本題の前に、石水勲氏の逝去を悼む。
コンサドーレの誕生は、この人と今井春雄氏の「蛮勇」なくしては
ありえなかった。おかげで良くも悪くも「人生変わった」という
道民は多いのではないか。むろんワタシもそのひとりである。
逝去当日の広島戦、勝っておきたかったな・・・
さて本題。9月も残り1日となったので、
「東京人」東京ミステリ特集の読み比べ企画を締めくくることに。
それぞれの号が推す有望株の書き手たちを紹介してラストにする。
秋の読書の参考にでもなれば幸いだ<カッコ内は注目作品
【96年版/この新人作家に注目!】(文・前島純子)
- 京極夏彦(姑獲鳥の夏)
- 真保裕一(ホワイトアウト)
- 打海文三(時には懺悔を)※2007年没
- 中嶋博行(違法弁護)
- 柴田よしき(聖母の深き淵)
- 服部真澄(龍の契り)
- 北森鴻(狂乱廿四考)※2010年没
- 瀬名秀明(パラサイト・イヴ)
すでに2氏が故人となったことは残念だが、
25年の時を経て、もはや中堅を通り越して
大御所クラスとなった書き手もちらほら見える。
対して、21年版は次世代の個性豊かな探偵たちを
生み出した書き手たちを紹介している。
【21年版/令和の探偵像。】(文・村上貴史)
- 斜線堂有紀(キネマ探偵カレイドミステリー)
- 阿津川辰海(紅蓮館の殺人/蒼海館の殺人)
- 福田和代(S&S探偵事務所 いつか夜は明けても)
- 早坂吝(ドローン探偵と世界の終わりの館)
- 青崎有吾(ノッキンオン・ロックドドア2)
- 西村健(バスへ誘う男)
- 東川篤哉(谷根千ミステリ散歩)
- 川瀬七緒(ヴィンテージガール)
すでに有名作家となった名前も見える。
25年後にどんな書き手になっているのか楽しみだ。
まあ、ワタシ自身はそれを見届けられるか、
自信が持てない年齢になってしまったけれど・・・(おわり)
- ホークス
西武に5対2の先勝。貯金1をつくり、3位楽天に0.5ゲーム差。
そして、一昨年から勝てなかった天敵・高橋光にやっと黒星をつけた
2回のデスパイネ&甲斐の2ラン2発による4点が最後まで効いた。
投げては先発・千賀が7回途中まで2失点の粘投で今季7勝目を挙げた。