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高浜市の先進事例を学ぶ

2013-02-09 | インポート

まちづくり市民会議

Img_6846魚沼市まちづくり委員会(平井正尚会長)では平成24年度第3回「魚沼市まちづくり市民会議」を2月3日、小出郷文化会館小ホールで開催した。
 今回は「先進事例に学ぶ市民と行政の協働とは」をテーマに開催され、「住民力の強化」と「職員力の強化」をキーワードに、地域内分権の推進に成功した愛知県高浜市から福祉部長の神谷美百合さんと、高浜南部まちづくり協議会事務局長の神谷義国さん、内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官の舘逸志さんを招いて開かれた。
 高浜市は住民自治の基礎となる「住民力の強化」を進めるため、まちづくり協議会(コミュニティ協議会)を立ち上げ、予算と権限を与え住民の自治力の育成を進める一方、住民との信頼関係を作るため「特派員」として各協議会へ職員の配置を行うなど、積極意的に市職員の市民活動への参画を奨励。「住民力の強化」と「職員力の強化」が行なわれたことで、「地域内分権の推進」が図られ、住民自らが公共サービスの担い手となる仕組みづくりが実現した。
Img_6867市民会議では、高浜市と高浜南部まちづくり協議会の取り組みが紹介された後、パネルディスカッションが行われ、魚沼市のへのアドバイスとして舘さんは「高浜市の特派員制度は良い参考になると思う」とし、神谷義国さんは「行動することに尽きる。議論しているうちに答えが出る。まちづくりはドジを踏んでも良いから、さっさとやれ。深刻になるよりやった方が良い」と述べ、神谷美百合さんは「職員がまちに出るのは大変で怖いが、職員は真剣度を見られている。叱られても何度も足を運ぶことが大事」とアドバイス。魚沼市まちづくり委員会の平井会長は、それらの意見を受けて「住民力の強化の重要性を感じた。民間交流も必要。議論だけでなく、外へ出て行動することが必要と思った」と最後に語っていた。


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