | コンサドーレ
本題の前に横浜Mの飯倉に鶴。深井・宮市の復帰戦で右ひざ負傷とは何の因果か。
中2日の一戦の無事の展開を祈りつつ、1時間後の名古屋戦を語る。

相手はここまで14戦7勝5分け2敗・勝ち点26の3位。
鹿島戦@国立を落として10戦無敗とはならなかったが、
前節は広島との上位対決を逆転で制した。
なお、「突破組と敗退組の対戦」となった24日のルヴァン杯・神戸戦は
双方ともスタメンを総入れ替えしており、参照外とする。

特筆すべきは、リーグ2位の少なさとなる総失点11 札幌の半分に満たない。
リーグ1位の総得点31を誇る札幌とは「ほこ・たて対決」になるか。
ただ、双方の布陣の予想をみると、ミラーゲームが濃厚と言える。
札幌は先制パンチを浴びせて、いつもの殴り合いに持ち込みたい。

要注意の選手には、広島戦2得点のユンカーや左足の一撃が怖い
マテウスのFW2人、そして「札幌キラー」のMF稲垣が挙げられるが、
今回は代表初選出となった左WBの森下を注視する。
明治大では小柏の一年先輩。その小柏にネコタク・タナシュンを
加えた3人とは、19年ユニバ金のチームメートでもある。
ポジションを考えると、右WBのネコタクとのマッチアップになる。
代表に選ばれた者と選ばれなかった者とのバチバチになりそうな。
このデュエルで優位に立った方が試合の主導権を握るのではないか。

むろん浅野の4戦連発や、24日の横浜M戦で復帰即決勝点を挙げた
青木の恩返し弾にも期待している。
この一戦の勝敗で、名古屋との順位が入れ替わるワケではないが、
勝てば名古屋に勝ち点1差に迫り、本格的に上位争いに加わる。
逆に敗れると、浦和・福岡に抜かれて中位に逆戻りのおそれも。大事な一戦になる。

なお、この顔合わせは毎度、双方の監督のJ1通算勝利数にも注目が集まる。
現在はミシャが234勝 健太が236勝
勝ち点差のみならず、監督の勝利数も1差に詰めることを切に願う。