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豪雪災害対策本部を設置

2011-01-29 | 2011豪雪関連

魚沼市が予防、応急対策を強化

Img_4126Img_4112_2 断続的に降る雪で積雪量が増え、除雪中の事故、雪崩等が発生していることから魚沼市では1月20日に「魚沼市大雪警戒本部」を設置していたが、今後も雪が継続的に降り続くことが予想されていることから同24日、「魚沼市豪雪災害対策本部」を設置、災害の予防、応急対策の強化を図ることにした。
 魚沼市では同日、第1回めの「大雪警戒本部会議」を開き、現時点での雪の状況、雪による被害状況を確認、今後の対応について協議した。
 それによると24日9時現在の積雪深は堀之内が211センチ、小出205センチ、湯之谷280センチ、広神225センチ、守門301センチ、入広瀬284センチ。
 屋根雪除雪中の転落など雪による人的被害は昨年12月25日から1月22日までに9件発生しており、死亡3人、重傷4人、軽傷2人。建物等の被害は住家の床下浸水4件、一部破損1件、その他非住家の倒壊など2件となっており、道路等への小規模な雪崩2件、落雪4件が発生している。
 雪による道路の通行止めは市道が3か所、国県道が2路線。消雪パイプの井戸の水不足は小出、堀之内、湯之谷地区で50本となっており、機械除雪で対応、市への苦情、トラブルは500件にのぼっている。
 この状況を踏まえ、今後の対応を協議した結果、大平悦子市長から豪雪災害対策本部の設置が求められ、同日14時、大雪警戒本部から豪雪災害対策本部へと体制を移行することになった。
 豪雪災害対策本部の設置により、同市では全庁体制で情報の収集、広報及び危険箇所パトロール等の体制を強化するとともに、関係機関等と連携して、さらなる予防、対応対策の強化を図ることにしている。

また、27日には魚沼市・長岡市・小千谷市・十日町市の4市が県により「災害救助法」の適用対象に認定された。適用は平成18年の豪雪以来となる。


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