魚沼WEBニュース

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折立温泉で奇祭「百八灯」

2007-03-15 | ニュース

夜空に稜線くっきりと

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雪に浮かぶ幻想的な炎の祭典「百八灯」

湯の里雪まつりが3/4折立温泉で行わ

れ、天候にも恵まれて賑わいを見せた。

百八灯祭りは折立温泉で江戸時代初期、寛永年間の初め

から行われているという伝統ある行事。山の麓にある小さな

稲荷様の社から山頂に向けて、それぞれの農家から集めら

れたワラを置き、夜を待ってそれに点火、暗い夜空に無数の

火を浮かび上がらせる。今年は記録的な少雪により、おまつ

り広場をマレットゴルフ場近くに移しての開催となったが、観光

客や近隣の人たちが大勢訪れ、名物の6人搗きの餅つきや、

お笑いパフォーマンスを楽しみながら甘酒、豚汁、ウサギ汁な

どの無料サービスの夜店に舌鼓を打った。


記者日記

2007-03-15 | 小出郷新聞コラム

今年、県内で交通死亡事故が急増していることから「県下一斉交通死亡事故抑止緊急対策」が3月5日まで実施された。小出警察署管内では3月5日現在、幸い死亡交通事故は発生していないが、人身事故の発生件数、負傷者数ともに前年同期よりも増えている。今冬は記録的な暖冬少雪。一般的に大雪の時は車の走行速度が控えられるので大きな事故は少なくなる反面、道路の状況が悪くなるため事故の件数は多くなるといわれている。逆に少雪の時は車のスピードが相対的に上がり、死亡事故や人身事故が増える一方、道路の状況が良いため物損事故が減るようだ。今冬のような雪の少ない冬は、重大事故に遭わないようドライバー、歩行者ともに注意が必要だ。そして万一の事故の際に命を守ってくれるのがシートベルトだ▼新潟県ではシートベルトの運転者着用率が、高速道では全国7位の99・7%であるのに対し、一般道では全国47位の89・5%と低く、後部席同乗者着用率は高速道が14・9%、一般道はわずか11・3%にとどまっている。昨年県内の自動車乗車中死者65人のうちシートベルト着用者はわずか23人(着用者率35・4%)、後部座席は8人全員が非着用だった。非着用者39人中、22人はシートベルトを着用していれば助かった可能性があったとされている。▼また、チャイルドシートの6歳未満全体の着用率は全国35位の44・2%、5歳児の着用率は着用が義務化されているにもかかわらず、わずか16・5%であり、シートベルト、チャイルドシートの着用の徹底が求められている。▼近年全国で交通事故による死者数が減少してきているが、事故の発生件数は依然減っていない。死者数の減少はシートベルトやエアバックなどの安全装備や救急車の体制、医療の向上によるところが大きいようだ。「面倒だ」とか、「窮屈だ」といって、シートベルトを締めないのは、もったいない話だと思う。要は締めることを習慣化するか否かである。