ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

J1戦力分析/その11・FC東京

2012年02月17日 | サッカー

戦力紹介第11弾は、昨季最終戦から5カ月ぶりの再戦。

あの試合と同じ熱気に札幌Dが包まれていれば、J1に残る芽も出てこよう。

【FC東京/5月12日13時・札幌D】

監督:ランコ・ポポビッチ(新任)

主なOUT

DF今野(G大阪)ジェイド・ノース(札幌)柳楽(鳥取)阿部(横浜Fレ)

MF永里(甲府フ)上里(レ終了→徳島レ)

FW高松(大分フ)坂田(福岡)鈴木(徳島)

主なIN

DF加賀(磐田)太田(清水)

MF長谷川アーリア(横浜M)河野(東京V)大竹(C大阪フ)幸野(大分フ)

FW渡辺(横浜M)重松(福岡フ)

主な新人:DF丸山(明大)張(延世大)MF橋本(F東京ユ)FW林(中大)

昨季はJ2の他クラブが「何もそこまで」とあきれかえった大量補強を敢行。

J2初制覇という結果こそ残したが、バイキング料理店だったら、

あまりの食べ残しの多さに追加料金が発生したと思われるシーズンだった。

このオフはその「食べ残しの戦力」を整理しつつ、ガンバに去った今ちゃんの穴埋めや

ACL出場を見据えた選手層の維持、弱点へのピンポイント補強に努めた感がある。

特に加賀・太田のDF2人の獲得に成功したのは大きいだろう。

逆に言えば、北斗あたりは今季は正念場かもしれない

これで米本の完全復活が成れば、昨季の柏に続く「昇格即J1制覇」を達成

・・・できるかどうかはともかく、かなり上位には食い込めるとみる。


【新戦力紹介・第11回/DF前貴之・札幌U18から昇格】

93年9月16日生 172センチ/62キロ

前回紹介した小山内と同じく、スクール生からU12→U15→U18と札幌ひとすじ。

昨季のU18では主に左SBとボランチをこなし、その両足から精度の高いキックを見せた。

特に、クラブユース選手権・準々決勝の名古屋戦の終了間際に見せた意地の直接FKと、

プレミア最終戦のFC東京戦で中原の決勝ヘッドをアシストしたFKの印象が強い。

体力面を強化できれば、ポリバレントで重宝な選手に成長するはずだ。