サバイバル料理に挑戦
親子で防災について学ぶ体験型食育教室「食のふしぎはっけん・おやこジャングル」が11月10日、魚沼市の小出ボランティアセンターで開催され、参加した親子が備蓄食品について学んだり、サバイバル料理に挑戦した。
この教室は、県魚沼地域振興局が開いたもので、11家族約30人が参加した。
教室ではまず、「あなたは何日、水なしでいられますか」、「電気が止まりました。何に困りますか」など防災士により地域の災害特性や防災についてのクイズが行われ、災害時の家庭用備蓄食品についての説明もされた。
この後は、電気、ガス、水道が止まった際に家庭にあるものを上手に使って料理するサバイバル料理体験となり、参加した親子は食生活改善推進員と一緒に高野豆腐のカレースープを作ったり、ポリ袋を使っての炊飯、野菜スープ、切り干し大根のサラダ、ケーキ作りに挑戦した。
調理は包丁を使わずに行われ、ポリ袋での野菜スープ作りは、手でちぎったり皮むきなどで薄く切った野菜をポリ袋に入れ、空気を抜いて口を結んだ後、沸騰した鍋に入れて加熱する方法で作られた。炊飯やケーキ作りも同様の方法で行われ、参加した子どもたちも楽しそうに調理に参加。出来上がった後の試食では満足気な表情を見せていた。