黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

東京マラソン

2007年02月18日 20時28分15秒 | Weblog
2月18日分。

 朝にぼんやり起きてみれば、今いち見覚えのない場所で目が覚める。ここはどこだっけかなーと一瞬だけぼんやり考えた後で、そういや母方の実家に来てるんだっけかね、と思い出す。しかしまあ、一番落ち着くのはやっぱり今は寮の自分の部屋であって、どーも寝ても疲れが少し残っている気がー。って、単にそれは昨日の夕食がやたら重たくて胃にもたれているせいと、例によって寝不足か。休日でも平日と同じ時間帯に目が覚める罠……融通の利かないことで。
 で、テレビをつけてみれば、東京マラソンのスタートの映像がニュースで流れていたりする。雨のさむっそーな中をぞろぞろ走っていくランナーを見て、ああ参加しなくて良かったなぁと思ってしまう私は引きこもりぃー。七時間の交通規制というのもものすごい話だけれども、はて、ランナーはみんな完走できたんだろうか。先頭の方を走っていたプロランナーの方でも、寒さの影響かトラブルがでたようなのだけれども。
 参加者三万人というのもすさまじいもので、これがまた競争率三倍だったそうだから、申込数は九万はあったということか。しかしまあ、ランナーのために六百個のトイレを置いたのだそうだけれども、スタート前には東京駅のラッシュかこれはってくらいの列が出来ていた映像も……。うーむ、雨降る寒い中を、トイレ待ちでランナーがふるえている絵図……地獄だ。そういや、スタートの映像の最中に、何故か白鳥の湖が混じっていたような気がしたのは、気のせい?

 この手の大々的な企画があると、ついつい気になってしまうのがお金の出所。実家で、私と母親と祖母と三人して、どっからお金出たんだろうねーなんて話をしてしまうのは何だかなぁ。三人揃ってひねくれてるだけか。で、ニュース映像の端の方を探してみて、ひとまずすぐ見つかったのは東京メトロのマーク。そりゃまあ、ランナーに支給されたポリ袋……もといレインコートにマークが付いているんだし、分かるわなぁ。それから、参加者の荷物を入れた袋が大量にバスに積み込まれていて、これにアシックスのマークが付いていたから、これもスポンサーになってんだろうなと分かる。
 後は中継放送をしている局があったから、そこも金出してるだろうなーと思ったら、共催の形で五社くらいが参加している。この辺りからはウィキペディアで調べてみた情報。というか、載ってるのね、東京マラソン……。調べてみたら割と大手の企業がいくつも公式スポンサーについていて、そりゃまあこれだけ大規模な企画をやるには金がいるよなぁと。特に都内の道路交通を最大で七時間止めてしまうわけだから、それなりにお金をまいておく必要もあっただろうし、と。タクシーにとっては商売あがったりだし、運送会社にしても今日はしばらく仕事にならなかっただろうし、ねぇ。
 さてはて、スポンサーの並びを眺めてみると、まあアシックスは分かる。スポーツ用品だし。トヨタ自動車が入っているのは、中継車を出したりする関係もあってのことだろうか。大塚製薬は、ウィキの方でアミノバリューと書いてあるから、ドリンクの方ということに。セイコーが入っているのは、計測用の時計か。そういえば、銀座も走るということでコース紹介のときに銀座の映像もあったけれど、映っているのはほとんどがセイコーのビルの映像だったなぁ。代名詞であるとは言え、スポンサーの都合もあるんだろーかと勘ぐってみたり。
 そういえば、世界規模での大企画、オリンピックでは、スポンサーになる企業の広告効果はかーなり大きいものになる。それだけにスポンサーになれる企業というのも結構限定がかかる筈だったなーとか。会場の各所に取り付けられるスピーカーであるとか、選手に渡されるドリンクであるとか、選手が羽織っているジャケットであるとか、選手が履いている靴であるとか。そういうのを考えると、広告効果は大きいよね、と。
 文化振興に貢献するという面はもちろんあるけれども、企業がスポンサーになる背景には当然そういう勘定もあるということ。個人単位では難しい規模の企画も出来るようになるし、企業の側は宣伝もできるし。別に悪いことは無いんだよね、と。ただまあ、たまにこりゃ広告宣伝のためだけに企画しなかったか、という感じのイベントもあったりするけれども。

読み:コミックス『薬師寺涼子の怪奇事件簿』五巻
買い:文庫『進化しすぎた脳』、コミックス『薬師寺涼子の怪奇事件簿』五巻
途中:文庫『人間への長い道のり』
月次読破:文庫5冊、コミックス6冊
月次購入:13冊
通年度購入:216冊(文庫113冊、コミックス103冊)
通年度読破:213冊(文庫107冊、コミックス106冊)

それでは。

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