市内で目撃情報
魚沼市内では例年、クマの目撃情報が多数寄せられているが、今年も４月に入ってからクマの目撃情報などがあり、市や警察署では山に入る際の注意を呼びかけている。
市内では４月１日に魚野地で雪の上のクマの足跡が見つかったほか、14日には湯之谷芋川の山中でクマが目撃された。目撃されたのは集落の外れから２キロほど入った山中。いずれも民家の近くではないが、市では注意を促す看板を設置したり、集落に回覧板をまわして入山時の注意を呼びかけている。
クマの被害に遭わない注意点としては「山に入るときは鈴、ラジオ等の音の出るものを身に付け、複数で入る」「クマが活発に活動する朝夕を避けて行動する」「入山時にはごみや食べ殻は全て持ち帰る、家周辺に残飯を出して置かない等、餌となるものを屋外に放置しない」ことなどがあげられている。
産業界担う技術者目指して
魚沼市堀之内の県立魚沼テクノスクール（馬場敏秋校長）では平成21年度入校式を４月９日、同校体育館で行った。
同校の今年度の入校生は普通課程の電気施設科（１か年）が８人、木造建築科（２か年）が19人、昨年度新たに開設された短期課程のエクステリア左官科（１か年）が13人の合計40人。
入校式ではまず、馬場校長が「厳しいと思える毎日の訓練が職人として必要な知識、技能、そして態度をしっかりと身につけてくれます。修了式には全員が満足感を分かち合えるようにこれからの訓練に臨んでください」と式辞を述べ入校生を激励した。
「学校生活を有意義なものにするため、ともに頑張っていきましょう」と在校生を代表して建築科２年の松井大輔さんが歓迎の言葉を贈ると、入校生代表の木村大輔さんが「我々一同規則を守り、これからの産業界を担う技術者として人格の形成と知識、技能の取得に努力することを誓います」と宣誓した。
