活性化と健全育成目指し
魚沼市の市営スキー場再編により、薬師スキー場の運営を市から引き継ぐための特定非営利活動(NPO)法人「四季の郷やくし」の設立総会が6月1日、ゆ~パーク薬師で開催された。
設立総会にはスキー場管理組合、地元区長、スキー学校、レーシングクラブなど関係者約40人が出席した。
これまで市の委託を受けて運営してきたスキー場管理組合の佐藤孝一組合長が「地域の活性化、子どもたちの健全育成のためスキー場をなくしてはならない。この法人が大きく成長するよう組合も応援していきたい」とあいさつ。
大平悦子市長は「市の行政改革のひとつとしてスキー場再編を提案させてもらった。NPOの立ち上げに感謝しています。これから益々市と地域の連携を深め活性化を目指したい」と祝辞を述べた。
続く議事では規約、平成24年度活動計画と収支計画書を承認、役員の選任では理事8人と監事2人を選出、総会後開かれた理事会で理事長には佐藤孝一氏が選出された。
同法人では今後1口2000円で会員を募り活動していくことにしており、平成24年度は薬師スキー場の営業、スキー学校・ジュニアレーシング・部活動の支援、スキーカーニバル・スキー大会の開催、夏季ゲレンデでの野菜・そば・きのこの栽培などの事業を計画している。