堀之内体育館の指定管理者
堀之内体育館の指定管理者であるエンジョイSC・魚沼体協・山﨑共同企業体(上村伯人代表)では、共同企業体が購入したランニングマシーンなどの物品を市に寄付することになり、4月16日に市役所で贈呈式が行われた。
同共同企業体は平成25年4月に堀之内体育館の指定管理者となり、コスト削減、入館料の増加など経営努力により捻出した資金でランニングマシーンなど物品を購入、体育館で活用し施設内容と市民サービスの向上に努めてきており、今回、購入した物品を市に寄付することにしたもの。
寄付されることになったのはランニングマシーン5台、エアロバイク4台、アリーナLED照明23灯、グリーンフロアLED照明24灯、スタジオミラー10枚、スクワットラック1台。購入時の費用合計は1188万5千円となる。
この日は同共同企業体の上村代表(エンジョイスポーツクラブ魚沼理事長)と魚沼市体育協会の松田光正会長、山﨑組の山﨑卓郎取締役総務課長らが市役所を訪れ、上村代表から佐藤雅一市長に目録が手渡された。
上村代表は「NPOなどが市の指定管理を受ける形で成果を出せたことは意義があると思います。また、民がやることによって市民が使いやすい形での事業ができたことは、一つの成功例として他の事業にも繋がっていってほしい」と話し、寄付を受けた佐藤市長は「本来ならば行政で整備しなければならないものを、指定管理者から寄付いただくのは本当にありがたいこと。これらを市民の健康づくりに役立てていかなくてはならないので、ソフト面でまた皆さんからご協力いただければありがたい」とお礼を述べていた。
なお、同共同企業体は今年4月から5年間、引き続き堀之内体育館の指定管理を行うことになっている