早期の事業再開を
一般国道17号浦佐バイパス整備促進期成同盟会(会長=大平悦子魚沼市長)の総会が4月20日、魚沼市役所で開かれた。
同バイパスは、南魚沼市市野江と魚沼市虫野を結ぶ延長6・6キロ。南魚沼市浦佐地内に整備が予定されている魚沼基幹病院(仮称)や魚沼市が造成している水の郷工業団地への主要アクセス道路として需要な路線であるが、国土交通省は整備効果が費用を下回ったとして事業の一時凍結を公表している。
総会では大平会長が「医療、産業、文化の拠点づくりに重要なバイパスで、道路が地域の発展に果たす役割は大きい」とあいさつ。同省長岡国道事務所の倉重毅所長は凍結に至った経緯を説明するとともに「事業が終わったわけでなく機械的に点検した結果であり、再評価した中で事業を継続できるよう努力したい」と述べた。
地元代表の会員からは「バイパスの目途が立たないために下水道工事ができない地区もある。地元としてもできる協力はするので一日も早い完成を」との声も出され、同期成同盟会では早期の事業再開、完成を国などに要望することにした。
また、この日の出席者からは「両市で看板を立ててアピールしたり、署名活動などの具体的な活動も必要」との意見も出されていた。