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魚沼市まちづくり市民会議

2011-11-05 | インポート

機能する自主防災組織づくりを

Img_1722防災をテーマとした今年度2回目の「魚沼市まちづくり市民会議」が10月30日、魚沼市地域振興センターで開催され、災害体験談から地域自主防災などについて考えた。
 市民会議は魚沼市まちづくり委員会が開催したもの。会議ではまず、防災士で新潟県自主防災コーディネターの尾身誠司さんが「災害列島日本~私たちはどうすればよいか~」と題して講演した。
 続いて開かれた「災害体験談から考える地域自主防災と協働体制」をテーマとしたパネルディスカッションでは、元越又区長の坂西均さんが2004年の中越地震、大栃山区長の浅井正浩さんが今年1月の豪雪、下島区長の八木兵司さんが7月の豪雨災害の体験談を語り、「震災の復旧、復興を進めるのは素人では難しい。よく通じた人が市に1人や2人いた方が良い」、「大雪の時は買物ができないため、電話で届けてもらうことなども考えて欲しい」、「自主防災組織をつくってあったが真夜中だったので連絡するのをためらった。役割分担もしてあったが、水害の場合は時間がなく機能しなかった。市のハザードマップを使った研修会をしておけばよかったと思った」など指摘した。
 アドバイザーの尾身さんからは「自主防災組織は地域、災害の種類で活動が異なる。機能させるには自分たちで考えて訓練していかなければならない」と助言され、会場からは「避難場所は本当に適正なのか疑問もある。もう一度調べてもらいたい。また、避難所で災害の状況が分かるように情報を伝えて欲しい」との声も出されていた。


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