ガンバの藤ケ谷、愛媛の曳地、町田の高原、そして、広島の林。
スタメンとベンチの違いこそあれ、みんな大事な試合に挑めるGKになってうらやましい
・・・と、かつての所属元の不甲斐なさを嘆きながら、本日の大一番を語る。
福岡×長崎 「バトル・オブ・九州」の延長戦となった。
福岡の「リーグ3位」は過去の昇格POではゲンが悪い順位だが、
この第1戦は二つの理由で福岡優位と考える。
一つは「バトル・オブ・九州」の今季の戦績
5勝3分けで無敗を誇る福岡に対して、長崎は1勝2分け5敗と苦戦。
もっとも、直接対決は2戦2分け。ともにスコアレス・ドローの五分。
だが、昇格POのレギュレーションを考えると、五分でも福岡が優位と言える。
もう一つはリーグ終盤の戦績
12戦無敗&8連勝。ホーム戦に限れば後半戦わずか1敗の福岡に対して、
長崎はアウエー戦3連敗で今季終了。正直、勢いに差があると思う。
ただ、長崎は高木監督が2度目の昇格PO。
日本代表で同じ時代を戦った福岡の井原監督への対抗心も当然あるだろう。
過去の経験を踏まえて、どんな手を打ってくるか楽しみだ。
きのう28日が29歳の誕生日だったFW佐藤洸一の爆発にも期待する。
C大阪×愛媛 直接対決は1勝1敗とこちらも五分。
ただ、7月にMF秋山大地をレンタルバックされながらも、
8月に劇的な逆転勝ちを遂げた愛媛に良いイメージが残っているかも。
指揮官交代でドタバタしたC大阪に対して、
千葉時代の雪辱を愛媛で期す木山監督を応援したい気持ちもある。
何と言っても「C大阪が昇格POを2戦続けて長居で戦う」という不公平な光景を見たくない。
ただ、愛媛がこの昇格POを勝ち抜いても、厳しい道が待ち受けるが・・・
<瀬沼や内田といった主力をJ2に初めて落ちたレンタル元がそのままにするとは思えない
大分×町田 無理やりこじつけるならば「ランコ・ポポビッチ対決」
13年の鳥取×讃岐や昨年の讃岐×長野の入れ替え戦は
第1戦のJFL・J3クラブのホーム戦は引き分けに終わり、
第2戦のJ2クラブのホーム戦でロースコア決着という展開だった。
これは「初戦は敵地で負けなければよし」というJ2クラブの心理を反映したと考える。
本日の第1戦も引き分けは十分にありうる。少なくともゴール乱発の馬鹿試合にはなるまい。
特に今季の大分は、最終盤の2戦でもろい守備を露呈し、優勝クラブと2位昇格クラブを
ともにお見送りしてしまったばかり。第1戦の入りはかなり慎重になるのではないか。
注目は「ミスター・トリニータ」FW高松大樹 こんな大一番は精神的支柱の活躍が展開を変える。
シドニー世代の現役選手が減りゆく中で存在感を示せるかどうか。
浦和1(0延長2)3G大阪 「優勝クラッシャー」今ちゃんが先制弾。
ガンバに呼び込んだ勝利への流れは延長戦に入っても途絶えなかった。
丹羽の「あわやOG」からの藤春の決勝点は壮大な自作自演だったwww
CS決勝はガンバを応援しようかなあ・・・
年間勝ち点63止まりのガンバが「J1王者」になる理不尽な結末を迎えて、
広島と浦和のサポを中心に「2ステージ制廃止」の叫びが湧き上がることを期待する