ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

J1戦力分析/番外編・札幌

2012年02月24日 | サッカー

J1の17クラブをさんざん語りながら、我が身を省みないのは不公平というもの。

【札幌/*25日TM福岡戦(水前寺)26日TM大分戦(大分)】

監督:石崎信弘(続投)

主なOUT

DF西村(引退)山下(C大阪)

MFブルーノ(退団)上里(レ終了→徳島レ)

FWジオゴ(徳島)レモス(退団)

主なIN

GK杉山(鹿島)

DFジェイド・ノース(F東京)ジュニーニョ(パラナ州ローマ・レ)

MF山本(清水)高柳(広島)

FW前田(大分)大島(新潟)キリノ(大邱FCフ)

主な新人:DF奈良・小山内・前、MF荒野、FW榊(いずれも札幌U18)

*25日は福岡も非公開TM(相手非公表)の予定。熊本は市内でイベント開催の予定

「大量13人補強」と報じられることもあるが、限られた予算の中で

前線・中盤・最終ラインの、特にセンターラインをピンポイントで補強した感が強い。

また、ノブリンは「山下が残ってもCBの補強は必要じゃった」と語っており、

このポジションは外国人2人の出来や、櫛引・奈良のU19代表ドナドナ次第では、

途中補強も十分にありうるだろう。

また、三上強化部長が掲げた「勝ち点42」の目標。

勝ち点40を残留のボーダーラインとしたワタシの分析とも合っているが、

札幌の力量を考えると、やや高い目標にも思える。

三上さんの主眼は、むしろ続いて挙げた「勝ち点36に早く到達すること」にあるのでは。

勝ち点36が事実上のハードルで、

勝ち点42はそれに届くために「上からぶら下げたエサ」のような気がする。

しかし、このハードルに届くには、開幕スタートダッシュが不可欠と考えるが、

PSM北九州戦やTM関大戦の結果を見るに、その気配が乏しいのが不安だ。 


J1戦力分析/その17・新潟

2012年02月23日 | サッカー

ロンドン五輪最終予選は、マレーシア0対4日本 バーレーン2対1シリア

この結果、日本はグループ単独首位に再浮上。

3月のバーレーン戦に引き分け以上でロンドン五輪出場が確定する。

ひと安心して記す戦力紹介のラストは、七夕決戦で迎え撃つこのクラブ。

【新潟/7月7日14時・厚別】

監督:黒崎久志(続投)

主なOUT

GK武田(レ終了)

DF酒井(シュトゥットガルト・レ)千葉(広島)大野(湘南レ)岩崎(ガンジュ岩手)

長谷部(退団)マイケル・ジェームズ(長崎レ)

MFハファエル(レ終了)加藤(愛媛レ)

FWチョ(大宮)大島(札幌)川又、アンデルソン(ともに岡山レ)

主なIN

DF大井(磐田)

MFアラン・ミネイロ(パウリスタ・レ)小谷野(鹿島)中村(京都レ)

FW矢野(フライブルグ)平井(G大阪レ)ブルーノ(新潟Sフ)

主な新人:DF金(慶煕大)西村(新潟ユ)MF金(崇実大)FW鈴木(桐生一高)

選手のみならずコーチ陣も入れ替わりが激しく、

正直、開幕してみないと、どんなチームになっているか分からない。

お互いにPSM2戦目となる26日の清水との「オレンジ・ダービー」に注目する。

特に、チョが抜けた穴を矢野や平井が埋められるかどうかを見てみたい。

なお、新加入のアラン・ミネイロがオーバーウェイトと聞いたが、

せっかく新潟競馬場があるので、直線コースを延々とシャトルランさせては?


  • TM関大戦

2対1の辛勝。

相手は20~21日に大阪から海路で宮崎入りした翌日、西都から大津まで県境越え。

相当に身体が重かったはずだが・・・この結果には猛省を促す。精密検査の高柳も心配。

  • ノースが豪代表に選出

DF陣の連係を深めたいこの時期のドナドナはちょっと痛い。

なお、豪代表は現在、元浦和監督のホルガー・オジェック氏が率いて、

すでにW杯最終予選進出を決めており、このサウジ戦は消化試合になっている。

Jリーグからはノースのほか、浦和のスピラノビッチや清水のアレックスが呼ばれたが、

名古屋のケネディには声がかかっていない

このあたり、豪代表におけるノースの現在の微妙なポジションがうかがえる。

怪我は絶対に避けてほしいが、最終予選に向けてアピールできるように祈る。

  • 小橋が再び長期欠場&GHCタッグ戦はお流れ

AT仙台大会のムーンサルトで、変な落ち方をしたと聞いていたが、

左スネ骨折&じん帯損傷の重傷とは・・・酷な言い方だが、さすがに潮時では。

このまま無理を繰り返すと、今度は命に関わりそうで怖い。


J1戦力分析/その16・鳥栖

2012年02月22日 | サッカー

本題に入る前に磐田の金園に鶴。人間、何が幸運で何が不運か分からん。

九州遠征を断念したワタシも、いつまでも凹んでいてはいかん。

さて、ラスマエの戦力紹介は、その九州の新しいJ1クラブ。

お互いに「この一戦だけは負けられない」と考えているはずだ。

【鳥栖/6月30日19時・ベストアメニティ】

監督:ユン・ジョンファン(続投)

主なOUT

DF金(引退)浦田(愛媛)田中(退団)

MF金(アル・ナスル)永田(山形)山瀬(富山)米田(退団)柳澤(退団)

FW新居(引退)萬代(レ終了→山形)

主なIN

DF金(横浜Mレ)小林(甲府)

MF高橋(仙台レ)水沼(横浜Mレ)船谷(磐田)犬塚(甲府)

主な新人:DF黒木(福岡大)MF黒木(佐賀大)FW岡田(鹿屋体大)

金が引退して、金が残留して、金が移籍して、金が新加入した。

コリアンの選手にとって、元代表のユン監督こそ真の「レインメーカー」であるw

冗談はさておき、このクラブの最大の補強はトヨグバの完全移籍での獲得だろう。

新加入組にも、高橋や船谷らクラブの雰囲気を良く知っている選手が並び、

初めてのJ1を「一体感」を武器に、戦い抜こうという意志が見える。

個人的には、もし旋風を起こすとしたら、そのカギは藤田が握ると考えている。

・・・2月の九州遠征を断念した代わりに、久々にベアスタに行きたいなあ。

でも、7月2日の「鷹の祭典」東京ドーム初開催が捨て難い


  • 帰ってきた馬鹿企画

選手の幸運・不運に言及したついでに、

旧ブログで続けていた札幌の選手の六星について。

まあ、当たった試しがほとんど無いので、気楽に結論から始める。

1・監督と同じ良い運気の選手が多い

2・ユース昇格組がちょい心配

3・相変わらず霊合星人が多い

1について。ノブリンは火星+で、今季は「安定」と良い運気にある。

選手も火星+が6人と、今季の札幌では最も多い。

特に、ノース&前田の攻守のキーマン2人が、このグループに含まれるのは心強い。

次いで多いのが「再会」の金星+の5人。J1での再出発に合っていると言える。

2について。良い運気が「緑生」の水星-の榊のみ。

荒野・小山内が「健弱」の土星-と、悪い運気にある<櫛引も土星-

奈良・前は「陰影」の天王星-で、今季から大殺界に入った。

若い選手は思わぬ怪我や体調不良に十分に気を付けよう。

3について。運気の周期表で対極にある星の影響を受けてしまう霊合星人。

好調3年→ドツボ→良し悪し極端→ドツボというサイクルの運気を生きている。

1/12の確率で存在する計算だが、なぜか札幌はゴンをはじめ、この星が多い。

特に、横野、古田、三上とユース出身選手に目立っていた<大伍も霊合星人である

今季はユース5人組に一人も霊合星人がいなかった代わりに、

山本、大島、杉山の新加入3人が当てはまり、全33選手中10人を占めることに。

大島は好調期に入ったが、山本と杉山がドツボ、特に杉山の今後が気にかかる。

今季の選手で、たった一人の金星-の霊合星人。ワタシと同じ星の持ち主なので・・・


J1戦力分析/その15・G大阪

2012年02月21日 | サッカー

いやあ、40歳を過ぎて「ステカセキングの試合」に胸を熱くするとは思わなかった。

「キン肉マン」の新シリーズ、肉好きの4号に単行本購入をすでに約束してあげた。

むろん、まず最初に本を読むのはワタシだが

さて今回の戦力紹介は、勝ち点差2で昨季3位の陣容に今ちゃん加入と

悪魔将軍がアシュラマンを取り込むようなマネをした関西のクラブ。

【G大阪/6月23日14時・札幌D】

監督:ジョゼ・カルロス・セホーン(新任)

主なOUT

GK太(東京V)河田(福岡レ)

DF高木(神戸)山口(千葉)下平(大宮)菅沼(レ終了→磐田レ)

MF橋本(神戸)金(蔚山現代)

FW平井(新潟レ)李(蔚山現代)アフォンソ(コリンチャンス・アラゴアノ・フ)

主なIN

GK武田(清水レ)

DF今野(F東京)丹羽(福岡フ)沼田(CAグアスアーノ)エドゥアルド(アトレチコ)

MF寺田(横浜Fフ)倉田(C大阪フ)

FWパウリーニョ(甲府)

主な新人:GK田尻、DF西野・稲森(いずれもG大阪ユ)MF阿部(関学大)

高木や山口、橋本といったベテラン勢を放出しながらも、

今ちゃんやパウリーニョの新加入組や、レンタル先からの復帰組は

そろって計算が立つ選手たちで、目立った戦力ダウンは感じられない。

戦力面よりも、このオフの監督交代のドタバタ劇を引きずって

セホーン監督&呂比須ヘッドコーチの「二頭体制」が生まれてしまい、

選手たちが混乱しそうな不安が拭えない。

ラフィーニャ&パウリーニョのブラジル人FW2人のピッチ上の相性も気になるところ。


  • 札幌の今後のTM

19日のPSM北九州戦の以後は、あす22日の関大戦、25日の非公開戦(熊本?)、

26日の大分戦が公式にアナウンスされた。

このほか、3月4日に鹿屋体育大戦がある見通し<ソースは同大学サッカー部のHP

そして、ワタシもこちらの方と同じく「27日に宮崎でTM仙台戦」と見込み、

26日のホークスのOP戦と合わせた宮崎一泊二日ツアーを予約していたが・・・

きのう20日に札幌・仙台ともに「27日オフ」を公式にアナウンスorz

OP戦の観戦のみを目的に宮崎に飛ぶのは気が進まず、きょうツアーをキャンセルした。

キャンセル料&OP戦チケット代の計約1万円がパーになったのは痛い・・・

26日は船橋に行って中山記念で取り戻す<絶対に傷口を広げるパターン


J1戦力分析/その14・仙台

2012年02月20日 | サッカー

PSM北九州戦は1対2で逆転負け。フェブラリーSは見事なまでのタテ目orz

どうにもテンションが上がらないまま、本日は東北のこのクラブを紹介する。

【仙台/6月16日13時半・ユアテック】

監督:手倉森誠(続投)

主なOUT

GK川俣(鹿島フ)

DFチョ(磐田)細川(退団)島川(東京Vレ)

MFマックス(退団)高橋(鳥栖レ)

FWディエゴ(退団)中島(山形レ)大久保(ソニ仙)

主なIN

DF上本(C大阪)内山(甲府)

MFサッコーニ(パルメイラス)

FWウイルソン(陜西宝栄)

主な新人:MF藤村(盛岡商高)越後(仙台ユ)FW奥埜(仙台大)

昨季はクラブ最高位の4位。そして卓人がA代表に招集。

震災の痛手が癒えたとは言い難いが、クラブを取り巻く状況は上げ潮にある。

ここもブラジル人選手が入れ替わったが、手倉森監督は

そもそもブラジル人頼みの戦術を採らないので、それほど影響はあるまい。

昨季の順位が自信となって飛躍を遂げるか、それとも過信となって伸び悩むか、

札幌と対戦する時期には、答えが出ているだろう。


  • PSM北九州戦

黒星という結果のみを非難する考えは毛頭ないが、

ポゼッションの割に、シュート数が少なく、決定機を逃し続けたことは不満。

前田の良さを生かし切れていなかったし、内村の実戦感覚もまだ戻っていない。

キリノは残念ながら、悪い流れを変える駒にはなれないかも・・・

やっぱりボランチ真希が見たかったなあ。

救いは初戦で当たる磐田と2戦目で当たる神戸が、同じ日にそれぞれ

「シュート4本でウノゼロの黒星」「ノーゴール&3失点」とトホホな負け方をしたこと。

もがいているのは札幌だけじゃない。今後も反省と前進あるのみ。

  • AT仙台大会

メーン2試合のうち、6人タッグは森嶋が潮崎をバックドロップ葬。

4人タッグは月面水爆の競演が再現され、武藤が秋山を仕留めた。

うーん、これは来月の両国大会の三冠戦への伏線か。

中嶋がライガーの顔に平手打ちをかまして挑発したらしい。

GHCジュニア戦の相手をNOAHの外に求める構えか。