ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

ミステリ漫画二題

2012年02月25日 | 漫画・アニメ・特撮

きのう24日は4号の9歳のバースデー。

誕生会の買い物に出かけたついでに、いろいろ新刊本を買った。

Jのオフィシャルガイドや、札幌を特集した「Jリーグサッカーキング」4月号も

すでに店頭に並んでおり、いよいよ開幕が近いことを実感した。

同時に、それらの書籍に載っている高柳の笑顔を見るのがつらかった・・・鶴

漫画は池田邦彦「シャーロッキアン!」2巻と山口譲司「江戸川乱歩異人館」3巻を購入。

全く毛色が異なる2作だが、古典的ミステリを下敷きにした漫画は面白い。

「シャーロッキアン!」は、本筋とは離れた部分の仕掛けも楽しい。

「青い紅玉は語る」は、ホームズ譚の「青い紅玉」が下敷きと思わせて、

クライマックスの舞台となるショット・バーの名前が「ノーベリ」

つまり、「黄色い顔」を下敷きに、探偵役の車教授がひとりの女性をめぐって

誤った結論を出しかけてしまったことを暗に示していた。

また、エラリー・クイーンが「我が青春の名探偵」だったワタシには、

「儀式はふたたび」にあった探偵小説の蔵書のコマ(72P下部)に

「Xの悲劇」「Yの悲劇」らしき本がチラリと出てきたことがうれしかった

<背表紙に「of X」「of Y」の表記が見えた

年代を考えるに、戦前のバーナビー・ロス名義の原書かも。うーん、欲しいぞ。

・・・しかし、車教授の「老いらくの恋」はどうなってしまうのか?

まさか「這う人」のような結末にはなるまいな?

「乱歩異人館」の方は、予想していたことだが、とにかく「蟲」が不気味だった。

さすがは大槻ケンヂの「裏・乱歩ベストワン」である。

山口氏の絵も悪くないが、いつか丸尾末広氏による漫画化を期待する。


  • キリンチャレンジ杯

日本3対1アイスランド

いやあ、「ハンドスプリング・スロー」なんて久々に見たわ。盛り上がったねえ。

ルール上は反則になってしまう、とも聞いていたのだが。