魚沼WEBニュース

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魚沼市からも物資、人的支援

2011-03-19 | インポート

東北地方太平洋沖地震

Img_57973月11日14時46分ころ東北地方の三陸沖を震源とするマグニチュード9・0の国内観測史上最大の巨大地震が発生、北日本から関東にかけて強い揺れと最大10メートルの津波が襲った。地震と津波の被害により壊滅的な状態の地域もあり、死者数、負傷者数、行方不明者数も把握できないなど、現在も災害の全容が明らかにならない中、福島県大熊町の東京電力福島第一原発では事故により放射性物質が漏れ危険な状況が続いている。
 また、12日3時59分頃長野県栄村を震源とし、十日町市で震度6弱を観測する地震が発生、十日町市、津南町でも雪崩や地滑りが発生し12日には400人を超える人たちが避難所に避難した。
 これらの地震による被害は魚沼市では報告されていないが、魚沼市は12日7時に魚沼市雪害警戒本部を魚沼市災害警戒本部に変更し雪害、地震など合わせて災害対応に備えた。
 長野県北部の地震で魚沼市企業課は日本水道協会新潟県支部の要請により12日から被災地への給水支援を開始した。可搬式給水タンク(容量1トン)を積んだトラック1台と職員2人による給水支援は津南町で続けられている。
 また、東北地方太平洋沖地震の被災地への救援・応援では14日にポンプ車1台と資機材車1台、消防職員7人を宮城県石巻市に派遣した。
 さらに15日21時には、同地震被災地へ救援物資を届けるため、2トントラック1台とワゴン車1台で市職員4人が岩手県一関市に出発。16日10時には一関市役所に到着し毛布750枚を同市に引き渡した。一関市は魚沼市と友好関係にある豊島区と防災協定を結んでいるが、物資等に不足がないことから、魚沼市から届けられた毛布は一関市により陸前高田市、大船渡市、気仙沼市方面の被災地に搬送される。
 なお、魚沼市では各市役所庁舎に募金箱を設置、市民の支援を募っているほか、被災地から避難を希望する被災者が当面「浅草山荘」、「青雲館」などの市直営施設が利用できるようにしている。県立小出病院における透析患者の受け入れについても関係機関に情報提供がされている。
 今回の地震により、魚沼市は12日に予定されていた「うおぬま市民大学」講演会、「雪明り雪中行群」が中止されたのをはじめ、13日の魚沼市生物多様性シンポジウム」の中止など各方面でイベントの自粛が行なわれている。
 また、18日に春スキー営業の開始を予定していた奥只見丸山スキー場では、当面の間(3月末までを予定)営業を自粛することにした。


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