大平市長が講師に
魚沼市の小出小学校では11月25日、大平悦子市長を講師とした「租税教室」が開かれた。
大平市長が会長を務める「魚沼市・長岡市川口地域租税教育推進協議会では、租税教育の充実のため税務署や地方税職員、税理士らの協力を得て学校等への講師を派遣し租税教室を開催しており、今回は大平市長自らが講師を務めたもの。
教室には同校の6年生103人が参加。「皆さんはどんな税金を知っていますか」の児童への問いかけで授業を始めた大平市長は、まず消費税や所得税、固定資産税など税金の種類を紹介し、税金の使い方については「日本の国税は43兆960億円。皆さんが教育を受けるために1人当たり85万7千円が使われています。ほかにも安全を守るため、健康を守るため、年金、道路や橋の整備、除雪やゴミの処理も税金で行われています」と説明した。
この後「所得税を納めている小学生がいる」「海外には消費税が25%の国がある」などについて○×で答えるクイズや税金についてのビデオも上映され、大平市長は「税金がなくなると何もかも自分でお金を出さなければならないので大変です。税金は豊かに暮らす、安心安全に暮らすために大切なものです」と児童たちに語りかけていた。