ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

来季J1の指揮官たち

2023年12月22日 | サッカー
きのう決まった有馬記念の枠番を語るのはあすに回し、
来季のJ1戦力分析に代えて、現時点のJ1の20クラブの
監督の顔ぶれでも語っておく。
  • 神戸:吉田孝行(続投濃厚)
  • 横浜M:未定(ハリー・キューウェル後任の報道あり)
  • 広島:ミヒャエル・スキッペ(続投濃厚)
  • 浦和:ペア・マティアス・ヘグモ(新任)
  • 鹿島:ランコ・ポポヴィッチ(新任)
  • 名古屋:長谷川健太(続投)
  • 福岡:長谷部茂利(続投)
  • 川崎:鬼木達(続投)
  • C大阪:小菊昭雄(続投)
  • 新潟:松橋力蔵(続投)
  • FC東京:ピーター・クラモフスキー(続投濃厚)
  • 札幌:ミハイロ・ペトロヴィッチ(続投濃厚)
  • 京都:曺貴裁(続投)
  • 鳥栖:川井健太(続投)
  • 湘南:山口智(続投)
  • G大阪:ダニエル・ポヤトス(続投)
  • 柏:井原正巳(続投)
  • 町田:黒田剛(続投)
  • 磐田:横内昭展(続投)
  • 東京V:城福浩(続投)
やはり来季の降格3枠を受けて、監督交代の「ギャンブル」を回避したのか、
トップ5よりも下位のクラブはすべて続投に傾いた。
8位に沈んだ川崎の「鬼木続投」にはやや意外の感を抱いたが。

札幌サポ目線で気になるのは鹿島のポポヴィッチ就任
ミシャとの愛憎渦巻く因縁の対決が再び実現する
<広島の監督・コーチの間柄だったが、ケンカ別れしたとか

ところで、監督と言えば長崎はどうするのか・・・カリーレひどいな。

  • 大学選手権
準決勝の結果は、明治大1対0筑波大 京産大2(4PK3)2流経大
24日の決勝@カシマは明治大京産大の東西対決
双方が札幌絡みの選手を擁する楽しみな顔合わせになった。

明治大は、GKに高山善廣のおい・DFに諏訪魔の息子を並べた
関東王者の「プロレスラー親類軍団」筑波大に下克上を遂げた。
決勝点は関東得点王&アシスト王の中村草太
<群馬出身・身長160センチ台・3年生で10番を背負う小柏2世
ちなみに、この試合の明治大のシュートはこの中村の1本のみ
後半出場の田中克幸にもう少し活躍してほしかったところ。決勝に期待。
京産大と流経大のPK戦は双方が1人目失敗。3対3で迎えた5人目で、
後攻の流経大のキッカーが枠を大きく外す幕切れになった。

土日のサッカーシーン

2023年12月11日 | サッカー
アジアチャレンジINタイ:札幌1対1ムアントンU
後半早々にCKから浅野が先制点を挙げたが、追いつかれて終わる。
カウィンやら小次郎やら、双方のゴールマウスに久しぶりの顔。
木戸も帯同していたのか・・・まあ、大体大は大学選手権を逃したからね。

というワケで、札幌以外の土日のサッカーシーンも語る。
  • 天皇杯
川崎0(8PK7)0柏 川崎が20年以来3年ぶり2回目の優勝
双方スコアレスで迎えたPK戦は10人ずつが蹴り、GK対決で決着した。
  • HNL
ディナモ・ザグレブ1対0ルデシュ
ネコタクは後半30分、左からのクロスをヘッドで折り返して決勝点アシスト。
2戦連続のアシストでますます存在感を高めた。
15日の欧州カンファレンスリーグのバルカニ戦も活躍が楽しみだ。
  • 宮杯プレミア
東西王者によるファイナルは、青森山田2対1広島
終了間際に2点を挙げた青森山田が逆転勝ちを遂げた格好だが、
1点目のロングスローは誰もさわらずにインゴールしたうえ、
青森山田の前線がボール無視で広島GKに体当たりをかました。
記録上はオウンゴールだが、誤審のそしりは免れまい。
来たる高校選手権では、青森山田は例年以上にヘイトを浴びそうだ。

参入POを勝ち上がったのは、鹿島・帝京長岡・岡山・鹿児島城西
東西ボトム2の旭川実・横浜M・磐田・履正社と入れ替わる。
この結果、今季は西地区にいた横浜FCが来季は東地区に移り、
岡山と鹿児島城西に加えて帝京長岡が西地区に入る見通しとなった。
  • 大学選手権
岡田大和を擁する福岡大は関西大との撃ち合いを4対2で制した。
13日の3回戦は関西王者の京産大と対戦する。
田中克幸を擁する明治大は関西学院大を5対3で下した。
前半のみで5得点。岡山に加入するFW太田龍之介がハット。
U18出身選手として宮杯プレミア昇格へのはなむけを贈った。
13日の3回戦は東北王者の仙台大と対戦する。そろって4強進出なるか。

  • JRA
阪神JFを制して2歳女王になったのは3番人気のアスコリピチェーノ
21年サークルオブライフに続く関東馬Vを遂げた。栗東滞在が奏功したか。

なお馬券orz 2着&3着に終わり、勝ち馬に木っ端みじんにされる。
香港4競走も馬券はかすりもせずorz 日本馬も未勝利に終わって残念
<香港ヴァーズのゼッフィーロ2着が最高位

高校選手権も語る

2023年12月07日 | サッカー
札幌が5日に契約満了3選手を発表。大谷は移籍先が決まっているのかな?
ヒロム以外のレンタル選手の去就も気になるが、はたして。

さて本題。きのうは高校・大学生年代の2大会に言及したので、
きょうは高校選手権について語る。トーナメント表はこちら

ざっと表を眺めて、左側、特に左下のブロックが激戦区という印象。
青森山田と静岡学園の優勝経験校のほか、
昌平・米子北・いろいろあった大津と実力校がひしめく。
左上のブロックも、昨年Vの岡山学芸館と常連校の尚志が初戦で対戦し、
星稜対四中工の好カードも。さらに市船や帝京長岡という顔ぶれ。
道代表の北海はかなり厳しいブロックに入ってしまった。

一方で、右ブロックに入った常連校は国立進出の好機とみる。
特に「前橋育英対立正大淞南」「京都橘対富山第一」の好カードの
勝者に注目する。総体Vの明秀日立は再び旋風なるか。
なお右ブロックの鹿児島代表は16日に決まる予定
<15日に神村学園対出水中央/鹿児島城西対鹿実の準決勝が控える

注目の2大会

2023年12月06日 | サッカー
きのう5日のアウォーズをもって、今季のJリーグは終幕となったが、
今週は札幌サポ注目のサッカー2大会が控える。詳細は以下の通り。
  • 宮杯プレミアリーグ参入PO@広島
15年以来9季ぶりのプレミア東参入をめざす札幌U18は、
8日に岡山U18と、10日に京都U18と日章学園(宮崎)の勝者と対戦。
もうひとつの道代表の北海は、
8日に近江(滋賀)と、10日に鹿児島城西と新潟U18の勝者と対戦。
昨季POを勝ち上がった旭川実は、今季はプレミア東最下位に終わり、
プリンス降格が確定した。プレミア東に道勢を再び送り込めるか。
なお10日はプレミア東西王者によるファイナルも控えており、
青森山田と広島U18がさいスタで対戦する。
  • 大学選手権
あす7日開幕。組み合わせはこちら
岡田大和を擁する福岡大は7日の1回戦で四国学院大と対戦。
昨季の初戦PK戦敗退の雪辱がかかる。
なお1回戦~準決勝の4戦の会場はすべて流経大龍ケ崎フィールド。
24日の決勝もカシマなのでイバラキ地獄移動の負担が少なくて済むかも。
その流経大は千葉や神奈川で試合に臨む不思議
田中克幸を擁する明治大は10日の2回戦から登場。
横浜の保土ケ谷公園で、関西学院大と岩教大の勝者と対戦する。
正直、関西学院大の勝ち上がりが濃厚か。
ともにJクラブ内定者を多く抱える関東・関西の3位対決の好カード。
日曜日でもあり、札幌サポ含むサカオタを多く集めるかも。

  • HNL
スラヴェン0対2ディナモ・ザグレブ

ネコタクは後半38分まで出場し、2点すべてをアシストする活躍。
前半21分の先制点を左足で、後半34分の2点目を右足でお膳立て。

あす発表の元日タイ戦に臨むA代表入りも期待できるか?
チャナやスパチョークの元チームメートという点もプラス材料だが、はたして。

国立の天国と地獄

2023年12月05日 | サッカー

きょうのアウォーズを前に、札幌を含む移籍報道が早くも乱れ飛んでいるが、
まずは静観し、2日のJ1昇格PO決勝@国立を振り返る。


国立の観客席の4分の3をほぼ緑色に染め上げた東京Vサポ。
ゴール裏はと白のコレオも披露した。



対する清水サポも残る4分の1をオレンジに染め上げて、
5万3千人超の満員のスタジアムをつくり上げた。
これは今季J1第30節:神戸対鹿島の優勝争いの観客数に匹敵する。

さて国立&J2と言えば、今季の甲府のACLホーム戦で
他サポが思い思いのユニを着て甲府を応援する光景が話題になった。
今回もワタシたち夫婦のような他サポがかなり紛れ込んでいたと推察するが、
ユニまで着た場違いなサポはさすがに見当たらず、
鹿島ユニの幼児を連れた家族連れを見かけたぐらい。
「何故に鹿島・・・そうか染野を東京Vに貸していたか」と思い当たった。

その染野に後半ATにPKを献上した清水の高橋。率直に言って、
試合後に物議を醸した「まず滑る必要もなかった」という乾の発言に同感。
18年9月の鳥栖戦@ドームで、都倉にPKを献上したファールを思い出した
札幌サポも多かったのでは。あのファールはVARがあればPA外に修正されたとは思うが
さらに言えば、開幕前の「立田と高橋の事実上のDFトレード」には
何の意味があったのか、と考えざるを得ない。
ともに移籍先で散々にやらかした感がある。やはり選手の補強は難しい。

ただ、清水の昇格失敗の責めを高橋のみに負わせるのは酷だろう。
2位から4位に転落した最終節・水戸戦を含む土壇場の3戦連続の引き分け。
さらに言えば、前監督の下での開幕7戦未勝利。
勝負どころのもたつきの積み重ねを魔境J2が許さなかった結果と考える。


要は「昇太師匠の呪い」を今なお克服できていなかった、ということか。

勝った東京Vは素直におめでとう。「3位は上がれない」ジンクスを破った。
町田と東京Vの昇格に伴い、来季の都内で札幌戦を見る機会が増えたことを喜ぶ。
ただ、「来季は相当に頑張らないとヴェルディは厳しいね」
試合後に2号と異口同音に語ったことも事実。来季は降格3枠だし。
劇的な展開を楽しんだ一方で、90分間を通して、パスの精度や判断の速さに
もの足りなさをおぼえ、「やはりJ1はスゴいんだな」と実感した。
タイトルに届かなくても、例年二ケタ順位でも、J1にとどまることの価値
2号ともども再認識した一戦になった。

なお余談。試合後の場内で元新日本プロレスの高岩竜一そっくりの男性を見かけた。
「高岩だよな」「高岩だよね」と2号とささやき合ったが、声かけには至らず。
後にやはり高岩本人だったと分かった<本人がインスタに国立の風景をUP
声をかけていたら、大谷晋二郎の近況など聞けたかも。