親子で体験型食育教室
防災について学ぶ体験型食育教室「地域の食はっけん・おやこジャングル」が10月23日、魚沼市の小出ボランティアセンターで開催され、参加した親子がサバイバル料理に挑戦した。
この教室は、魚沼市と県魚沼地域振興局、同市食生活改善推進員協議会が開いたもので、6家族14人が参加した。
教室ではまず、サバイバル料理体験が行われ、参加した親子は食生活改善推進員と一緒に高野豆腐のカレースープを作ったり、ポリ袋を使っての炊飯、野菜スープ、切り干し大根のサラダ、ケーキ作りに挑戦した。
調理は包丁を使わずに行われ、ポリ袋での野菜スープ作りは、手でちぎったり皮むきなどで薄く切った野菜をポリ袋に入れ、空気を抜いて口を結んだ後、沸騰した鍋に入れて加熱する方法で作られた。炊飯やケーキ作りも同様の方法で行われ、参加した子どもたちも楽しそうに調理に参加。出来上がった後の試食では満足気な表情を見せていた。
教室では、このほかクイズ形式で食中毒や食品の放射線について学んだり、非常時の食の備えについて説明を受けていた。