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まちづくり委が公開市民講座

2013-07-27 | インポート

新病院支援する体制づくりを

Img_1573市民参加のまちづくりを推進する魚沼市まちづくり委員会の福祉健康委員会では新病院についての「公開市民講座」を7月22日、魚沼市役所小出庁舎で開催した。
 同委員会では、魚沼地域の医療再編成により県立小出病院に代わって平成27年に開院する新小出病院の建設を単に市民の医療機関の建設としてではなく、市民の健康づくり、まちづくり、市民交流の拠点とするための、市民のサポート体制づくりを目指している。
 公開市民講座には同委員や市民など約50人が参加。まず新病院の院長に内定している県立小出病院院長の布施克也氏が、新病院の整備計画や医療再編成の考え方や機能分担と地域連携、保健・医療・福祉の包括的サービス、地域包括ケアシステムについて説明し、「魚沼全体がひとつの病院と考えてもらいたい。そのためには病院や診療所などで検査結果や薬の情報が共有でき、スムーズに診療が受けられる魚沼地域医療連携ネットワークの利用を検討してください。また、住民自身が医療資源となって家族の健康管理を行い、地域の医療・福祉を支えてもらいたい」と講話し、魚沼市の新病院対策室の佐藤竜郎室長が新病院の財源について説明した。
 続いて委員の代表から「民営の場合は国・県の助成措置があるのか。赤字にならないのか」、「市民の要望や意見を吸収できる機能を設けられないのか」、「病院に行きやすくするための応援団、サポーターズクラブがあれば良いのではないか」などの質問があり、「平成27年度は県立からの移行期間であり赤字が出るが、28年度には黒字となるシミュレーションとなっている。特別交付税は現在と同じくらいもらえる見込み」、「開設準備委員会で考えているところであり、皆さんの声が病院運営に反映され、支援してもらえるようにしていきたい。サポーターズクラブについても考えている」と佐藤室長、布施院長から答えられていた。
 同部会ではこれまでの活動やこの市民講座の内容を踏まえて全市民で新病院を応援、協力、サポートする具体的活動を検討していくことにしている。


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