「天地人」放映を記念して
南魚沼市では、2009年NHK大河ドラマ「天地人」の放映と、昨年の直江兼続公生誕450年、今年の坂戸城築城500年を記念して「喜平次と与六」の像を坂戸地区銭淵公園の芝生広場に設置した。
「喜平次と与六」の像は「天地人」ゆかりの象徴的な立像として、大河ドラマ放映という歴史的な事業の記念と、今後の伝承事業のシンボルとして設置された。
120センチの台座の上に180センチの立ち姿の喜平次と立膝姿の与六の銅像が立つ。春日山へ移る直前の時期をイメージし、甲冑や愛の前立てなどは付けられていない。
原画制作を戦国絵巻作家の第一人者、正子公也氏に依頼、成形行程で原画のイメージに忠実になるよう監修してもらった。
正面の題字は「天地人」の原作者である火坂雅志氏の揮毫によるもので、背面側部の由来文「将来を見つめる二人」は、「天地人」の放映に尽力した上田史談会の撰文による。事業費は1500万円。
19日には、原作者の火坂氏、原画制作・監修の正子氏をはじめ、米沢市関係者らを迎えて除幕式が行われた。