2月25日から池田記念美術館
ふるさとの原風景を描き続けている版画家、尾身伝吉さん(十日町市山本町)の木版画展「伝え継ぐふるさとのこころ」が2月25日から3月29日まで南魚沼市浦佐の池田記念美術館で開かれている。
尾身さんは、ふるさと魚沼の四季を題材に木版画をつくり続けており、消えゆく茅葺き民家、はさ木や棚田などを木版画に残し県内外をはじめ海外でも作品展を開いている。2007年には新潟県知事室に作品「甦る故郷」が展示、10年には「太宰治と歩く文学散歩」(角川書店刊)の表紙に作品が採用された。
今回の作品では、故郷の風景を描いた木版画を中心に木版染めきもの、絹布貼り絵など40点ほどが展示される。
開館時間は9時から17時(入館は16時30分まで)。水曜休館。入館料は一般500円、高校生以下無料。