ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

年の瀬の入院記録/書評

2022年01月10日 | 闘病記・入院記
ワタシが読んだ本は、昨年の発売当初から気になっていたが手を出せず、
入院当日に「まとまった空き時間を生かせる」と駆け込みで買ったこの小説。



米澤穂信「黒牢城」(角川書店)

天正6(1578)年に織田信長に反逆し、有岡城(兵庫県伊丹市)に
籠城した荒木村重の周りで怪事件が続発。城内の士気を落とさぬように
腐心する村重が、土牢に幽閉した織田方の黒田官兵衛に助言と解決を求める。

はい面白い

歴史好き・ミステリ好きには、この設定のみで圧勝だろう。
この設定に「氷菓」の作者の筆力を加えるのは、ジオングに脚を着ける所業と考える。

幽閉中の官兵衛に「来たなクラリス」と言わせている。
これは映画化もされたトマス・ハリス「羊たちの沈黙」を重ねて、
官兵衛をレクター博士になぞらえたギャグだろう。確かに両小説の設定は似ている。

ただ、クイーン好きのワタシは、
  • 有岡城=山頂の山荘
  • 官兵衛=迷い込んだリチャード&エラリーの父子
  • 迫り来る織田軍=山火事
「シャム双生児の謎」を重ねて読んだ。新奇の設定と見せて、
昔ながらの王道の本格ものの筋立てを踏まえた小説と受け止めている。

感想を語ると、短期入院中に読む本に選んだのは大正解だった
  • 序章・因(官兵衛捕縛)
  • 第1章・雪夜灯籠(冬)
  • 第2章・花影手柄(春)
  • 第3章・遠雷念仏(夏)
  • 第4章・落日孤影(秋)
  • 終章・果(村重脱出&官兵衛解放)
上記のように、構成が1本の長編小説ではなく、
中編4編の連作小説なので「1日1編」で無理なく読めた。
また、幽閉中の官兵衛の悲惨な描写には、
清潔なベッドの上で手足を伸ばせる我が身の幸せを実感できた。

さらに、人物や情景を脳内でビジュアル化しやすい小説だった。
これは「有岡城の戦い」が14年NHK大河「軍師官兵衛」
山田芳裕「へうげもの」などで、先にビジュアル化されたことが大きい。
村重に田中哲司を、官兵衛に岡田准一を思い描いて読んだ人も多いと察する。
滝川一益や明智光秀、中川瀬兵衛(清秀)、高山右近、古田左介(織部)といった、
この戦いを取り巻く武将の名前がしばしば出てくることも、戦国好きにはたまるまい。

中編4編それぞれの謎解きは、それほど大がかりなものではない。
村重の反逆&脱走の理由も、驚きの新機軸というワケではない。
だが、「村重の脱走」「官兵衛の解放」「官兵衛嫡子の松寿丸の生存」
という結末を周知の歴史上の事実として動かせない制約を抱えながら、
よくぞこれほどの物語を紡いだなあ・・・と、その構成力にただ感心した。
特に、季節の移ろいとともに、先の見えない戦いに倦んでゆく城内の空気の描写は見事。
空元気ばかりの軍議を重ねながら、焦燥と孤立を深める村重の姿にぐいぐい引き込まれた。

あえて注文をつけるとしたら、終章で松寿丸の生存を知らされ、
「(竹中)半兵衛殿は一命を賭して善因を施された」と感激した官兵衛が、
後年その松寿丸(黒田長政)と九州で城井鎮房・朝房父子をだまし討ちにして
惨殺する姿が、元豊前市民としてはちょっと想像しにくい
ぜいたくな願いだが、この後日譚をスピンオフとして読めたらと思う。

ちなみに、この小説の現在の主な受賞歴は以下の通り。
  • 第12回山田風太郎賞
  • 「ミステリが読みたい!」(ハヤカワMM)国内1位
  • 「ミステリーベスト10」(週刊文春)国内1位
  • 「このミステリーがすごい!」(宝島社)国内1位
  • 「本格ミステリ・ベスト10」(原書房)国内1位
 加えて、ワタシが入院中の29日には
「歴史・時代小説ベスト3」(週刊朝日)の1位にも選ばれた。
21年下半期の直木賞の最終候補にもなっており、
今月19日の選考会次第では、さらに勲章が増えるかもしれない。(おわり)

年の瀬の入院記録/暮れの話題

2022年01月09日 | 闘病記・入院記
NHK・BSプレミアムが毎週水曜日に放送している
「シャーロック・ホームズの冒険」byグラナダTV
改めて視聴しているが、顔に変調が起きた12月22日の回が
「ザ・マン・ウィズ・ザ・ツイステッド・リップ」(唇のねじれた男)
奇妙な符合だった。NHK版の邦題は「もう一つの顔」という
ネタバレ気味のフレーズだったが<差別的表現と判断したのだろう

さて本題。入院中にスルーしたもろもろの話題に改めて言及。

【札幌】
  • 来季開幕戦&ホーム開幕戦の相手が決定(24日)
開幕戦は2月19日or20日のアウエー清水
ホーム開幕戦は翌週26日or27日の広島
アウエー連戦にならなくてよかった。
  • ミンテが鹿島に、白井が京都に完全移籍(24日)
「チョウ・チルドレン」白井の完全移籍は想定内だったが、
ミンテの鹿島くら替えは想定外だった。名古屋の長谷川新監督には
昨年4月に一発レッドの失態をさらしたので、干されると危惧したか。
  • 純貴がFC大阪から十勝スカイアースに移籍(25日)
6戦無得点に終わった昨季は11月にFC大阪を契約満了になった。
今季の所属先を心配していたが、北海道に戻って、まずはひと安心。
JFL5年間の経験を地域CLをめざす十勝に伝えてほしい。
  • 小柏にスコットランドのハーツからオファーも残留即決(27日)
入団内定時にも記したが、海外志向が強い選手である。
大卒23歳は決して欧州では若手ではないので、オファーの第1報には
移籍を半ば覚悟した。すぐに残留を決めたことに感謝しかない。
  • ウーゴ・マラドーナが急死(28日)
同い年の札幌のレジェンドの訃報に呆然。入院中の身ではなおさら。
知名度はむろん兄ディエゴに遠く及ばないが、97年・98年の
札幌黎明期にあって「会いに行けるマラドーナ」のプレーは輝いていた。
特に印象深いプレーは、98年4月の平塚戦@室蘭の後半AT同点ループ
呂比須や中田ヒデ、洪明甫らを抱えていたスター軍団を相手に決めた、
代表GK小島をあざ笑うような軌道に入江のゴール裏で歓喜した。
Vゴール制度&PK戦がなかったら、もっと伝説になっていたかも。



写真は15年9月の福岡20周年記念試合(札幌戦@レベスタ)の前座のOB戦。
中央の青ユニが招待されたウーゴ。当時すでにかなり太っていたので、
我が身を棚に上げて心配していたが・・・もっと長生きしてほしかった。

なお、興梠慎三のレンタル加入(29日)は日を改めて。

【ソフトバンク】
  • 古谷優人が選手の私物窃盗で解雇(24日)
厳密に言えば、病院にトンボ帰りする途中で知った凶報になる。
昨季は初勝利をマークした期待の160キロ左腕がなぜ、と今なお思う。
障害を抱える妹や19年に結婚した奥さんは今どんな思いでいるのか。
冬季五輪がある今季は高木姉妹とともに「幕別が生んだアスリート」として
注目されるかもと期待していたが、水の泡になった。
やらかしたコトがコトだし、伊奈や堂上の悪しき前例もあるから、
決して安易に復帰させてはいけないと考えるが、このまま消えるのは本当に惜しい。
  • FA加入の中日・又吉克樹の人的補償が岩嵜翔に(27日)
12年の「寺原&馬原」の事実上トレードに似た決着になった。
近年の岩嵜は勝負どころ、特に西武戦で被弾するケースが目立ったが、
この移籍が復活のきっかけになればと願う。市船卒でリフティングが
上手いので、名古屋との共催イベントに駆り出されたりして。

【JRA】
  • 22年のカレンダーが届く(27日)
有馬記念の馬券を当てた翌日の朗報。今年も全プレが当選した。
テーマは「日本の種牡馬」 死亡・供用終了の馬が多いが、
いずれ劣らぬ12頭の名馬たち。「ウマ娘」モデルも3頭いてニッコリ。
  1. ディープインパクト
  2. ゴールドアリュール(フェブラリーS)
  3. ロードカナロア(高松宮記念)
  4. アグネスタキオン(皐月賞)
  5. キングカメハメハ(NHKマイル・東京優駿)
  6. ジャングルポケット
  7. ステイゴールド
  8. フジキセキ
  9. ダイワメジャー
  10. スペシャルウィーク(天皇賞・秋)
  11. クロフネ(ジャパンCダート=現チャンピオンズC)
  12. ハーツクライ(有馬記念)
トップバッターのディープを別格として、
月と馬からカッコ内のGⅠレースを連想できる構成。
国内GⅠに縁が無かったステゴ&フジキセキを
GⅠ開催がない7・8月に置いたことに苦笑い。
6月は宝塚記念の勝ち馬を置いてほしかったが、
グラスワンダーではダメだったのかな・・・

なお、この7日間は競馬GⅠ(有馬・ホープフル・東京大賞典)の予想と
携帯アプリ(ウマ娘・コトダマン・麻雀格闘倶楽部)に明け暮れたが、
もうひとつ、久々にきちんとハードカバーの本を読破した。
あすはその本の感想を記して、この入院記録の幕とする。(つづく)

  • 高校選手権
大津(不戦勝)関東第一 青森山田6対0高川学園

国立帰還をコロナに阻まれた関東第一にはかける言葉もない。
ただ、どちらが勝ち上がっても、青森山田の壁は高くて厚いか・・・
あす10日の決勝は、19年の3回戦@等々力と同じ顔合わせになる。
雪辱か返り討ちか、はたして。
  • 新日本横浜大会
新日本対NOAH。Wメーンとなったタッグ2戦はともに新日本が勝利。
オカダ・棚橋対武藤・清宮は、オカダが清宮をレインメーカー葬。泣くな清宮。
ロス・インゴ対金剛は、鷹木がタダスケから3カウント。
鷹木とタダスケが闘龍門同期という因縁も手伝って、評判がすこぶる良い。
なお、5日の棚橋戦で負傷して欠場したKENTAの代役Xは矢野通
そういえば、かつて東京マラソン完走直後に丸藤のパートナーを務めて
スーパー・アスリートと持ち上げられたことがあったっけ。

年の瀬の入院記録/ベッド上の1週間

2022年01月08日 | 闘病記・入院記
本題の前に、国見の小嶺忠敏・元監督に菊。
プリンスリーグ九州を追いかけていた九州在住時に、
高校サッカー界の名監督の何人かと言葉を交わす機会があったが、
小嶺さんもその1人だった。近寄り難い威厳がある人だった。

さて本題。きょうは7日間の入院生活を振り返る。まずは一日の生活サイクルから。
  • 6時半:起床。朝食前に体重と血糖値を測定
  • 7時ごろ:血糖値測定・インスリン注射後に朝食
  • 8時半:入院棟から外来棟に移動し、耳鼻咽喉科で検診(平日のみ)
  • 10時ごろ:血糖値測定後に点滴開始(500ML)
  • 正午ごろ:点滴を受けつつ、血糖値測定・インスリン注射後に昼食
  • 14時ごろ:点滴終了
  • 18時ごろ:血糖値測定・インスリン注射後に夕食
  • 21時半:消灯&就寝
点滴以外の投薬は、持参のジャヌビア錠を含めて4種類。
毎食後・朝食後・夕食後・就寝前を1種類ずつ。

次に入院中の住と食について。

部屋は4人部屋。テレビ・冷蔵庫(ともにカード式)は個別に提供されたが、一切使わず。
同室の患者が2人。片や抗がん剤・放射線治療を同時に受診。片や左足が折れて車いす生活。
ワタシよりもはるかに重症だったので、なるべく迷惑をかけないように静かにしていた。
ただ、がん患者の方が「緩和ケア(マネジャー)が話をしに来ない」
主治医や看護師にこぼしている声が連日、漏れ聞こえることには閉口した。
しまいには「緩和ケア」「棺桶屋」に空耳したほど<こらこら

食事は当然、3食とも病院食。むろん量は通常の食事よりも少ない
<パン食の場合、1食につく食パンは1枚と1/4切れ
ただ、上の生活サイクルの通り、ほぼ身体を動かさない毎日のため、
空腹感はほぼゼロ。一方で、測ったように毎日0.5キロずつ体重が落ちるので、
病院食おそるべしと感じ入った。
困ったのは量よりも献立。きのうも語った通り、汁物が厳しかった。
それ以上に厳しかったのがデザートのフルーツ
特に八つ切りのグレープフルーツには「勘弁してくれ・・・」と頭を抱えた。

最後にコロナの影響。入院中の面会は全面禁止
もちろんスタッフ・患者ともにマスク着用が義務だった。
ただ、顔の下半分を隠せるので、ワタシにはむしろありがたかった。
コロナと言えば、オミクロン株の感染が急拡大している現在、
この年の瀬は顔面麻痺で入院治療を受けられるギリギリのタイミングだった
かもしれない。塞翁が馬。不幸中の幸い。

あすは入院中にスルーした昨年のいろいろなニュースを振り返る。(つづく)

年の瀬の入院記録/症状

2022年01月07日 | 闘病記・入院記
えぐい新聞辞令が舞い込んだ。とりあえず静観するが、
檀崎やふじれんのレンタルバックとともに考えると、つじつまは合う。
移籍金は当然として、人的補償も求めたいところだ。
宮代は鳥栖レンタルになったが、大弥あたりどうかな?

さて本題。7日間の入院生活を振り返る前に、
今も続くベル麻痺の諸症状をマンガ・アニメネタを交えて紹介する。

まとめると以下のひと言に尽きる。


顔がゆがんで力が出ない

顔の筋肉が無意識のままに「普段いかに重力と戦っているか」を実感している。
以下は顔のパーツごとの問題点。
左まぶたがきちんと閉じず、左目が常に涙でにじんだ状態になる。
つまり「涙目のルカ」を強いられる<ルカは右目だが
横になっている時は問題ないが、
上体を起こす・立っている体勢が続くと、涙目・乾き目に陥る。
風が強い屋外を歩いている時は特にしんどく、目薬や眼帯を使うことも。
シャッターが降りているが、下の地面がえぐれて、すきま風が吹き込む。
左下まぶたの垂れ下がりが、そんな状況を左眼球にもたらしている。
左耳の聞こえが悪くなった。音声は拾えるが、ボワーッとした感じ。
また、左こめかみから首筋にかけて、突発的に鈍痛が走るように。
鼻をかむことはできるが、鼻水をすすることが難しい。
花粉症の人が危険な季節にベル麻痺にかかったら、さぞ大変に違いない。


上の写真は入院中に顔の下半分を自撮りしたものだが、
「はじめてのチュウ」のサビを歌っていると考えてほしい。
向かって右の左唇が「チュウ」の形になっていない。

この左唇の不自由によって、とにかく食事が大変になる
「範馬刃牙」に「マウス」(口)と呼ばれる三つ子の看守が登場し、
それぞれがリップ(唇)トゥース(歯)タング(舌)と称され、
その三位一体の連携が「キング・オブ・コンビネーション」と評されたが、
その例えの正しさを痛感した
左唇を自在に動かせないだけで、まあ咬めないこと。
固形物はまだマシで、汁物・飲み物は油断するとこぼれてしまう
<歯みがき時のブクブクなどでも水芸を繰り出すハメになる

加えて、味覚低下を伴うケースも多く、食事の楽しみは半減する
ワタシの場合、「おすそわけガム」(ドラえもん)を誰かと共有したかの如く、



年末年始のごちそうから現在に至るまで、こんな感覚に陥っている。

ベル麻痺は生命にかかわるほどの重病ではないが、
感染経路や発症条件など不明な点もまだ多いとか。
新年に当たり、当ブログの読者諸氏の健康を祈ってやまないが、
もしもこの病気にかかった時、少しでも参考になれば幸いに思う。(つづく)

  • ストロング小林が逝去
「力道山対木村政彦」からタブーとされた大物日本人対決が復活した
74年3月の「昭和の巌流島」猪木戦@蔵前。名勝負はひとりでは成り立たない。
小林あればこそ猪木のジャーマンが伝説となった。81歳。合掌。
  • ワグネリアンが急死
18年にユウイチをダービージョッキーにした馬が7歳現役のまま逝くとは。
この年に震災死した母ミスアンコールや昨年逝った祖母ブロードアピール
下に行くのが早すぎる。金子オーナーや友道師の悲嘆は察するに余りあるが、
遺された全妹のミスフィガロをさらに大切にしてほしいと願っている。

年の瀬の入院記録/異変と診断

2022年01月06日 | 闘病記・入院記
22日の違和感は、しかし、深刻にとらえず、病院までは考えなかった。
だが、深夜の就寝直前に洗面台の鏡を見てびっくりした。

顔の左半分が垂れ下がっていた

顔の右半分の引きつり感は、左半分に引っ張られて生じていた
・・・とそこで初めて気づき、翌23日に職場の診療所で診てもらった。

顔面麻痺と考えるが脳神経の病気の前兆のおそれもある
総合病院を紹介するので診てもらって下さい

幸い職場の上司や同僚は、顔面麻痺を患った人が身近にいる人がなぜか多く、
「この病気は早期の治療が大事だよ」と口々に諭され、すぐに早退できた。
こうして足を運んだ総合病院の脳神経内科では、初めてのMRIも受けた。

診断結果は「末梢性左顔面神経麻痺」(通称・ベル麻痺)
脳や中枢神経には異常なし
担当は脳神経内科ではなく耳鼻咽喉科になる
あす24日に改めて当院の耳鼻咽喉科を受診して下さい

誤った先入観と反省しているが、担当が脳神経内科から耳鼻咽喉科に
変わったことで、このベル麻痺を軽く考えてしまった向きがある。
「薬を処方してもらって何回か通院したら治りそうだな」
この24日が当初は仕事納めだったことも重なり、
「病欠扱いだが仕事納めが一日早まった」「楽しい冬休みの始まりだ」
とむしろ浮かれていた感も否めない。しかし、24日の診断は、

治る病気だが後遺症の心配もあるのでステロイドを点滴投与する
ただしジャヌビア錠を日ごろ服用しているような人の場合
血糖値が急上昇して失神するおそれがある
インスリンを注射しつつ点滴するので1週間ほど入院して下さい

イヴもクリスマスもロースト・ターキーもブッシュ・ド・ノエルも幻に。
いったん帰宅し、身の回り品をバタバタと支度して病院にトンボ帰り。
30日までの入院生活が始まった。(つづく)

  • 新日本ドーム大会
2日目。メーンのIWGP世界戦は、新王者オカダがオスプレイをレインメーカー葬。
次の挑戦者には、この日コブを下した内藤が名乗り。
セミのUS戦は、棚橋がラダーからテーブルへのハイフライでKENTAからベルト奪取。
やはり1・8横浜はW王者が並ぶタッグ戦がメーンになるのか。
NEVER6人タッグ戦は、EVIL・裕二郎・SHOが無法ファイトの末に
CHAOSトリオを下して初防衛。EVILはNEVER二冠王者で新年スタート。
ジュニアタッグ3WAY戦はタイガー・イーグルスの王者組が初防衛を遂げた。
なお、この日はNOAH勢も隣の後楽園からドームに「乱入」
マイクアピール役が丸藤でも武藤でもなく、清宮&拳王という点に時代を感じる。
  • JRA
年頭の運試しの東西金杯。星こそ1勝1敗だが、京都金杯の馬連7ー11が的中
146倍の万馬券を射止め、1万円を7万3千円超に増やす大勝利となった。
思わぬ臨時収入に2号も3号も4号も大喜び。
すべては亀戸天神のおみくじのおかげである。今年の馬券の買い方は決まったかな・・・
年号が変わってから、京都(20年サウンドキアラ)中山(21年ヒシイグアス)
そして京都と連勝している「令和の金杯男」松山弘平にも感謝する。