老朽化した小出郷図書館
今夏の開館を予定
魚沼市は同市井口新田の小出郷図書館を平成22年度に本町の空き店舗へ移転することにした。
小出郷図書館は、昭和60年度に旧日本道路公団事務所だった建物を使って開設された。25年を経過して建物は老朽化が著しくなってきたことや、用地の借地期限が近づいてきていることから、22年度に本町の空き店舗(旧サクライ靴店)に移転することになった。
移転する建物は鉄骨造4階建で、このうち1階と2階が図書館として借りられる。床面積は1、2階合わせて約800平方メートルで、現在の図書館のおよそ2倍の床面積となる。
現在、小出郷図書館の蔵書は約3万3000冊。同市では、4月から内部の改装など移転の準備を始め、遅くとも今年7月中には開館させたいとしている。
同図書館の本町への移転は中心街の活性化に役立つのではないかと地元からも歓迎されている。