87人が学び舎巣立つ
県立堀之内高校(南雲充校長)の第38回卒業式が3月15日に行われ、卒業生87人が通いなれた学び舎を巣立った。
単位制高校である同校で今年、卒業を迎えたのは4年次生7人と3年次生80人。式ではまず、卒業生一人ひとりに南雲校長から卒業証書が手渡され、「皆さんが本校定時制課程で身につけた自分の特性に自信を持ち、みなさん一人ひとりがこれまでの出会いを大切にしよう。そして常に感謝の気持ちを忘れずにという言葉をしっかりと心に刻み、社会に大きく羽ばたいて欲しい」と南雲校長が式辞を述べた。
八木雅行PTA会長の祝辞に続いて、在校生代表の小幡菜美さんが「新たな生活に戸惑い辛いことも多々あると思いますが、そんな時はこの堀之内高校で過ごした日々を思い出し、自信を持って一歩一歩前進してください」と送辞を贈ると、卒業生を代表して小林勇一さんが「私たちは今日からそれぞれの目標に向って歩んでいきます。これからは今まで以上に困難な場面に出会うこともあるかもしれません。しかし、私たちは、この堀之内高校で学んだこと活かし、どんな困難も乗り越え、本校での思い出を糧に前に進んでいきます」と力強く答辞を述べた。