勇壮に神輿パレード
魚沼に秋の訪れを告げる「堀之内十五夜まつり」が９月14日から16日までの３日間、厳しい残暑の中で繰り広げられた。
真夏のような厳しい残暑の中で行なわれた今年のまつり。十五夜まつりに欠かせない島河屋台連と稲荷町屋台連の屋台囃子が祭り情緒溢れる囃子を演奏しながら通りを練り歩き、踊り屋台が十五夜まつりのしっとりとした風情を醸し出した。
15日は日中、恒例のミュージックフェスティバル、大抽選会などが八幡宮境内で開かれ、夜には大煙火大会が夜空に大輪の花を咲かせた。孫の誕生や結婚、厄払い、還暦などを祝った住民の花火も多数打ち上げられ夜遅くまで見物客を楽しませた。
最終日の16日には、呼び物の「みこしパレード」が勇壮にまつりを盛り上げた。中央公民館前に集まった各町内の神輿がパレードを行い真夏を思わせる暑さの中、六間小路でそれぞれ勇壮なパフォーマンスを披露すると周りの人から歓声や、掛け声がかかりまつりは最高潮を迎えた。
十五夜まつりの名物「神輿流し」では各神輿が魚野川へと入り、ゆったりと流れの中を進むと堤防に集った人たちの注目を集めた。
また、夜には大民踊流しも行われ３日間のまつりを締めくくった。
東洋大の３選手を迎えて
堀之内一周駅伝大会
第60回「魚沼市堀之内一周駅伝大会」が９月18日、魚沼市堀之内で開催され、中学生から一般までのチームが健脚を競った。
「十五夜駅伝」として親しまれているこの大会は、堀之内地区を１周する７区間でタスキをつなぐ大会。今回は道路改良工事に伴い一部コースを変更、全長25・９kmのコースに一般の部、一般女子の部、中学の部、中学女子の部の４部門に合計55チームが臨んだ。
また、今回は60回を記念して今年の箱根駅伝で優勝した東洋大学駅伝部の選手３人が招待され、７区間を３人で襷をつないで健脚を披露した。
大会は、堀之内公民館前を８時30分にスタート。真夏を思わせる厳しい残暑の中、各チームが力走を見せた。オープン参加した東洋大の西山佑生選手（智辯学園出身＝１・２区）、長谷川直輝選手（中越高出身＝３・４・５区）、高野智仁選手（十日町高出身＝６・７区）は快走を見せ、中継所では襷を受け取った後、１位のチームを待ってスタートしレースを引っ張った。結果は次のとおり。
【一般】《１》堀中駅伝部ＯＢ（１時間35分05秒）《２》魚沼市消防本部《３》黒ひげ海足団《４》陸遊会Ａ《５》チームＤＯＭ．Ｓ《６》ホリカフーズＡ
【一般女子】《１》そよ風レディース（２時間12分04秒）《２》チームＤＯＭ．Ｌａｄｙｓ《３》ひふくみ★ギャルズ
【中学】《１》群馬中学陸上部部（１時間25分39秒）《２》堀之内中学校陸上競技部Ａ《３》小出中学校男子《４》堀之内中学校陸上競技部Ｂ《５》同Ｃ
【中学女子】《１》堀中女子バスケット部（２時間15分58秒）
